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クトゥルフ PC作成ツール
出宮 禾夏 (いでみや わか)
ID:4444460
MD:f35784808dd2d6bb518f626d6e7274b5
出宮 禾夏 (いでみや わか)
タグ:
ろったんさくしゃ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
女性アイドルグループのマネージャー。 マネージャー業をしている時は冴えない感じだが、SNS・紙面等での情報発信がとにかく上手い。 内向的な性格で緊張症。 色々なアイディアが日々頭を駆け巡っているが、伝えられた相手からしてみれば突飛なものに聞こえるらしく そもそも伝えようとしなくなりさらに口下手になったタイプ。 同性3名とシェアハウスを借りて住んでいる。年齢も性格もばらばら。 服飾系専門学校に通っている子に頼まれて、作った服の試着をすることもある(モデルに近い体格の為)。 お互いのことを尊敬・理解しあっているため、家では緊張せずに過ごすことが出来る。 ・[椿原 清史郎]との思い出 概要 1年。アイドルが好きだという出宮のことを笑わず貶さず、内緒にしていて欲しいならそうすると約束してくれた。 部活帰りにお互いがお互いの好きなものを語りあう同盟を組むことになった。 ↓ 2年。出宮にも気を許せる友人が出来た。アイドルの話も、少しずつできるようになった。 ただし好きなものを語る同盟は相変わらず二人きりだった。 この頃には、アイドル以外の出宮の頭に浮かぶアイディアのあれこれも話すようになっていた。 椿原君はそれを止めることなく、ただ静かに聞いてくれていた。 ↓ 3年。お互いの志望する先が全く違う場所で、卒業してしまえば会うことも少なくなるだろうと分かっていた。 同盟はここでお仕舞いにしようと椿原君が言った。 始めたことはきちんと終わらせなければいけない。そうすればこの同盟は完結する。他の誰のものにもならない。 正真正銘、僕達二人ぼっちの同盟だ。 そうして二人で少しだけ泣いて、同志ではなく友人として別れた。 * 彼はとても静かな人だった。 文芸誌の『勿忘草』に堂々と自分の作品を掲載し、それを気取らない姿は気品すらあった。 アイドル誌を隠れて読んでいる私とは、笑われるのではと恐れる私とは全然違う人物だった。 それが第一印象。 初めて話をしたのは入学から半月以上経った頃だったろうか。 話をした、という表現だって正しくはないかもしれない。 内容はただの文化祭の打ち合わせで、つまりは必要に迫られてのことだったから。 言葉を交わしてみれば、椿原君は普通の人だった。 行事の準備を楽しげに進めている姿はむしろ、少しばかり幼くも見えたものだ。 けれどもその目はどこまでも凪いでいた。言葉選びが穏やかだった。 だから、油断してしまったのかもしれない。好きなアイドルの話を零してしまった。 やってしまった。そう思いつつ彼を見やれば少しばかり驚いた表情で、しかしすぐに微笑んで。 「出宮さんの好きなことの話を聞くのは初めてだね。仲良くなれたって思っていいかな」 …笑われなかった。馬鹿にもされなかった。今度はこちらが目を瞠る番だった。 この話は他の誰にも言っていないこと、内緒にしておいてほしいことを伝えれば、彼は了承してくれた。 そして椿原君の好きな作品について教えてくれた。そしてそのことは内緒にしておいてほしいとも。 なんだか秘密結社みたい、と呟けば、彼は「僕たち版のいちご同盟だね」なんて言っていた。 彼の言った同盟の名前が小説のタイトルだと知ったのはもっと後の話。 その時は、また話を聞きたいし聞いてほしい、という魅力的な言葉に頷くことで精いっぱいだった。 こうして私たちだけの秘密同盟が結ばれた。 部活を終えた帰宅時に偶然帰り道が一緒になり、偶然少しばかり話をしている。 そんな距離感を作り上げて回りに気付かれないようにしつつ語り合うのはとても、とても楽しかった。 それからの半年は瞬く間に過ぎ去っていった。学年が上がっても私たちは相変わらずだった。 いや、少しばかりの変化はあった。 この頃から私の身長が一気に伸び始め、目立たずにいることが難しくなってしまったのだ。 物珍しさからか、他の人から声を掛けられるようになった。 初めて関わるようになった人達は思っていたより怖くはなかった。好きなものを話しても大丈夫なのだと分かった。 けれどもその人達から不意に飛び出す言葉の鋭さは、紙で指を切ってしまった時の様で返事に困るものも多かった。 本当に何一つ気負わずに話せるのは、やはり椿原君だけだった。 アイドルの話から頭に浮かぶアイディアのその隅々まで。聞いてもらえることがこんなにも嬉しいとは。 そうしてこちらの話を終えれば、次は彼が話し出す。好きな作家・作品、今度の椿原君の作品の構想。 上手い返しなんて出来なくていい。これはお互いの話を聞かせて聞くための秘密同盟なんだから。 その時間がどんなに心地良かっただろう。 