タグ： しおんのこどもたち

■設定 彼女の前歴は彼女自身には分からない。 山の中で、ライフルを手に、茫然自失の状態で座り込んでいたところを、狩猟をしていた猟師のおじさんに拾われた。 年若い、記憶喪失の少女を警察に突き出すのも気が引けた猟師は、彼の手伝いをすることを条件に、身を置くことになった。 幸い、狙撃の腕はあった為、神楽が狩り、おじさんが捌くと役割分担をしていた。 幸せではあったが、何か違和感がぬぐえなかった。 数ヶ月した後、彼女達の下にスーツの人達が来て、連れていかれた。 調べたところ、自分が人間ではない事・オーヴァード…その中のレネゲイドビーイングなる存在である事・ 持っていたライフルはEXレネゲイドと呼ばれ、「フォールンライフル」と呼称される物である事を知った。 何故そんなものを持っているのかは、神楽は知らない。 現在は、UGNが運営する私立学校も兼ねた教育施設で、色々勉強している。 ■神楽のフォールンライフルについて 神楽の持っているフォールンライフルは、喋る事はできないが、 ケーブルに接続することで電子機器を通して対話することができる。 彼(彼女)は、UGNとの対話で、自身を「エロヒム」と名乗った。 どういうわけか神楽と意思疎通はせず、UGNに「自分の事は神楽に内密にしてくれ」と語った。 彼(彼女)は、自分と神楽は何らかの組織によって製造された事・自分は9機、神楽には7機の兄弟機がいる事・ 神楽が拾われた山には、彼女達が作られた研究施設があった事を語った。 エロヒムは神楽の意志を無視して彼女を支配する事もできるが、 自分と接続してオーヴァードになったにも関わらず、自分と違う意識と自我が生まれた神楽に興味を持ち、 彼女の同行を観察するに留まっている。

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