タグ： 佐竹班 ⚠️ネタバレ注意

【ネタバレ注意】 人が望むものを手に入れる瞬間とそこまでの過程を見るのが大好き。 同じ理由で自分にアピールしてくる女性が大好きで付き合いもするが相手が満足し努力をやめた途端に興味も失うため程々に遊んですぐ別れる。暇な時は自ら声をかけ相手がこちらへ興味を持つように誘導することもある。 失われた遺品のため(海達からしたら信じられない行動理由)にリスクの高い怪盗稼業をするというユーリ達に興味が湧きチームを組むことにしてからは2人の行動を傍で見る事が一番の楽しみになっており女遊びは控えめになった。 透子とはどちらが死んでも必要以上に悲しんだり命を投げ出すような事は絶対にしないと誓い合っている。 お互い人生楽しく生きて欲しいと願っているがそれはそれとして飄々とした笑顔よりも葛藤に苦しんでいる時の方が人間らしくて魅力的だと思っている。 ある朝投函された新聞をきっかけにブラックダイヤを巡る怪事件に巻き込まれる事になる。 ユーリの様子がおかしい事には気付いておりなにか自分達には言えない悩みがあるのだろうかと考えそれとなく様子を見ていた。 黄金銃については責任重大すぎてプレッシャーに押し潰されそうだったが一時的とはいえ様子がおかしくなったユーリと楓、表面上は普通だが内心えらい事になってそうな透子を見てここで自分まで潰れたらヤバい気がする…と覚悟を決めなおしなんとか役目を全うする。 実はユーリを撃ち抜いてから無事を確認するまでの間心配すぎて落ち着かず、全てが終わった後全身の汗と手の震えがめちゃくちゃ凄かったが幸い皆それどころじゃなかったので誰にも気付かれなかった。 ユーリの事は弟のように思っており楓の事も不器用で放っておけない妹のように思っていた。 だが、いつからか彼女の笑顔を見ると動悸がしてなんとも言えない気持ちが湧き上がるようになる。 先の事件で不安に怯えながらも懸命に頑張る姿を見てからは上記の感情に加え庇護欲もいっそう強まり恋心自覚一歩手前までいっているがその一歩が中々遠い。 誰にどう思われようと気にした事がなかったが何故か彼女には軽蔑されたくないと思ってしまうと透子にうっかり言ってしまった時は信じられない物を見る目で見られ地味に傷付く。 何がきっかけかは分からないが楓の妹にアプローチされるようになる。彼女の態度から本当の狙いが自分ではなく楓への嫌がらせだと察している。よく分からないがおそらく親しくなるふりをして楓の弱みを掴むか、自分達の粗を探し強制的に疎遠にさせようとしているのだろう金持ちはよくそういう事するし。だが、こっちはその道の(元)プロである尻尾を掴ませずに少女1人欺くなど容易いものだ。 彼女の目的と手段は到底誉められたような物ではないが不屈の精神で自身の目的のためになりふり構わず足掻く様子には好感を持っている。 持っている…が楓が傷つくのは頂けない。ある日薊と会話をしている最中転びそうになった彼女を支えてあげると後ろから走り去る足音が聞こえる。薊の様子と呟きからもしかしたら楓がいたのではないかと考え急いでアジトへ帰り楓の様子を見に行くとちょうどユーリと色々話している最中だった。 盗み聞きをするつもりはなく無事ならばそれでいいとほっと胸を撫で下ろしながらその場を離れるが船での一件以降僅かに鋭くなった聴覚のせいで楓の声が聞こえてきてしまう。 ………………ちょっと一服して気持ちと状況を整理するか(混乱) 色々と整理した結果自分の気持ちに気付く。どうして今まで気付かなかったのか…と頭を抱えているとその様子を見ていた透子に冷やかしながら問いかけられる。 それで？海くんはどうするの？家柄とか考えると色々難しいんじゃない？ 確かにその通りだが元々欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れてきたのだ。気持ちを自覚した以上その程度躊躇う理由になどならないと急いで楓のもとへ向かうのだった。 海と楓どちらが先に告白したかはその場にいた当人達しか分からない。 無事に楓と付き合う事になり今まで感じた事のない温かい気持ちに戸惑いつつも幸福を噛み締める日々。 ある日珍しい事に楓から家に呼び出されいくと出迎えたのは楓ではなく薊であった。 執拗に飲み物を勧めてくる薊を不審に思い隙を見て薊と自分の飲み物を交換するとそれを飲んだ彼女が眠りにつく。 ここまでやるとは…その情熱を別の方向へいかせば大成しそうなものだが勿体ないというかなんというか…そう考えながら眠る薊から楓の携帯を見つけ出しそのまま家の中を探索し無事に楓を見つけ出す。 頬に赤い跡をつけ閉じ込められている楓の様子に慌てて駆け寄り安心させるように抱きしめながらこの先薊の行動がエスカレートしていくと洒落にならないのではと考える。だが他人ならばまだしも楓の身内な以上手荒な真似は避けたい。 とりあえず2人っきりになるのだけは避けてもらい可能ならば携帯以外のGPSも持ち歩いて欲しいと思うが流石にそれはいきすぎだろうか……？と悩みつつもダメ元で楓に提案する 楓が提案を受け入れてくれた事に胸を撫で下ろしていたら新たな問題が発生してしまう。楓の今夜の宿泊先である。 ユーリに断られたため透子に聞いてみるとこちらも笑顔で断りを入れてくる。 あいつら余計な気を回して……そう頭を抱えながら考え込む。 別に楓を泊める事自体は構わないのだが海は喫煙者である気を遣ってはいるが全く吸わない子には色々と気になるところがあるかもしれない… んじゃ、俺の家に泊まる？ただ俺タバコ吸ってるからもし気になるようなら遠慮なく言ってね。そしたら別の方法考えよう 返答を待っているとどんどん赤くなっていく楓に気がつきつられて赤面してしまう あーえっと、じゃあ行こうか…？赤面してるのを悟られないうちに楓の手を優しく握る。 思春期じゃあるまいしなんだって今さらこの程度の事で照れてしまうのか……自分の情緒が全く理解できない 皆にこんな顔見られたら死ねるな……と考えながら夕食はどうしようかなどと楓と話ながら帰路に着く

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