たった二人だけの同盟は、その後も二人ぼっちのままだった。 卒業式の前日。桜は咲ききっていて、明日の式当日もきっと満開なのだろうと思わせた。 授業という授業もほとんどなく、部活ももう終えていた私たちはいつもよりもゆっくりと帰路を進んでいた。 志望する先が全く違っていることを知っていた。離れてしまえば会うことは難しいと思っていた。 「出宮さん」 彼の言葉に顔を向ける。椿原君はいつものように微笑んでいた。 「僕たちの同盟は今日でお仕舞いだ」 どうして、と言いかけて口を噤む。今は彼の番だった。 「僕たちで始めたんだ、僕たちできちんと終わらせなきゃいけない」 「小説も詩も、きちんと最後の行を書かねばならないんだ」 「そうしたらこの同盟は完結する。僕たちだけのものだ。他の誰のものにもならない、させない」 熱を帯びていく口調とは裏腹に、瞳はいつも通りの静謐を保っていた。 「だから終えよう。そして僕たちは友人同士だって、そう認めてもいいんじゃないだろうか」 椿原君から手を差し出された。 この手を握れば同盟は終わり。代わりに友人というありきたりな関係になって、特別ではなくなる。 これからも同盟が続いたとして、二人きりのままでこの先もずっと、なんてことが出来る自信はなかった。 終わろうというのもよく分かったし、彼がたくさん考えてくれたのだということも感じた。 少しだけ迷って、けれどその手を取った。 初めて掴んだ彼の手は温かくて、私の冷えた指先にじわりと熱が沁みる。 椿原君、と声を掛けようとして涙が落ちた。 その向こうで椿原君の瞳も揺らいだ。こぼれたのは私や他の人と同じ涙だった。 私たちは盟約を結んだ同志という関係を卒業して友人になった。 隠す必要のなくなった関係性になった私たちは、そのまま二人で静かに泣いた。 卒業してからも連絡を取り合おう、そんなよくある約束を今更しながら。 ただただ、私たちはまだ子供で高校生だった。 大人になった今、彼とは会えていないし、高校の日々は懐かしく思い出す過去のものになっている。 あの頃、私が彼に向けていたこの感情は恋や愛などではない。 もっと自分勝手でどうしようもなく馬鹿馬鹿しいもの。 それでも敢えて言葉にするならば『執着』か。 椿原君のあの静かな双眸に少しでも長い時間、映っていたのは誰でもない私だと思いたかっただけなのだ。 ★通過済シナリオ 春を呪う人へ 白胎 ※KPレス ☆AF・呪文・遭遇した神話生物 [AF] - [呪文] - [遭遇した神話生物] ---ネタバレ有--- 『春を呪う人へ』 本当は嫌だった。お別れなんてしたくなかった。 前へ進むことを嫌った椿原君とだったら、ここに残ってずっとずっと同じ時間を過ごしても良かった。 秘密同盟は終わらなくたってよかった。その目に映る何もかもが私だけになれるならそれだって。 でも、彼のメッセージを私は見つけられたから。 本当に自分が鈍くて嫌になる。でも今ならまだ取り戻せる。 椿原君。 あなたが話を聞いてくれる時間が好きでした。 あなたが話してくれる言葉の柔らかさが好きでした。 あなたが色眼鏡なく私自身を見てくれたのが好きでした。 椿原君。 私のこの感情は愛でも恋でもありません。それでもあなたを独占していたかったのは事実です。 だからこそ、永遠に卒業できないあなたの背中を押す役割くらい、私がもらっても許されるでしょうか。 あの輝かしい日々に置き去りにしてしまったあなたの手を取っても怒られないでしょうか。 全部私のわがまま。エゴ。でも、それでも私は。 椿原君。 お別れです。本当に本当のお別れ。 どうか椿原君のその目でたくさんのものを映して、知って。 雁字搦めに見える糸をほぐすきっかけがその中に見つかりますように。 そして願わくば、そちらの私との友情が続いていきますように。 さようなら。たった一人の同志よ。 - 『白胎』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18094403)※KPレス ・END1 【選択肢:花(あなたの中身は、ほろ苦い憧憬の味がした。)】 小さく縮んでしまった指先を見ながら、これからどうしようかと考えた。 急に背後から音がする。水槽が開いているのが見えた。 その白い肉が一体何なのかなんて、考えなくたってすぐに分かってしまう。 小さくなってしまったなら、またあの日々が繰り返されるのかもしれない。 それは、背中を押した私には許されない。 無味の塊をどうにか飲み込み続け、違う感触がナイフ越しに伝わる。 ぐいと切り開けば、そこには真っ赤な椿の花が咲き誇っていた。 これはきっと、私の中身だ。 抗えない衝動に駆られて、食器を使う事すら忘れて貪る。 …苦い。胸がきゅうと締め付けられてるように苦くて、いつの間にか泣いていた。 扉を抜けて家路につく。すう、と冬の風が鼻先を掠めたような心地がした。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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