タグ： さのPC とある幸せな家族の話 HO4

・精神分析法 手を握り、「大丈夫だよ」と声をかける。子供の自分が落ち着いている様子を見せることがなによりの精神分析法だと考えている。 看護師志望の小学六年生。 年齢の割に大人びていて、物静か。 生まれつき病弱だったため、病院に通うことが多く、その時お世話になった看護師に憧れ、同じ道をめざしている。また、名前の由来である駆逐艦電の救助活動の話を父から聞いたことも、人を助ける仕事に就きたいと思うきっかけとなった。 体力はないが賢い。心のケアの分野にも興味があり、将来は患者さんの不安を取り除いてあげられるような看護師になりたいと思っている。 動物園のお土産に買ってもらったパンダのぬいぐるみが宝物。「ぱんぱん」という名前がついているが、恥ずかしいので家族には内緒。電にとっては家族のようなもの。夜は抱っこして眠るし、家族に言えない悩みはぱんぱんに話している。 しかし、それも全てあの日の火事によって失ってしまった。残ったのは、端の焦げたハンカチだけだ。他には、何も、残っていない。 【部屋にあったもの】 ・本棚 児童書や動物の図鑑が多く並べられている。最近はハリーポッターがお気に入り。 ・ぬいぐるみ 大きなバスケットのなかに並べられている。犬と猫とリスとパンダのぬいぐるみが一つずつあり、中でもパンダのぬいぐるみはお気に入りのため、少しくたびれてしまっている。 ・ランドセル 深い青色のランドセル。六年間使ったので使用感はあるが、大きな傷や汚れはない。 ・ブタの貯金箱 オーソドックスなピンクのブタの貯金箱。あまり中身は入っていないのか、振ればカランカランと音がする。 ・駆逐艦電のプラモデル お小遣いをためて買ったもの。自分の名前の元になった艦なので興味があり、そのあたりの歴史について調べたりもしている。 【学校での様子】 基本的に物静かで真面目。しかし自己主張は激しくなく、周りに流されてしまうところがある。 成績は基本的に平均以上。しかし、音楽と体育の実技はその自己主張の弱さと身体の弱さによって芳しくない。 また、これは家族には内緒にしているが、体調を崩して保健室によく通っている。

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