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振り直し三回(POW、APP、INT)　 2015 警官・刑事ベース(EDU*20)・特記未使用 年収600万　財産3000万 東京大学の四年生。剣道部所属。父親はベテランの刑事、母親は子供の頃に亡くなっている。 小学四年生の頃、学校帰りに一人で海岸を散歩していた時に『先生』と出会う。初対面の人間に心を許せたのも、もっと話したいと思ったのもあの時が初めてだった。それから頻繁に先生の元へと通って交流を深めるように。夏は海辺を歩きながら鞘一の知らない色々な話を聞いたり、冬は家にお邪魔してみかんを食べながら学校でのことを語ったり。 それからまもなく先生の影響で剣道を始め、才能に開花。幾つもの大会で華々しい結果を残している。 仏頂面の生真面目な青年だが、才能がある故にやや自分以外の人間を見下してかかっている節がある。直情家で(主に先生への)好意を隠さない、分かりやすい性格。必要に応じて嘘などはつくが、指摘されると大抵黙り込む。あまり複雑な駆け引きが向いていない。 唯一敬愛しているのが先生。誰よりも彼に一番だと認めてほしい、自分が一番彼の役に立てる、自分以上の弟子はいないと思われたい。先生から言われたことならどんなことでもするし、友人よりも恋人よりも自分に多く心を割いてほしい。そんな依存すれすれな独占欲を抱えている。 鞘一の母が亡くなったのは小学三年生の頃だった。十代の頃から心を患っていた母親とはあまり外に遊びに行くことはできなかったが、それでも母のことを好いていた。 ある日、初めて「明日一緒に遊びに行こう」と母と約束をして、心弾ませながら父親と共に夕食を買いに行くが、帰ってきた鞘一を待っていたのは首を吊った母の遺体と、『ごめんなさい』と書かれた手紙だけだった。 ずっと母の傍にいたから、いつ、何が引き金でもおかしくないと思っていた。だけど母の心の葛藤と自分との約束、二つを天秤にかけた時、自分は“選ばれなかった”のだと思い知った。 男手一つで自分を育ててくれた父親に対しては感謝もしているが父の元来の不器用さと『自分と同じで母に選ばれなかった人間』として軽蔑もしており、微妙な家族関係にある。 通過シナリオ ・こゝろ　HO2 ・残夏残片 ・は!?俺とお前が恋仲ってガチ!?（KPC） ・2024年神話みくじ

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