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KP許可:ステ作製免除、ダイス判定全50 1936年生まれ。もともとはイギリス海軍の軍艦でネズミ退治をしていたが、乗艦が沈没し、ナチのUボートに拾われた。猫として高い知能を有していたため、ナチの非人道的実験の犠牲になり、ユダヤ人科学者の脳をインストールされ、人間並みの知性を持つ猫になった。その際に、ヒトラー総統自らジークフリートとというナチネームを与えられた。ナチの洗脳により、ドイツ民族主義的思想に染まってしまったが、奥底にはイギリス的な自由主義的思想が眠っている。 　ドイツ敗戦後も、訴追を免れた研究員のAにより、極秘裏に西ドイツの研究所で飼育されていた。寿命を迎えたのちも、自らのクローン体に意識を移されることで、疑似的な永遠の命を獲得した。 　Aは、東西ドイツ統一後、裁判にかけられることなく平和裏に天寿を全うした。ジークフリートは、Aの孫のBに引き取られた。 　その後、外交官のCと結婚したBは、Cの赴任先である東京へと移ったが、ジークフリートは、東京のドイツ大使館でのパーティーで、東洋人に対する人種差別的発言をしたことで、大使館を追い出され、神奈川県川崎市中原区の武蔵小杉で、タワマン住民の食べ残しを醜くあさる野良猫へと身を落とした。 現在のクローン体の肉体年齢は人間換算で30歳程度である。

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