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《職業：警察官》（クトゥルフ2015より） 職業技能ポイント：EDU×20 《特徴表：3,7／俊敏》 《特徴表：6,4／実は生きていた》 理性的で冷静沈着。記憶力や洞察力に優れており、総じて頭の回転は早いが、マイペースかつ自分の興味が無い事柄に無頓着で、人の話をよく聞いていないことが多い。そのためかよく変わり者扱いされている。 幼少期、1度だけ父親から"お前には妹がいる。„と一言だけ告げられた。しかし、当時はそこまで興味を示すことも無く、時間と共にその記憶は薄れていった。 そうして高校生になって少し過ぎた頃、友人と兄弟の話になり、ふと昔の記憶が甦った。名前も顔も知らない妹の存在、単純に少しだけ興味が湧いたのだ、あまり人や物等に興味を示さなかった彼には、珍しい事だった。将来の夢も目標もなく、今まで適当な人生を歩んできた彼にとって、この妹探しが目標なっていった。 しかし、一般人が得られる情報量には限界があった。探せど探せど、妹は見つかることは無く、半ば手詰まりの状態だった。探偵を頼ることも考えたが、あくまで自分で見つけることに拘った。ある日、サイバー犯罪対策課を題材とした刑事ドラマを見た。これだ、と思った。今まで培ったこの技術を生かせる職業、そして警察として得られる情報。ここでなら、妹を見つけられる気がした。 そこからは早かった。警察学校を首席で卒業し、交番勤務をこなし、ようやくサイバー対策課に配属が決まった…はずだった。配属が決まったのは別の部署だった。ある程度組織に囚われず自由に動ける所、らしい。一抹の不安と少々の期待を胸に、彼の刑事人生が始まった。 目標は潰えた。今は何も考える事が出来ない。

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