タグ： 金糸雀の欠伸

「法治に感情を挟む必要ない。必要なのはシステム上の合理のみだ」 「おう！今日もお疲れさん。このあと時間はあるか？実はここに期限が近い割引券があってだな…どうだ、よければ付き合ってくれると嬉しいんだが」 感情と仕事を完全に切り離して生きてる系警察官。 父(旧姓:大岩)は警察官僚で母は与党の議員という現代社会の悪党と思われるような家族構成だが、至って健常な家族関係を築いている。 父は料理上手で、またグルメ好きなのでそれに振り回されて趣味がグルメ巡りになってしまった。 母は杖術の達人で、きっと技能的には95%くらい。今まで勝ったことがなく、偉大な師匠だと思っている。 性格は母親譲りの世話焼きおじさんで、かなりの人好き。 ただ、常人を遥かに超えて不器用なので色々とやらかす。 気は効くけど、手を出せば失敗だらけなので結局周囲をハラハラさせる要因となってしまっている。 このポンコツっぷりは本人自覚しており、陰ながら改善のための努力をしているらしい。 「うーん…豆を箸でつまむというのは本当にな人のなせる技なのか…うむむむ」 昔の事件で右足に後遺症が残るほどの怪我をしたため現在では杖をついて生活している。 そのため武術の稽古はしばらく休み、現在は銃の扱いに重点を置いて訓練し続けており、今では警察内で指折りの射撃技術の持ち主となっている。 彼が警察で働く上での根本は、父親譲りの 「社会システムが望む合理性の完遂」 であり、これが彼の持つ正義の屋台骨。 「柔軟な思考と堅牢なシステムの両立が法治における最適解」と考えており、システムを司る警察組織の末端である自分はそうした最適な法治支配の為の部品であるべきと心がけて職務に精励している。 このため、法の執行に際しては一切の感情を排して行うので側から見ると凄まじい二面性を持っているように感じられる。

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