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●ストリートローグ （2015）ベース 服屋の主人の家に居候しておりたまに店番をやっている。 精神年齢が幼く暴力的。 主人に拾われるまではスリや万引きをよくしていた。 （幼少期） 名家の生まれ。 その家系は、血筋に対する一種の信仰心から近親婚を繰り返してきた。 帝も近親婚によって生まれた子だが、出生後すぐに他界した兄弟たちと違い、何不自由なく生まれたことを神聖視され、大事に大事に育てられた。 幼少期は親が自分へ向ける重すぎる愛情に息苦しさを感じ、いっそ死にたいと何度か自害を試みたものの、そのたびに親に見つかり未遂に終わっていた。 死にたいという気持ちは徐々に親を殺したいという気持ちに変わり、長い年月、その殺意は内気な帝の心の奥底に秘められることとなる。 帝が成長するにつれ、親は帝が「子を残す」ことに執着し始める。子供の作り方を教えてあげると性行為を目の前で見せることもあった。 高校生のある日、親から「実験」と称して性的交渉を求められてから殺意を露わにするが、「私を殺してもいいがお前は生きて子供を残せ」と諭され、その狂気への嫌悪から親に対して段々と暴力を働くようになる。 今となってはいつでも殺せると思っている。 将来的には、帝もいとこの姉と結婚する取り決めになっている。 『家族の国』 「門の発見」（基本ルルブ6版、P290） MP1とSAN値を1d3消費することで「門」が発見できる呪文。 ※シナリオ中使いやすいように改変している。 不定の狂気　2か月 出津くんを探す 【概要】 共通HO:あなたは親を殺したいと思っている 推奨人数；2~3人 推奨技能：目星、聞き耳、図書館、医学 準推奨：心理学、追跡、人類学、交渉技能、精神分析、自衛程度の戦闘技能 推定時間：9〜12時間 シナリオ傾向：シティクローズド ロスト率：中 ※共通HOから察する通り、センシティブな内容が含まれるシナリオになっています。 ※探索者の価値観や倫理観を問うシナリオではありません。 ※火葬場で窯焼きピザパーティーができるタイプのPL向け。 小学生時代から20年後の現代にかけて展開されるシナリオ。 探索者達は小学校の頃の同級生であり、小学生の時は互いに気心の知れた仲であるとよい。（大人になってからの関係性は不問である） また、小学生時代は（アイデア）や（幸運）しかダイスを振らないため、キャラシは大人時代（現代）のものだけでよい。 ■舞台、NPC ・小学生時代 探索者達は T 市という街に住んでいる。 また、仲の良い友人で『出津 覆(いづ おおい)』という幼馴染がいる。 そして共通 HOとして、探索者達は『親を殺したいと思っている』。 経緯、理由は問わない。 学年としては 4 年生(10 歳)が好ましい。 ■出津 覆(いづ おおい) 探索者達の幼馴染で仲のいい友人。 聡明でおだやかな性格。 かつては"クラスの人気者"だったが、昨年から学校を休むことが 多くなった。 絵を描くことが好きで、課外活動では美術部に所属 していたものの、最近は通えていないようだ。 ■太田 陽一(おおた よういち) 明るくわんぱくな性格。元気がすぎてよくあちこちにぶつかっては怪我をしている。 探索者達とは両親同士仲が良く頻繁に付き合いがある。探索者は一度は太田の家に訪れたことがあり、彼は大きな家に住んでいる。 (※探索者達自身と仲が良いかは各位好きに決めること) ■玄野 鈴(くろの すず) 同級生。 T 市の地主であり、分限者である玄野家の跡取り。照山を慕っている。 ■照山 礼一(てるやま れいいち) 図書の先生。 物腰の柔らかい、紳士的な男性で、いつも茶色のサングラスをか けている。 ・現代(成長後) 探索者達は何らかの理由で T 市にある実家を出て生活している。 また、両親は健在である。成長後も『親を殺したいと思っている』気持ちはあってもなくてもよい。 T 市に暫く(10 年間)帰ってきていないのが好ましいが、自由にしていい。 また、T 市について以下のことを知っている。 ■T 市 都内の一か所にある地域。 探索者が幼少時代から独立するまで住んでいた。 探索者達が住んでいたころ、お世辞にもT 市は治安がいい地域とは言えず、犯罪率は他の地域と比べても高かった。 しかし、10 年前に大手自動車メーカーとのコネクティッド・シティ計画が実現。以降は発展し、現在は理想都市としてメディア各所に頻繁に取り上げられるようになった。 市政による福利厚生が非常に充実しており、独自の助成金制度や社会保障制度も魅力の一つとされている。そのせいか U ターン就職する者が非常に多い。 親を殺したい理由や家庭環境などはもちろんNPCどどの程度の仲なのかも自由に決めて設定していただいて構いません。探索者たちはお昼休みや放課後には自然とグループで集まるような、幼馴染の関係になります。

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