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2015作家ベース 特記：自分の得意分野としている技能に+10％のボーナス -------------------- ■特徴表 ・3-7俊敏：どんな時も、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の［DEX×2］%ではなく［DEX×5］%である。 →回避80 ・2-8芸術的才能：稽古事を小さいころに習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の<芸術>一つに［INT×3］%を加える。プレイヤーは音楽、著述などの専門分野を指定すること。→小さい頃から脱走癖があった。＜芸術（脱走）＞に47％ -------------------- 窓井 三十六 小説家。よく締め切りを破りよく脱走している DELLの安いノートパソコン、ぶかぶかの上着 ■締め切りが近付くと■ 急にソワソワしたり焦り出す、かと思えば遊び始めたり急に買い物に出かけたりする 言動が怪しくなる、言う事が急にコロコロ変わる、独り言が増える 言い訳がましくなったり無口になったりと性格にバラつきが出てくる、しかし基本的にクヨクヨしている PCに近付かなくなる（彼女は執筆作業をPCで行っている） かと思えば通販サイトで自分の生活を充実させるためにはこれが必要なのだと強く思い込んだものを大量に買い込む そして夕日を見たり夜の透き通った空気を嗅いでセンチな気分に浸り、しかしどこか浮ついた焦燥感を消せずにいる 傍から見たら自分はおかしい事をやっているのだろうという自覚はある。書けないのではなく、敢えて書いていないのだと自分に言い聞かせる 世の中は本当に理不尽だと思うし、自分をこの仕事に就かせた友人を事あるごとに殴ってやりたくなる 編集や出版社に対して申し訳なくなる、そんな思いを抱えながらamazonから届いた品物をひとつひとつ眺め段ボール箱を解体する 素麺を茹でながら締め切りまでの残りの日数と一日あたりに書かなければいけない文字数を考える。食事が炭水化物ばかりになる そんな人生を後悔したり、部屋を片付け始めたり、終いには宿の予約を取り始めてどこかに逃げ出す もうこうなると、藁にも縋る思いだ。何かを焦って探すように、足早に電車に乗り込み、電車が動き出すと少しだけ安心する 恐らく逃げ出すことは今の自分にとって必要な事だし、いや、そんな事はないのかもしれないが、今はとにかく何も考えられない 家から出たかった、蟠りから逃げたかったのだ 要するに彼女はエンジンがかかるのが遅い 果たして自分は本当に作家なのだろうかと自問しながら彼女は旅先で買い食いをする ■現在の仕事■ 単発の仕事が多い 『窓井三十六』（本名）名義ではホラーを書いている ホラー漫画の原作を手がけた事もあり、若い世代にファンが多い だが作風は荒削りで、まだあまり安定していないようだ デビューして6年。デビュー作は『午前3時の茨城県にまつわる3人の話』 ”午前3時の茨城県”というネットロアをモチーフにしたオムニバス形式のホラー。ちょっと話題になった気がする 『猫町みつる』という名義で詩作や児童文学の執筆もしている 猫町の方は小遣い稼ぎ程度だが逃げ出すことなく楽しくやっている ■過去■ 某掲示板が5ではなく2だった頃からオカルト板に常駐していた 霊感があるフリをしてそれらしい事を書き込んだり、心霊スポット突撃実況スレを立てたりと割とアクティブに楽しんでいた 但し全て釣りで、この頃に”まるで見てきた/体験したかのように書くこと、語ること”の楽しさを知る その後、『五寸釘』というHNで創作怪談をVIPやカクヨム等で投稿し始める その怪談を友人の久須美白洲が勝手に出版社に送り、それがきっかけでデビューが決まってしまう それ故に彼女が言い訳をする時は「この仕事は自分からやりたいと思った訳じゃない」というフレーズを多用する ■性格■ 大体ぼんやりしているか気が動転しているかなので、自分がどんな性格かを自分で把握していない スランプでない時は穏やかであるが、大体スランプである ニヒリストっぽくもあるが、それなりに人生を楽しんでいる（と自分では思っている） 煙草も酒もやる、日本酒が好きだが味はよく分からない 好きな食べ物はコンビニで売っているおでんやホットスナック。セブンのちくわぶとこんにゃくが特に好き 人と話す時は基本的に大人しいが、気を許した人には我侭になったり言い訳をするようになる 集中力はある方、友達は少ない方 エンジンがかかるのが遅いが、一度集中したらずっとのめり込む事が出来る 書く事以外の趣味が無く、執筆をしていない時はただ寝て食べるだけの生活をしている そんな時でも頭のどこかでネタを探してはいるので、何も考えていない訳ではないようだ 厳しい家庭で育った 折檻の名目で暗い押入れに閉じ込められたり、柱に縛られたりした事がある しかし全ての”折檻”から脱出を試み、全て成功している そして彼女は義務教育終了後、家から逃げ出した 家や家族を怖いとは思っていない、しかし帰りたいとも思っていない 低学歴なのが少しコンプレックス スランプの勢いで英検と歴検の勉強を始めた。なかなかいい成績を収めている ■担当編集さんとの関係■ デビュー当時からの付き合いで、生活を支えて貰った事もある 付き合いの長さゆえ、性格や人となり、どの頃合で逃げ出すかまで把握されている シナリオ 『長く短い夜想曲』 『あたしはゆうれい』

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