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小学校の入学式の後不慮の事故で両親と死別、母方の祖母に育てられた。おばあちゃんっ子。 事故後暫く塞ぎこんでいたが、自然に囲まれた場所での生活のお陰で心の傷も癒えていった。 遊び場はいつも自然の中で、野山を駆け回っていた。 祖母に楽をさせてあげたいと思い大学進学を希望するが学力が足りず自衛官になった。 きつい訓練等あるものの人間関係にも恵まれ本人はその生活も楽しんでいる様子。 給料を貰って祖母においしい物をご馳走するのが一番の楽しみ。 最近寝るのが怖い（夢を見るのが怖い）ので睡眠薬を飲んでいる。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【あけて、あけてよ！】2017.01.14 　神様の大事なクリスタルをぶっ壊して死ぬところだったしNPCの両腕を犠牲に帰ってきた 　三日間の悪夢デバフ付き ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【毒入りスープ】2017.01.14 目覚めるとまた見知らぬ部屋で今度は白いローブを着ていた。 部屋にはもう一人、狩野さんという女の人が居た。 同じ部屋に落ちていた紙切れに書かれていた内容いわく、毒入りスープを飲まないと帰れないとの事らしい。 机の上にあるスープはまだ未完成で、それを完成品（毒入りのスープ）にしなければいけないという事で、更にそれを飲まなければならないと来た。 飲んだら死ぬし、飲まなくても死ぬらしい。なんて理不尽。 狩野さんと一緒に毒を探すが毒は在庫切れ、スープの材料は人の血だという事が分かってしまった。 人はそれをスープとは言わないと俺の常識が訴えているが今はそれ所ではない。 探し回っていると書庫の本についていたべとべとした液体、それが猛毒のものであると狩野さんが教えてくれた。 狩野さんが一緒で本当に良かったと思う。まぶしい。 本は持ち出してはいけないらしいので一旦その場に置いておいて、他の部屋も見てみる。 奴隷の部屋には拳銃を持った女の子がいた。 拳銃をその場においてくれるかと頼むとすんなり応じてくれた。そして見つけたメモには「とてもいい子で命令は何でも聞く」と書いてあった。 更にその近くには首の無い死体、もう頭がおかしくなりそうだった。いや、既におかしくなっていたのかもしれない。 最後の一室、礼拝堂の中を小窓から覗くとそこには何かがいた。 それを見てしまったその後どうやら気が触れてしまったようで、狩野さんと女の子には酷いことをしてしまった気がする。 狩野さんと女の子と一緒に本についていた毒を混ぜたスープを飲む。とても気持ちが悪い。 ぐらぐらする意識を手放して次に目が覚めたときは病院のベッドの上だった。 その後外科病棟から精神科病棟に移されてしまったが、これから先また普通の生活が出来るのか今から不安です。 そういえば、狩野さんとあの女の子も無事だったのだろうか。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【人魚姫の物語】2017.07.09 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【理不尽スケベ密室】2017.10.1 久々の休みだやったー！ってご機嫌でベッドダイブしたのに目が覚めたらブリーフと靴下と野球帽を被ってた。本当に許さない。 でも俺一人じゃなかった、心強い…心強いけどこの格好だとしまらない。 設楽さんと田中さんと部屋を見回すと天狗のお面が壁にくっついていて色々要求してくる。 俺知ってる、これは素直に従った方がさっさと戻してもらえるやつだ。 俺の休日が掛かってるんだ早くここから出たい。 天狗（天の声）の言うスケベポイントを貯めて最後の部屋までたどり着く。 道中は思い出したくないです。辛いです。 設楽さんは妙にこなれた感じでした。 うどんを作って田中君が天狗に食べさせると大宇宙が広がった。もうどうにでもなれ。 天狗はどうやら満足したようだ。目が覚めると自分の部屋だった。しんどみがあふれる。 疲れがドッときて結局折角の休みを寝て過ごすことになった。許さないぞ天狗。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【お前は誰だ】2018.1.27 目を覚ました所は病室のような白い部屋だった。あんまり覚えてないけれども、どうやら路上で襲われたらしい。物騒な世の中だ。 もう一台あったベッドの上にも自分と同じような簡素な白いローブを纏った女性が寝かされていた。 彼女は焔尾さんというらしい。一緒にここから出ることになった。一人じゃないと思うとちょっと心強い。 各部屋を回ってみると病院というより研究所っぽい雰囲気だった。 変な機械もたくさんだし、PCには被検体番号と結果とか。俺と焔尾さんの首の後ろにもナンバーが振られていた。 どうやら俺達が被検体ぽい？何されたか全く覚えていない。一体何をされたんだろう。 道中冷凍室の中の死体の数々を見たり、錯乱した研究員ぽい人に襲われたりしたけども、焔尾さんが隣にいたから大丈夫だった。 絶対一人だったら進めなかったと思う。彼女はとても強い、ちょっと尊敬の眼差しだ。 休憩所を抜け、更に奥の部屋へ進むと俺達と瓜二つの人達がいた。 俺には双子なんていないし、焔尾さんにも多分いない、居たとしてもここまでそっくりそのままになるだろうか。 色々と疑念は生まれるけど敵対はしてこない、むしろ協力的。ありがたい。 そして時限爆弾まで解除してくれた！！！これは天才ではないでしょうか…天才ですね！！！（コンピューター-70で成功させてた） 研究所最奥の部屋に行く途中で更に仲間をゲットした。本郷さんという女性で、頭に縫い傷があった。嫌な予感。 予感は的中して、こいつが研究員を操っていたり俺達を気絶させて連れてきた犯人だった。ミ＝ゴ！！！ 黒幕を倒したけど結局カードキーは人数分なかった。つまり、 焔尾さんは直ぐに結論を出してくれた。俺達がもっているカードキーを2号に渡すって。 俺達はここからは出られないらしい。でも俺もなんとなくだけどそれが正しいって思った。だって俺たちは外では生きられないと思う。 そういう情報はなかったけど自分の体は自分が一番分かってる、きっとそういう事なんだ。 焔尾さんは俺を殺してくれるって言ってくれたけど、女性にそんな辛いことさせられないって思って 食い下がったけど首を縦には振ってくれなかった、やっぱ強いなあ。 最期の場所はこの研究所で一番きれいな所、仮眠室にした。 まだ何か言いたげな俺を布団に横にして、彼女の手には注射器が握られていた。毒じゃない、麻酔だ。 ちょっと苦笑しそうになるのを頑張って堪える。彼女は、焔尾水那美は強くて、とてもやさしい。そう感じた。 目覚めた時、彼女が一緒に居てくれてよかった。 一人だったら絶望してここまで来る事も、2号さん達と出会う事も出来なかっただろう。 俺は彼女の明るさに救われてたんだろう。だから希望を失わずにここまでこれた。 その結果が此処で眠る事だったとしても、それはそれで良いかなって思える。短い人生だったけど、偽りの体だったけど、それでもこう思う気持ちはクローンの鳥差啓護の気持ちで間違いない。 一緒に歩いてくれたことを、そして俺の命を絶ってくれる事を 仄暗い研究所で生まれて、暖かい太陽の光を浴びる事も叶わない俺達だったけど、怖かったけど、でも心はとても温かかった。だから、 「短い間だったけど楽しかったです」 2本目の麻酔が打たれて朦朧とする意識の中、おやすみ、って聞こえた気がした。 おやすみ、焔尾さん、俺先にいってあなたの事まってますね。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【消えた少年】

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