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HO1,2共通秘匿HO　「探偵」 あなたたちは「神話的事象」にかかわったことのある人物である。 その神話的事件の中でとある探偵事務所の所長と出会ったのだった。 あなたたちは現在、その所長の元で働いている。 あなたたちの務める探偵事務所は、「オカルト専門」の探偵事務所だ。 オカルト的事象、つまりあなたたちが一度巻き込まれたような事件の解決を専門としている。 依頼で持ち込まれるのはそういったものばかりだ。 あなたたちは望む望まざるにかかわらず、そういった事件へと巻き込まれる運命にあるのかもしれない。 あなたたちは「24歳以上」である。 HO1　奇妙な縁 準推奨技能:精神分析 あなたはHO3のことを知っている。 6年前、とある連続殺人事件を追っていたあなたは、被害者の弟(妹)であるHO3のことを発見した。 そう、その死体遺棄現場で、である。 HO3の姉は顔を剥がれて殺されていた。 そのショックでか、HO3は過去の記憶を失っているらしい。もちろん、あなたのことも覚えていないだろう。 あなたは「顔剥ぎ事件の記録」を所持している。 また、あなたは精神的に落ち着いており、故に他者を宥めるのも上手いが、少し不器用だ。 POWに+1、DEXに-1される。 あなたは本シナリオ中のみ、<精神分析>にPOW×3の値を追加して良い。 事前情報：「顔剥ぎ事件の記録」 6年前に起こった事件である。 事件が起こったのは龍之市から2,3駅ほど離れた場所にある伊佐凪市だ。 「顔を剥がれた死体」が複数個発見された事件である。 被害者は全員女性であり、伊佐凪市にある「伊佐凪高校」に通う生徒であった。 犯人はいまだに見つかっておらず、最後の犠牲者はHO3の姉だった。 また、あなたは伊佐凪高校に通う生徒が犯人ではないか？と思っている。 名前:八百代 協(ﾔｵｼﾛ ｶﾅｳ) 性格:大人しく物静かだが普通にオネエさん。洋服は中性的だが仕草は女性。雀斑を気にしている普通に乙女。証拠に体格が大きく、声も普通に男性。喉仏を気にしてタートルネックのものしか着ず、夏場はチョーカーをして誤魔化している。髪の色は赤茶の髪が色素落ちしてしまいこうなったらしい。目は生まれつきオッドアイ。 穏和で寛容。どんなことをされても基本気にせず、人を落ち着かせるのが非常に得意。突発した何かはないがそれでも人の役に立ちたいと思っている。基本的にはいい子。ただ女の子に憧れてしまっただけ。恋愛面に関してはバイだがそもそもそこまで恋愛感情がない。薄い。結婚願望もないため多分結婚はできない。 過去 普通の両親の元で生まれ、一人の姉に可愛がられて育つ。幼稚園の時から少々女々しく、鬼ごっこなどよりもままごとや人形遊びの方が好きで、女々しい女々しいと虐められていた。更にシャンプーが髪質に合わなかったのか元々赤茶の髪の色素が抜け落ちピンクの髪になってしまい、そばかすも酷くなってしまった。それが原因で物静かな性格に。オッドアイも交わって虐めも段々とエスカレートしていった。そんな協に唯一味方してくれたのがたった一人の姉。ピンクになった髪を「ヒロインの色」だと励ましたり、オッドアイの目もわざわざ片方のみにカラーコンタクトを入れ、お揃いだと言ってくれるほど優しい姉で、その姉のように人を助ける仕事がしたい、と男性看護師になることを夢に頑張っていたが、その夢の元となった姉はストーカーに刺されて死んでしまった。そのショックからか引きこもってしまい、大学院に通っていたが中退してしまった。そうしてフリーターのままぼーっと生きていたが、25歳の時に神話的現象に巻き込まれ、そこを今の所長に助けて貰った。連絡先も交換し、仕事を手伝いながら相談に乗ってもらううちに所長の姉のような優しさが身に染みて正式に探偵事務所にお邪魔することになった。そして後輩も出来始めた頃に例の事件に遭遇する。HO3のことは守りたいと思っているが、あまり自分が出しゃばって思い出させてしまうのが怖いのか、その子の前には出ようとはしない。被害者を姉に重ねてしまい、犯人を酷く恨んでいる。

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