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シナリオ名『Secret emperor　秘密の皇帝』ＲＷシナリオ ＨＯ3　支部長（支部長クラス・ウォッチャー等の権限があれば良い） 君はＳ市ヒーローを取りまとめる者だ。最近この街で地震での事故率が上がっているとの調査が目に留まる。それだけなら君が心配することはないのだが、部下からある報告を受ける。その内容はＳ市支部の支部員までもがここに来る、現場に行く間に姿をくらましてしまう。支部に襲撃を受けている、とのことだ。移動中に何があったのか、これ以上被害を出すわけにはいかない。原因を突き止めなければならない。 設定： 物心ついたときから親の顔を知らなかった。会いたいとも思わないし、顔も知らないから恨んでもいない。だけどもし会うことがあるならこういうのかもな、「俺をゴミ捨て場に捨ててくれてありがとよ、お礼に弾丸の一発でもくれてやるよ」ってな。 幼いころからスラムで生きてきたからか人から物を盗むことが当たり前になっていた。いつも親友だったあいつと二人でなにかやってた。今思えばあの時の俺たちはヴィランとほとんど変わらなかったのかもしれない。 だけどある日俺たちの前にあの男が現れた。そいつは桁違いの力で俺たちを殺そうとした。俺は怖くなってその場から逃げてしまった。あいつを置いて。戻ってきたらあいつはもう虫の息だった。そのとき何を話したかほとんど覚えてない。だけどあのくそ野郎を必ず殺すと約束したことだけは覚えている。あいつからもらったっこの力と銃に誓って。 だけどあいつを見つけるのに情報が少なすぎた。だからUGNにいけばあいつの手がかりを掴めるかもしれない。そう思ったから俺はヒーローになったんだ。 元々のシンドロームはウロボロスのみだったが親友を取り込んだことによりエンジェルハイロウのシンドロームが顕現した。

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