タグ： サイコメイズ 黒いガレー船

両親は小さい頃から新興宗教にどっぷりと浸かっており、両親が発作的に新興宗教の合宿に行ってしまうため 必死に自宅の鍵を開けようと努力しているうちに鍵開けが得意になった。 自分に宗教を強要する両親と、内的葛藤を常に抱え続けていたために 中学時代から「自分こそが神なのではないか」という考えに取り憑かれその考えを妄念的に信じることで学校に通っていた。 大学受験において、東京大学のみの受験を強要されていたため２浪した。 結果として入った３流大学に通うことに身体的抵抗があったために入学直後に留年。 その後、どこにいても神の恩寵は人に届くと自分に言い聞かせながら通学するようになった。 無神論者や、自らを馬鹿にする同級生に対しても 「神は等しい」と説得したりはせず、人の身を借りている我、という立場で話をする。 自分の話をいつも興味深く聞いてくれる犯罪心理学研究者の愛田に対しては 信仰に厚き子であると思っているため、調査に非常に協力的である。 医師の診察を受ける場合においても協力的であり神の心を理解するように解く。 好物はハンバーグランチであり、母に創ってもらえなかったので、大学入学後は1/4日の割合で食べている。 父から送られてくる仕送りを、神へのお布施と信じることで自我を保っているが、薄々父の期待の重さも感じている。 家族については聞かれたくないので、「神に家族はいない。神の家族は、全てが家族である」と言う。

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