タグ： YHC 無次郎

　自信満々、常に前向きな少女。超が付く程の努力家で、自身がエリートであるという強い自負と、それに劣らない責任感を持つ。自身家であるが、数字以外の結果が出ない環境に身を置いていた為、おだてや褒めそやしに弱い。素直で実直な性根をしており、どんな状況にも笑って立ち向かう。チルドレンとしては少々甘い部分が目立つが、人を斬るという点においては躊躇いを持たない。結論として、エリートだから諦めないし、エリートだからやり遂げる……そんな生き方をしている。 　UGNイタリア支部で生まれ育った孤児。両親は分からず、生まれた時からずっとUGNチルドレンとして訓練を重ねてきた。実技成績が非常に良く、優秀なチルドレンとして育つ。生存能力に長け、単独での任務を得意とする。施設から出ることも無くただ訓練を積んできたため、自身の価値はUGNのエリートである一点にのみあると認識している。コードウェル博士の日本上陸を受け、UGN本部の意向で日本支部に送られる。その時コードネームが与えられ、初めての名前に喜んでいる。 　N市に配属され、高校に編入することになったのでコミュニケーションの勉強をしている。また、同年代の友達に憧れている。最近増えて来たので高校生活を満喫中。 　口癖はエリート。RCの為に仏教を学んだ影響で仏教用語や四字熟語を良く口走る。 　オカルト研究部に入ったことで待望の友人を獲得。また、単独任務の最中に拾ったレネゲイドビーイングであるアリエルを保護している。アリエルを立派なエリートに育て上げるため、最近は子育て本を読むのが趣味。お隣さん(凪洞)とは任務の際にアリエルの面倒を見てもらったり、偶に食事を共にする間柄。 　エレナを逃がす為に”狩猟者”伊庭宗一と単独で戦闘し、敗北を喫する。何者かの援護によって死は免れたものの、使用していた妖刀を破壊され、自身は酷い怪我を負った。入院している際、過熱化する日本での状況を受けたイタリア支部が本部に直訴し、ゾディアックとしての適性検査を受ける。この時、とある本部エージェントによる口添えもあったらしい。 　満身創痍での検査の際、アストライアの秤と共鳴したことで伊庭に受けた傷が完治。勢いのままエレナ達を助けに病院を飛び出した。 　ゾディアックの一座となったことで新たなるコードネーム”熱波の乙女(ウェスタリス)”を本部より与えられる。本人は初めて与えられた名前であるアーナイルを気に入っているため、戸籍上の名前は変更していない。

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