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俺/君、呼び捨て 「あなたはわたしの殺人鬼」HO1-かいぬし 良い人。ケーキ作りが好きな男性。良い人。 甘いものが好き。ギャップに萌えるタイプ。 明るくて気さく。メンタルが強いのでクレーマー対応は大体してた。良い人。記憶力が程々に良いため常連さんと仲良くなることもしばしば。 気に入ったものへのこだわりが強い。働いてるケーキ店でそれをすると仕事にならないので、仕事中はある程度妥協してる。 ノンケ。好きなタイプは背が低めで可愛らしい子。ケーキが似合いそうな女の子が好き。 恋人がいた事はある。非童貞処女。 -以下HOネタバレ- 自分を殺した殺人鬼に恋している。 可愛さ余って憎さ百倍、逆もまた然り、愛と憎悪は裏表。 自分を殺した瞬間の彼の顔が、憎くて憎くて憎くて憎くて愛おしい。 こんなにも鮮烈な感情を誰かに抱いた事は初めてで。 嗚呼、確かに考えても見れば、脳を揺さぶって、手に入れたくて、自分だけを見て欲しくて、自分の全ての価値観を壊し尽くして、他のものなんてどうでもいい、日々相手を考えながら過ごすだけでワクワクする、そんな想いが恋ではない筈がなかったのだ！ 自分が監禁されていることに気が付きはしたものの、彼と過ごす楽しさの方に気持ちが割かれている。場所なんてどうでもいいんじゃないか、どうせここを出たら、一度死んだ人間なんて死んでしまうんだろうから。それでもまぁ、ここで過ごすのならもう少し詳しくこの場所について知っていた方がいいかなぁとは思いはする。 死ななくて済むなら死にたくなかったけど、今となってはどちらでも良くなりつつある。 生きてお家に帰れるなら帰りたい。でも、可愛い「かいいぬ」を手放すのはあまりにも惜しい。 2人で暮らしていけて、君も二度と誰かを殺す事がなくて、あの表情を誰かに見せることもなくて、それならここでずっと暮らすのもいいんじゃないかな？ 男には興奮しない身体だったけど、可愛いかいいぬちゃんならいけるなぁって思わなくもない。多分勃つ。普段つんつんしてる子がとろんとするギャップとかも、いいよね。性癖を歪まされた気がする。 ------------------------------------------------------------------------------------- __◆公開HO__ __HO1　かいぬし__ あなたは「かいいぬ」を飼っている。一般人だがだれにも渡したくない。 ------------------------------------------------------------------------------------- __【秘匿HO】__ HO1　かいぬし あなたは「かいいぬ」を飼っている。あなた自身は一般人だがだれにも渡したくない。 ──そう、普通の一般人だ。一度死んだこと以外は。 あなたはHO2に殺された。普通に過ごしていたある日、人気の無い道で襲われそのまま死に至った。死の瞬間すら覚えている。 その瞬間、自分は死ぬのだろうかとあなたは犯人を憎んだ。憎んで、憎んで、憎みすぎて、せめて一目顔だけでも見てやろうと首を上げた。 そしてあなたは見たのだ。殺人鬼の顔を。そのとき、自分を殺すHO2の顔が表現しきれぬほど愛おしいものに感じ、一目惚れしてしまった。憎しみが行き過ぎて、それはあなたにとって恋となった。強烈な恋をしたせいか、自分が襲われた時の殺され方や他の事はよく思い出せない。 けれど死んだと思ったあなたは、何故か目覚めると部屋にいた。部屋にはHO2が倒れており、脳内に声が聞こえた。 「彼/彼女はあなたのものだ。ここで好きに飼えば良い。その憎しみを晴らすと良い」 憎しみといえば憎しみだが、これは"愛憎"だ。どう憎もうか、どう愛そうか。 ひとまずあなたは試しにHO2を飼うことにした。殺人鬼であるHO2が、これ以上自分以外のだれも殺さないように。 それは良心があるからかもしれない。ないとしても、あなたはHO2を飼うだろう。 あの殺すときの最愛の顔、あれを他の誰にも見せたくない、だれにもHO2を渡したくないから。HO2を飼い犬のようにかわいがろう。幸いHO2も慣れてきたのか、この監禁を喜んでくれているようだ。 また、HO2は自分を殺したことを覚えていないようだ。いつ明かそうか、あなたはとてもわくわくしている。 それにしても、この部屋は"何の部屋"だろう？ HO2を監禁するのに夢中になって数日、まったく部屋の中も外も見ていなかったあなたは、ようやく今日になって気づいた。 あなたが今過ごしている部屋は、まったく見覚えのない、アパートのような部屋。 "あなたがまったく知らない場所"だ。そしてあなたもここから出られないことがわかる。あなたはHO2を監禁し────監禁主であるあなた自身も見知らぬ存在に監禁されていた。 あなたはあなたの意思で、故意にここに来たわけではなさそうだ。 これは「恋」で、「故意」じゃない。``` -------------------------------------------------------------------------------------

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