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「わー！！お酒！大好き！みんなと騒ぐのさいこーだよぉ〜！」 「おそろいのピアスとブローチ！かわいいでしょ」 「……ネタバラし。したくない、なんてね」 Lionel・Lloyd ライオネル・ロイド ルーカス・マランツァーノ　名前を付けてもらった 暴力団組員ベース イメージ宝石「スファレライト」 スファレライト の石言葉「幻惑」 私を見つめて。目を逸らさないで。真実の自分。 彼の一番古い記憶はゴミ捨て場だ。それより以前にどう生きてきたかもわからない。そんなおぼろげな記憶。寒くて臭くて痛くてひもじい。 生き残るために生き延びるためになんでもやった。毎日寒空の下なんとか食べ物を探した。腹を満たすこと以外は考えられなかった。ごみ箱をあさり盗みもやった。追い付かれてどんなに殴られ蹴られても食料だけは返さなかった。 その日暮しの生活をしていたそんな時転機が訪れる。女性に声をかけられるのだ。5つの頃だ。それこそが現マランツァーノファミリーボス、シャーネ・マランツァーノその人であった。ゴミ溜めの中でみた彼女はあまりにも美しくあまりにも気高かった。この地獄から抜け出せるのであればなんでもよかった。どこに行こうが構わない。その手を取ることになる。 してその後、思っていた世界に行くことにはならなかった。売りにでも出されると思っていたが違った。彼女はマフィアだった。家があり服が与えられ、その上あたたかい食事も出る。勉学も叩き込まれる。裏切りの世界、人を殺さなければならない。なんともなかった。前までと比べれば幸せであった。なによりも彼女に感謝し、彼女のためなら命をも捨てられる。彼女の、ひいては彼女のファミリーの為ならばなんでもできる。来た頃は何も話さず何も感じない子どもだったのが今こうして笑えるようにまでなったのはファミリーのおかげだ。 シャーネも自分にとてもよくしてくれた。仲間たちもよくしてくれた。それ以上に望むものはなかった。期待に応えるため、様々なものの勉学や特訓をかかすことはなかった。シャーネになら裏切られてもよかった。厳しい世界であったが耐えられた。 なので今回、別ファミリーにスパイを任命された時も二つ返事で頷いたのだ。これで命を落としても構わない。彼女のためならば。 それだというのにロックモア・ファミリーに対しても気持ちが強くなってしまったのだ、なお心は重くなる。大切にしたい気持ちが募るたび、自分は彼らに受け入れられない現実に直面する。どちらにもいい顔はできないだろう。恩義をとるべきだ。しかし、今の場所の居心地も悪くない。自分はどちらのファミリーも裏切り続けている。 ファミリーでの自分は明るく、常に人を好きだという気持ちを隠さず言動し、愛嬌のある振る舞いを心掛けている。 性格は軽薄で明るい。ふりをしその実かなり冷静でドライな面もある。仲間のことを大切にし、自分の立場もしっかりわかっている。楽観的であるが、それはあくまでふりであろう。このような状況で常に警戒を怠らないのは当然だ。 一人称は俺。二人称は君。敬語も使えるが、基本的には軽い口調で話す。 好きなものは甘い物、楽しいこと。運転。 嫌いなものはお説教、シリアスな空気。自分。 2015特徴表持ち探索者(使用はKPに一任) (2-4)愛書家/あらゆるジャンルの蔵書を持っている。<図書館>に+20％。さらに図書館に出かけなくても、自宅の書庫で<図書館>ロールが可能となる。 (3-7)俊敏/どんな時でも素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の[DEX*2]ではなく[DEX*5]％である。 20210512 Aconite イーサン・ロックモア　ミハエル・アレキサンダー　イルマ・エズラ

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