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探索者 佐久間　夏之（さくま　なつゆき） 22歳　大学生 10歳の頃に家族全員でドライブに出掛けた時に、山道で事故に遭い両親を亡くす。 その際に当時4歳の妹の夏夕と共に救助隊に救助された経験から、救急救命士に憧れを抱くようになった。 それまでは病弱気味だったがこの頃から身体を鍛えるようになり、筋力をつけていく。 その後は叔父夫婦に妹と一緒に引き取られ、夏之が高校卒業するまで育ててもらった。 高校卒業後は奨学金を借りて大学に通いながら、親の遺産金を叔父夫婦から貰い、妹と2人暮らしをしていく。 高校卒業後に妹と2人暮らしをしている理由は、義理の父だと慕っていた叔父が長年にわたり妹を性的虐待していたという事実を知ってしまい、妹を救い出したかった為。 叔父夫婦を告発しない代わりに2度と近付かない旨を文書で交わし、口止め料にと遺産金を受け取った。 バイトはしなくとも妹が高校を卒業する頃までは生活できる額はあったので、妹の傍からなるべく離れないような生活を送る。 幼い妹に性的虐待をしていた叔父と、気付いていながらも見て見ぬ振りをしていた叔母。妹と共に8年間育ててもらった恩は忘れてはいないが 何よりも大切な妹を酷い目に遭わせた叔父夫婦を軽蔑する。そしてすぐに気が付けなかった自分自身にも怒りを感じ、これ以上妹が傷付かないように守ろうと決意する。 性格は正義感が強く真面目で勤勉。困っている人は放っておけず、周囲に馴染めていなかった中学の同級生の明にお節介をよく焼き、いつしか親友になっていった。 義理の親に育てられた境遇を持つ明星に親近感を抱いていたが、自分の叔父夫婦とは違い真っ当な明星の義理の親を羨ましく思い、明星を少しだけ妬んでしまう自分に嫌気が差している。 大切なNPC 佐久間　夏夕（なゆ） 16歳　高校生 夏之の6歳下の妹。事故に遭った当時の記憶が曖昧で、気付いたら両親が居なくなってしまった悲しさからよく泣いていた。 小学生になり、悲しさも薄れていき段々と叔父夫婦を本当の親として慕うようになるが、慕っていた叔父から性的虐待を受けてしまう。 叔父からは黙っているようにときつく口止めされ、兄に助けを求める事が出来なかった。そのまま何年も耐えたある日、性的虐待をされている所を兄に目撃される。 激昂した兄によって2人で暮らす事が決まり、自分を地獄から助け出してくれた兄を本物のヒーローだと信じ込む。 兄と2人暮らしをするようになってからもPTSDに悩まされ、兄が出掛けようとすると幼児退行をしたり泣き出したりしていたが 兄の親友の明星と打ち解けていくようになってからはPTSDもおさまり、中学校や普通高校へも通えるくらいに回復していく。 普段の一人称は「私」だが、情緒不安定になり幼児退行した時などの一人称は「なっちゃん」になる。 性格は内気だが兄と似て勤勉家。明星の「自分と同じような苦しみを持つ人を救いたい」という言葉に感銘を受け、自分もそうなりたいと強く思い 将来はカウンセラーを目指して勉強をするようになる。深く詮索しない明星のことを兄の次に信頼している。 明星の過去については兄からも本人からも聞いていないので、あき兄も苦しんだ経験があったんだ、くらいの認識しか無い。 夏之のことは「おにい」「お兄ちゃん」 明星のことは「あき兄」「あき兄ちゃん」と呼んで慕っている。 現在は表情豊かに感情を表現するようになり、本来の性格がでているおっとりした口調で少し間延びした話し方をする。 好物は明星のアルバイト先の喫茶店のオムライス。

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