タグ： 46猫。 HO『柊』

|職業【狂信者】 |カラーコード Ed2ecb |参加シナリオ *鰯と柊 教祖の元に集う信者の一人。 包容力があり時に厳しく、時に優しい笑顔の絶えない男性。 幼馴染や子供と遊んでいるときは少年のような無邪気な笑顔も見せてくれる。 このような場所で日々を過ごせることを神に感謝しています。 |技能 〖隠す〗 幼い頃の癖なのか物を隠す事が得意。といっても彼が隠してるのは子供達や幼馴染にあげるキャンディだ。 〖聞き耳〗 物音に酷く敏感らしい。そのせいかたまに一人肩が跳ね上がる時がある。 〖図書館〗 教祖様や皆の役に立ちたいと本を読み学ぶことが日課となった。時折子供達にも勉強を教えているそうだ。 ―ネタバレ注意― |技能 〖ペティナイフ〗 母親が良く使っていたもの。 最初から使いこなせたわけではない。本の知識と経験を積んだ結果、どこを切り、どこを突けば人が死ぬか学んだだけだ。 |持ち物 〖指輪のネックレス〗 父親の指にはめられていたもの…に似ているもの。 昔孤児院を抜け出し家だった場所を訪れた時、近くに落ちていたものを拾った。 どうしてこんなものを身に着けているのか正直本人も分かっていないが、何となくらしい。 |名前 〖蘇芳〗《セイヨウハナズオウ》 別名”ユダの木”。ピンク色の花を咲かせ、ハート形の葉を持つ。 花言葉『喜び』『目覚め』『裏切り』 〖治〗 乱れや騒ぎが静まること。問題が解決すること。 不幸なことに私の家庭はろくでもない奴らばかりでした。 毎日こき使われ虐げられ、一度たりとも息子として愛でてくれる日はありませんでした。 両親が異常であることは重々承知していましたが、私はこれを"普通”と認識するようになりました。 そんな時に彼と出会えたのは天啓だったのかもしれません…いや。私はもう神なんてものを信じてはいませんが。 本当に存在するのであれば両親の愚行が許されるはずありませんから。 その時の私は藁にも縋る思いでした。だから彼の言葉にも簡単に頷いたのでしょう。 今更神に祈ったところで。そう思いながらも私は彼の言葉通り祈りました。そうしたらどうでしょう。 次の日には呆気なく家族が行方不明になったのです。 この苦痛から、地獄から解放される。その時初めて…そう。幸せだと感じたんです。 あの時の高揚感は今でも忘れられません。こんなにも心を満たしてくれたのは昔にも今にも彼だけです。 それからは光眩しい毎日でした。親しい友人もでき、多くの人に恵まれ、彼の役に立ち……。 ただ、足りないんです。あの時感じたものが人生で一番だった。 …ああ、勿論日々幸せを感じていますとも。先程申した通り素敵な環境下に置かせて頂いてるのですから。 幼馴染も私の話をよく聞いてくれて大好きですし、よく声を掛けてくれる子供も妹ができたような気持ちになります。 今の私はとっても幸せそうでしょう？ だけど私は欲深い人間なのです。所詮蛙の子は蛙、私もろくでなし。 だからまた求めてしまうんでしょうね。あの瞬間を。 私はまた”神”に救って頂きたいのです。そのためには多少のリスクは負わないと。 通常ならこのような行為は許されません。処刑されてしまっても文句は言えないですね。 けれどそれだけのリスクを背負う価値がある。その上彼の為にもなるというメリットも生まれている。 イイことずくめじゃないですか。こんな大役を担えて私は本当に幸せ者…このような場所に導いてくれる要因となった両親にはある意味感謝しています。 この先、もしも私の罪を彼が気づかれたら…私の罪を赦して下さい。この哀れでろくでもない一人の人間の罪を。 神よ。どうか私をお救い下さい。

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