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暗黒の祖先+20 10: 恐怖症。その場から逃げ出してしまう。恐怖の対象は常に見える。 5か月 2022/6/12　見果て　生還 一人称：僕 二人称：貴方 常に柔和な笑みを浮かべている穏やかな精神科医の男性。 どんな患者にも優しく丁寧に対応してくれると評判で、勤務先の院内では人気が高いらしい。もともとは気が弱く繊細な人物であったのだが、昔から自分の周りで人が亡くなることが多く、悲しいかな、現在は並大抵の出来事では動じない強い精神力を持っている。 最愛の娘の死を乗り越えて平凡な毎日を過ごしていたが、占い屋でイタコの例祭の話を聞き「もう一度娘に会えるのなら」と一縷の期待を抱いて綸紡村へ足を向けた。 ーーーーーーーーーーー 生まれてすぐに両親が事故で他界している。 心優しい親戚に引き取られて育ったが、大学生の時に親戚一同が悪質な放火に遭い死亡した。 天涯孤独の身となった自分を真摯に支えてくれた女性と長い付き合いを経て27歳で結婚し、娘を授かる……ものの、病弱だった妻は体が出産に耐えきれず、若くして他界。 それからというものの、妻が自らの命と引き換えに遺した娘を大切に育てていた。 ★特記(2015精神科医)★ 1件の狂気において〈精神分析〉のロールに失敗しても、環境を整えたり、投薬を行ったりすることで再度〈精神分析〉のロールを行うことができる ーーーーーーーーーーー 【会いたい人】 娘:静波　幸(しずなみ　さち) 享年10歳。明るく元気な女の子。母親がいないことを寂しく思っているが、寂しさを感じさせないよう、無理をしてでも休日は必ず一緒に居てくれる寿一郎のことが大好きだった。 子供ながらに人の感情の機微に聡く、通り魔事件の際も犯人の存在にいち早く気付き、咄嗟に寿一郎を庇って死亡した。 血塗れの自分を見てひどく取り乱した寿一郎に遺した言葉はたった一言「お父さん、死なないで」。 ーーーーーーーーーーー 【蛇足】 妻:静波　涼子(しずなみ　りょうこ) 世話焼きでしっかりものの女性。結婚当時30歳。寿一郎より年上。 活発な女性であったが体が弱く、出産に自分の体が耐えきれないことを自覚していたがギリギリまで夫に悟らせないよう気丈に振る舞っていた。 最期は寿一郎に看取られて病院のベッドの上で生涯を終える。 最後に遺した言葉は「幸のことをよろしくね。死んじゃ駄目よ、寿一郎」。 Picrewの「Ryon式おとこのこ」でつくったよ！ https://picrew.me/share?cd=ZgFtkE9tNT #Picrew #Ryon式おとこのこ

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