タグ： akiasPC 鳥鯖

家族構成：養父（故）、妹（義理） 妹の篠(しの)は現在他家に養子に行っている。度々顔を出しては生活の心配をしている。 『無鑑査刀匠』取得 （審査・鑑査の必要ない「無鑑査」で出品可能と認められた刀匠のこと） 【自己について】 [家族] 爺さんは俺にとっての師匠であり養父。 俺は現代じゃあ珍しく山に捨てられてたらしいぜ。爺さん曰く、拾ったのは気紛れなんだとさ。 その後もどっかから女の子を拾って来ちまうし、子が捨てられやすい山なのか、あるいは爺さんの趣味なのか。 [独身] 俺は日がな一日刀のことを考えてるつまんねぇ男だからな。 篠(しの)——妹には所帯を持てとか言われちゃいるが、そんな甲斐性はねぇや。 生計立てられてるのは偏に『王の旦那』のおかげだからな。旦那にゃあ足を向けて眠れねぇぜ。 [技能] 刀を作ること以外は全部手遊びだ。 機械修理ができるのも、自分で修理が出来た方が早いから……って具合にな。 家電が壊れた時、修理の兄ちゃんたちに御足労頂くのも申し訳ねぇだろ。 料理も態々山奥に足運んでくれる客への最低限の持て成しだ。 とはいえこれに関しちゃ以前旦那が来訪予告を早めにくれた事があってな。 その時、知り合いの料理人に弟子入りして料理の腕を磨いたって訳だ。 趣味の域を出はしねぇが、旦那が口をつけてくれる程度ではあるみてぇだぜ。 [刀を作る理由] ——越えたい刀があるんだ。 幼い頃に見た刀。 銘すらない、作者も知れねぇ刀。 だがその月のような美しさに俺は心を奪われた。 爺さんがいつの間にか手放したみたいでな、家の中ひっくり返しても出てきやしねぇ。 俺はそんな記憶の中にしかない刀を越えるためだけに、生涯を懸けてるのさ。 【養父が話したこと】 ————おまえは虚ろだな。 見つけた時からずっと何も映さない硝子のような目をしていた。 儂が命じないと食わないし寝もしない。そりゃあ不気味に思われて捨てられもするだろう。 あるいは、捨てられたから中身を失ったのかもしれねえが。 それなのにだ。寝屋に置いておいた刀を見て、おまえは文字通り目の色を変えやがった。 ああ、取り憑かれちまったんだなと、そう思った。空虚な器に刀が取り憑いた。 ------------------------------------ 【通過シナリオ】 [まれびとこぞりて] ・樺島 江奈（猟師の嬢ちゃん） ・黒亥 黝弦（王の旦那） ・冬牙 快利（作家先生） 4ヶ月の不定（一時的偏執症→あの日の刀をより求める）

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