タグ： ひよこ豆のドール

🔶マリー（主人格） 一人称：あたし 他人称：あんた、○○ちゃん 天真爛漫な子が背伸びをしてお嬢様口調で喋っている感じ。たまに荒っぽさが滲む。 心が壊れているがゆえに、空元気にも感じるいびつな雰囲気。 顔は笑っているが目は笑っていない。 ―――――――――― 🔶ローズ（マリーが生み出した姉の人格） 一人称：わたくし 他人称：あなた、名前呼び捨て 落ち着いていて優雅なお嬢様っぽい感じ。たまに命令口調で、上に立つ者という印象。 マリーとは真逆の静謐な印象で、粛々と敵を屠る。 ―――――――――― 🔶設定 たからものとして少女の頭部（小さなアンデッド）を大切にしており、ローズと呼んで慕っている。 ローズとは、マリーの記憶の中の半身の名前で、双子の姉である。 少女の頭部がその半身のものなのか、半身がローズという名だったのかは定かではない。 マリーは、心が壊れた結果、双子の姉の人格を生み出し二重人格となった（ローズと会話をする際は、無意識に一人二役している状態）。 戦闘など、マリーが怖いと感じる場面ではローズの人格が表に出てくる。 ローズは単分子繊維（ワイヤー）を操り、優雅に敵を殲滅する。 マリーは、自分は生前はお嬢様だったのだと信じている。お茶会の甘い記憶が残っているからだ。 しかし、その幸せな光景を、自分は遠くから眺めていただけのような気もする（暗示：絶望）。 ―――――――――― 🔶生前の設定 ローズという名のお嬢様が飼っていたペットの一人。紛争により孤児となり、双子の姉と共に拾われた。 ローズは少女死体愛好家サークルに属していたが、彼女はただ死体を愛でるのではなく、自らの手で「最高の死体」を作り上げる趣味があった。 彼女の考える最高の死体とは、絶望の中で死んだ可憐で無垢な少女である。 少女たちの美しさに磨きをかけるため、絶望をより深くするために、ローズは死体になる前の少女たちにも愛を与える。 綺麗なドレスを着せ、あたたかい食事を提供し、朝は順番に髪を梳いてやる。 そうして少女がローズを慕うようになったら、少女をお茶会に招待して殺す。 マリーは姉と共にお茶会に招かれ、美しい庭園で夢のような時間を過ごした後、紅茶に混ぜられていた薬の効果で錯乱し姉を殺した。 そして、最終的に自死した。 マリーにとって、ローズは強者の象徴。 ※お茶会後すぐに死んでも良いですし、死のうとしたけどローズに止められて更なる絶望を与えられていても良いです。お任せします！ ―――――――――― 死人工場 2025.3.20～ NC：環境さん PL：会長さん、白桃さん、ひよこ豆（ローズ・マリー） 　　 ―――――――――― 記憶のカケラ：「執務室の写真」 バラの咲き乱れる庭園がうつし出されている。美しく整えられた花園に設えられているのは真っ白なテーブルセットだ。 しわひとつないテーブルクロスには、真っ赤な染みがこびりついている。 あなたは、この場所を知っている。 どこか懐かしく、切ない記憶。 ── あなたはその日、ローズのお茶会に招かれた。 最愛の姉と共に、夢のような時を過ごしたことを覚えている。 今日のために、ローズはふたりにきれいなドレスを選んでくれたのだ。 ──「ふたりに」？ とにかくあなたは夢心地のまま、紅茶に口をつける。 胸いっぱいに広がる、甘く、甘く、強烈な芳香。 なんてこと！　その紅茶には錯乱を引き起こす薬が混ぜ込まれていた。ローズの手によるものだった。 あなたはそれから、最愛の姉を手にかけた。自身の半身、大好きな■■。 ──それから？ 姉を手にかけたあなた。力なく地面に倒れ伏すのはあなたと同じ顔の少女。何をしたか理解するのに時間はかからなかった。あなたが最後に見た景色は、口元を歪めて美しく微笑む「ローズ」の姿だった。 あなたは思い出す。 ここで目覚める前の、最後の記憶。 寵愛点　13

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