タグ： いなり参拝者

【通過シナリオ】 『人の心は妖面の如し』HO壱：狐面 - 生還 『シキラレ■■』 - 生還 ーベース職業ー 放浪者（2015） 言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、目星 ＋次の技能から１つ選択：運転（自動車、二輪車）、芸術（ギャンブル）、ほかの言語（英語など） ※上記から一部選択・変更して技能を取得しています。 ー性格ー 気さくで人当たりは良いが、一線は引いているところがある。 人間関係は極力浅くなるようにしている。つまりその場その時のみの関係。 「どうも。狐塚 渉と申しやす。俺はただの旅人でさぁ。名前は好きに呼んでくだせぇ。」 「悪ぃな。一晩泊めてくんないかい？あ、食事は自分でこしらえたものがあるから大丈夫でさ。」 「俺は疫病神だの、死神だの…ま、分かりやすく言いやあ、そんなところだな。今更否定はしねぇさ。事実なんだからな。」 ー趣味・好きなものー 料理、みかん ー生い立ちー 天涯孤独。 家族も友人も、気がついたら自分の周りには誰もいなくなっていた。 かつては誰かに相談をしたこともあったが、その人も行方不明になったか殺される始末だった。 原因を調べて対処しようとしても、どうやら"それ"は自分にしか見えていない様子だった。 「自分は一か所に留まってはいけない」 家はもうからっぽだ。そう思い立った彼は、旅に出る準備をして家を出た。 今は一人旅をしてはや数年ほどになる。 ほとんど自給自足の生活なため、持ってきたサバイバルナイフを使ってあれこれ料理をするうちに料理は自然と上達した。 行く先々では、極力人と関わらないように、極力関わりを持たないようにしていた。 寝床はその時その時適当に探し、野宿することもあれば、優しい人が寝床を貸してくれることもあった。 もちろん、簡単な挨拶のみ交わしてあとは関わらないよう釘は刺していた。時には話せないフリをして、メモ上でやり取りを済ますこともあった。 しかし中には物好きなやつも一定数はいた。 ずっと外さないお面を面白がって外そうとしてくる奴や、話せないフリをいいことに陰口をたたく奴。 さらには彼の雰囲気を感じてか、顔すら見せてもいないが「一晩買わせてくれ」と言うやつもいた。 「俺を買いたい？」 「お前さんは死にたいのか、ただの怖いもの知らずか。」 「度胸試しってんならお断りだ。」 「…まあ、そこまで言うなら仕方ない。お前さんのおわりってやつを彩らせていただきやしょう。」 「最期の晩餐、というやつでさぁ。」 どうせ一晩付き合ったところで、相手は死ぬか、消えるかの運命しかなかった。そのため奔放な部分がある。 いつしか自分のことを死神だの、疫病神だのと呼ぶようにもなった。 ただ言いふらして回るのは流石に恥ずかしいので、警告する時だけに留めて普段はこの言葉は使わないようにしている。

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