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✧グランクレストRPG『余燼は消えず』 　　　　　　　　　　　　　　　　　↪︎ 2025.4.6~4.20 ✧HO1 / 君主 君には、燻る混沌から生み出された聖印がある。 その力は王から分け与えられる従属聖印とはまったく異なる強い輝きを放っており、王位継承権のある者のなかでも最有力候補者として見られている。 聖印が発現したのは数年前だが、ただ、もととなった混沌といつどこで出会ったのかは覚えていない。 そして君には兄妹がいるが、君がどう思っているにせよ、彼らからはあまり善く思われていないようだ。 ────────────────────────── 【プロフィール】 エスフレア・ゼルヴァン（Esflair Zelvan） 一人称：僕　二人称：君 次男。若き王位継承候補者。 剣の師に教えを受けながら日々鍛錬をしている。 すでに立派な王である父に統治された平和な国に生まれ育ったことで、おそらく戦争経験はない。 態度は気さくでフレンドリーな好青年といったかんじで、軟派な平和主義。真ん中っ子であることから仲介役になることも多いが、最終的にどちらからもサンドバッグにされているタイプ。 庶民の生活に興味があり、時々お忍びで城下町に遊びに行くことがある。民の人情深さ、ライフハック、あと悪知恵なんかもそのへんで覚えたがそれはむやみに用いたりはしない。あくまで社会勉強だ。 食事に関しては生まれつき味覚異常があるため疎い。腹が満たせれば何でもいいの領域。 ❚ 家族について {PC}は王である父を敬愛し、兄妹2人を愛している。 小さい頃は兄と妹といい感じの枝を拾ってチャンバラごっこをしたり、城の敷地全部を使って広大なかくれんぼをして遊んでいた……しかし、自分に混沌の聖印が発現してからか、はたまたそれより前からだったか、いつしか兄妹から善く思われなくなっていた。これに関して、{PC}は寂しさを感じている。 邪険にされたりもするが、今も兄のことを尊敬しているし、妹のことはかわいいし時たま心配だ。 ❚ 王位継承候補であることについて おそらく生まれた頃よりそういった教育を受けているので、次男であれど譲歩する気はないのだろう。 家で殴られ(精神)慣れているためプライドが高くないように見えるが、意外としっかり負けず嫌い。たぶん本当に幼い頃は、兄との遊びの勝負事で負けたとき「もう一回！」と涙を堪えて再戦を挑むタイプだった。……なので王位継承に関しても不戦敗のようなことはしたくない。 成長した今、兄が王位に執着し、自分を目の敵にしていることも知っている。しかもすでに世間では自分が最有力候補とすら囁かれてしまっている。だからこそ正々堂々と向かって国のために尽くし、兄に勝たなければ意味がないと思っている。 ❚ HO2：ルフェンについて 聖印が現れたのは10年ほど前。それより少しあとに{HO2}との付き合いが始まる。 {HO2}は父が遣わせた{PC}の従者である。記憶喪失らしい。当時からまったく見た目が変わらず、共に過ごすうちいつしか目線は彼より高くなっていた。 彼は自分が竜だと自称しているが、実際竜になれるので{PC}もそう思っている。 兄妹と微妙な距離感になった時期と重なるようにして出会った世話役なので、代わりに遊び相手をしてくれたこともあっただろうし、相談事も聞いてくれた仲だと思う。 {PC}は{HO2}を名前で呼んでいる。 ------------------------------------------------------------------------------- ［細かい設定］ ▸ 名前の由来 【エスフレア】「Es (聖なる) 」＋「Flare (閃光)」 【ゼルヴァン】 熱意、情熱、献身を意味する英語「Zeal」から派生したZelと、オランダ語やドイツ語で貴族の姓に使われるVanを組み合わせたもの。 真ん中っ子なのでバランサーを意識。人の諍いの種に敏感で、火がつく前に仲介に入る潤滑油タイプ。結果的に両者の拳が自分に向くこともしばしばあるが、それで収まるならいいじゃないか！ 喜怒哀楽の怒に関しては、カチンと来たときは「譲歩してあげたのに」と少々上から目線が出る可能性もある。このへんはあるかもしれないしないかもしれないの話……。 好意は素直に口にする。

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