タグ： くじゃ 快刀乱魔

警察・刑事（2015）ベース 職業技能ポイント：[EDU*10+STR*10] 特記：[制服、警察手帳があれば〈信用〉〈説得〉に+20％] 特徴表：[プロ・ドライバー/小さい頃から乗り物で遊んでいた。あらゆる〈運転〉技能が基本値50％となる。] 繰生 環-くりゅう めぐる 弟：繰生 風麻-くりゅう かざま 【オダマキ】 花言葉（一般）：愚か 花言葉（色別）：勝利への決意（紫）、心配して震えている（赤）、あの方が気がかり（白） 別名：苧環（オダマキ）、糸繰草（イトクリソウ）、アキレギア 英名：Columbine（コランバイン） 由来（花名）：花の形が麻糸を巻くために使った、苧環（オダマキ）に似ていることに由来する。 同様に糸巻きに似ているということから、糸繰草（イトクリソウ）の別名もある。 英名は「鳩のような」という意味で、ヨーロッパの道化芝居に登場する娘の名から取られる。 その娘が持つ杯に花姿が似ていることにちなんでいる。 由来（花言葉）：「愚か」の花言葉は、道化役（コランバイン）に由来している。 「勝利への決意」は、かつてヨーロッパでは、ライオンが食べることから非常な力があるといわれ、 人間が両手に葉をこすりつけるだけで勇気がでると信じられていた逸話からなる。 「心配して震えている」は、ヨーロッパでは「捨てられた恋人」のシンボルになっていることからなる。 【家庭環境】 長男として産まれ、10歳差の弟を持つ。 父親はアルコール依存症を抱えており、弟が産まれてからその症状が悪化する。 1日のほとんどを家で過ごさないのにも拘わらず、ストレスの捌け口のために、母親へ日常的なDVを行っていた。 そのため、しょっちゅう設備の修理や壊れた家具を買い直し、いつも金銭的な余裕がなかった。 母親は決して抵抗や反撃をせず、父親の気が済むまで黙ってそれを受け続けた。 その場が収まると、母親は何事もなかったかのように息子たちへ声をかけ、 心配かけまいと笑顔を装う姿は、幼い環が正義感を奮い立たせる理由に十分だった。 近隣住民の通報により現行犯で逮捕されて以来、母親と5歳になった弟の3人で暮らしている。 環にとって弟は唯一の心の安寧であり、年が離れていることもあって、率先して面倒を見ていた。 対して弟は、何でも兄と同じがいいと聞かず、初めて覚えた言葉は「めぐる」なほど、仲の良さが窺える。 そんな弟を可愛がるがゆえに過保護にしてしまいがちで、兄弟喧嘩はこれまで一度もしたことがない。 【学生時代】 高校に上がると強面な容姿や父親の影響からか、根も葉もない噂が立ち、不良と怖れられるようになった。 街を歩けば人が寄り付かないのはもちろん、ガラの悪い大人から意味もなく絡まれる。 環は自分の父親似な顔を嫌っており、周囲の態度から、さらに父親への憎悪は増すばかりだった。 無闇な人間関係を避けるため独りで過ごしていたが、それを見透かしたように付きまとう人物がいた。 派手な格好に対し、幼稚な言動をしながら凛としている彼女は、環に向かって「キミはいいやつだ」と告げた。 理由を聞けば、老人の荷物持ちや捨て猫の世話、迷子になった小さい子供の親探しなど、 これまで環がしてきたことはちゃんと知っていると、まるで自分のことかのように自慢げに語る。 軽くストーカー宣言をしていることに気付かない点も含め、どこか憎めないところを気に入ったかもしれない。 始めは鬱陶しいと邪険に扱っていたが、どんなに突き放そうと素直な彼女に、次第に惹かれるようになった。 母親はふたりの関係を祝福し、息子の成長を喜ぶと、家族ぐるみで付き合うようになる。 しかしそんな平穏な日々も束の間、2年後父親は出所して戻って来たのだ。 父親は家族を恨み、激化した暴力の矛先は環に向けられた。 彼は「俺の人生は終わった、もう何回逮捕されても一緒だ」と吐き捨て、恐怖で立ち竦む環を殴りつけた。 咄嗟にその場にいた彼女が身を挺して庇ったが、あっという間に吹き飛ばされ意識不明の重体となる。 「もっと早く助けを求めるべきだった、自分にもっと力があれば誰も傷つくことはなかった」 その光景を目の当たりにした環が感じたものは、後悔と決意だった。 これが環にとって決定的な出来事となり、警察官の道に進むきっかけとなる。 母親は父親を忘れられない様子ではあるが親戚の支えもあって、なんとか離婚を正式に行うことができた。 彼女は身体に後遺症を患ってしまっており、関わるとまた危険な目に遭わせることになると考え、 悩んだ末に、彼女に試験に集中したいと嘘をついて別れを告げた。 彼女は、あの日と同じ瞳で「キミはいいやつだ」と言って受け入れた。 こうして勉強漬けの生活を続け、無事に警察官採用試験に合格する。 努力が功を奏したように、成績優秀で運動能力も申し分ない環を、誰もが期待していた。 だが、突然訪れた弟の行方不明事件によって、環は更なる執念を燃やすことになる。 【現状と性格】 実績があるにもかかわらず地位や出世に全く興味を示さない環を、面白く思わない人間は少なくなかった。 そのうえ、プライベートを明かさず、本性や素性の知れないところも、 ちゃらんぽらんに言いわけを並べては、自由奔放で飄々としているところも、 上と揉めて第一課から追い出されたのだ、コネで上と繋がっているのだと言われ放題である。 これらは余計な揉め事から回避するためであり、たとえ理不尽な事を言われたとしても、 特に弁明や反論などをせず、へらへらと頭を下げては、おどけたフリで通している。 しかし、警察署の中でも上司にだけは見破られている気がして、内心ひやひやとしている。 必要ないと思えば、人間関係だろうと最低限の物事で済まそうとするのは、 身近な誰かを失ってしまうより、自分を犠牲にするほうが容易いと考えが根付いているためだろう。 相変わらず携帯に登録している電話番号は、1桁を上回る気配はない。 かと言って、大好物のドーナツを頬張る姿は、まるで花が咲いたように顔を綻ばせて、 そのギャップから、署内の一部ではファンもいるとの話もあるが、当然の如く興味はない。 彼はまさに、掴みどころがない『風』のようだ。 【年齢別時系列】 [できごと]　　　　 [環]　　 [弟] 現在　　　　　　　35　　　25？ 第三課へ異動　　　30　　　20？ 第一課へ異動　　　22　　　12？ 弟が行方不明　　　20　　　10 地域課に配属　　　19　　　9 警察学校卒業　　　19　　　9 採用試験合格　　　18　　　8 父親➁度目逮捕　　17　　　7 彼女ができる　　　16　　　6 父親①度目逮捕　　15　　　5 【抜刀セリフ】 抜刀：科戸の風（しなとのかぜ）よ、我（わが）が刃（やいば）となれ 技名：『夜半嵐（よわのあらし）』『風饗（かざまつり）』 クリアシナリオ 快刀乱魔（全員生還） ※以下ネタバレ ●快刀乱魔

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