タグ： カケスの巣

今をときめく男性アイドルグループ「クリエースト」のクール担当、知的な微笑みとクールな立ち振る舞いが売り。メンバーカラーはブルー。 特技は歌と作曲。絶対音感持ちで、感受性豊か。普段は理知的な言動をしているが繊細な一面もある。 一見すると普段の言動にはあまり現れないが、メンバーやグループのことはとても大切に思っている。隠している訳ではなく、元々自分の気持ちや感覚を言葉として捉えることが得意でないだけ。悠星的には音楽という形に纏めた方がやりやすい…らしいが、ときどき普通に結構派手にデレる(天然)。あとメンバーのことになると案外顔に出ている。 獲得AF『棺』 　あなたが暮らす部屋。あなたはKPCと共にこの部屋で生活している限り、クローズドシナリオに参加した際は一度だけ技能の振り直しが可能になる。この振り直しは技能のみのためSAN値チェックやDEX×5などは不可。また、参加シナリオがクローズドシナリオかどうかはKPの判断を仰ぎ、使用にはKPの許可が必要になる。 　ただしこの振り直しをした上で技能に失敗した場合、あなたは即座に一時的発狂『妄想（今すぐあの部屋に帰らなければいけないと思い込み、帰る為に行動し始める）』を発症する。この発狂はSAN値減少やアイデアロールなど無しで発症する。 　あなたのための密室。 本名は【柊 優世(ひいらぎ ゆうせい)】。若くして頭角を現した指揮者の父と、天才ピアニストの母を両親に持つ音楽一家の息子である。 幼い頃から当たり前のように音楽に接し、触れてきた。そんな彼には3歳歳上の姉…【美優(みゆう)】がおり、彼女もまた両親の才能を受け継いだヴァイオリニストの道を進もうとしていた。 優世自身はただ静かに音楽に向き合えればそれで良かった。しかし、ただピアノをしているだけでは単なる母の真似になるのではないか。不安に思った優世は姉に本当にこのままで良いのか、と自らの進路について心持ちを吐露した。すると彼女は、優世がそう思うなら私も父さんや母さん達も知らないことを始めてみるのもいいんじゃない？と芸能界を勧めてきた。始めは両親も反対してきたが、姉の説得と何より普段は聞き分けが良すぎるあまりろくに主張をしてこなかった優世の明確な意思表示に折れ、どうせやるなら全力で向き合うことを約束し中学生の時に事務所に入った。 その後は生来の才能と真面目さで順調に力をつけていく。そんなある日、順風満帆に思えた高校生の彼の人生に悲劇が訪れる。 大学帰りの美優が暴漢に襲われ、そのまま帰らぬ人となった。 両親は嘆き悲しみ、優世もまた激しく取り乱した。優しく才覚に溢れた姉がどうしてそんな目に遭わなければいけなかったのか。理不尽な不幸に答えを見つけられないまま、両親の期待を一身に背負った優世は【悠星】として必死に努力していく。 これ以上両親を悲しませるわけにはいかない、姉が勧めてくれた道を諦めたくない＿＿新人アイドルとして活躍をし、新しくデビューするグループのメンバーに抜擢されることになる。それがクリエーストであった。 元々アイドルで頂点を掴めればあとはなんでも良いと思っていた優世だが、一緒に活動していくうちにやがてこの4人で輝きたいと考えるようになる。デビューしてしばらくすると人気も出るようになり、熱心なファンも付くようになったが…過度な接触を試みるファンも現れるようになる。出待ちや住所の特定、ストーカーまがいの行動…生まれつき周囲から得る情報が人並みより多く、更に両親の期待や姉の無念を自分を追い詰めるような形で受け取っていた優世は少しずつ精神をすり減らすようになる。そして優世の人生における第二の事件が起こる。 とある熱狂的なファンがついに家に侵入し、精神的に限界を迎えていた優世はたまたま手元にあったカッターで相手を傷付けてしまう。 自分も姉のような目に遭うかもしれないという恐怖、防衛行動だったとはいえ人を傷付けてしまったことに対する自らへの絶望…追い詰められた心で優世はもういっぱいいっぱいであった。そして気が動転した彼は、そのファンの行いは見なかったことにする代わりに優世の行動も咎めないこと、さもなければ自分は自らこの顔や音を奏でる指を手酷く痛め付けて、もうアイドル「終夜悠星」でなくなってしまうだろうと脅しのような交渉を持ちかけた。 実際、このことが公になって優世が悠星として活動できなくなった時には狂った自分がそのくらいのことをするに違いない、という確信を持っていた。 それ以降、過剰な接触を図ってくるファンが現れる度に似たような行動を行うようになってしまう。変に近付いてくるな、頼むから離れてくれ…ほとんどのファンが善良であることは分かっている。自らの行動がとても許されるものではないことも、かつて姉を手にかけた男と程度は違えど同じことをしている罪悪感や嫌悪感…防衛行動でありながら加害し、ある意味自傷行為のようなアイドルにあるまじき凶行だがこちらから暴力行為を働けば相手は動けまいという安心感を得られることに悠星は依存し、辞められなかった。 そして、人気が上がるにつれてそういったファンはしだいに減っていくことに気付く。高みに登れば登るほど、距離感を誤る人間は減っていく…そう考えた悠星は、アイドルとして天下を取る更なる原動力を得た。 クリエースト＿＿日本からはまともに見えない南十字星。常人には届かないその場所で、4人でずっと踊っていたい、歌っていたい… この4人で、アイドルのトップに立つことが、終夜悠星の人生をかけた目標である。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