タグ： めあたく Bloodaze

【HO1 Detective】 警視庁刑事部所属の刑事。主に刑事事件を担当。 非キャリアにも拘わらず平凡ながら優秀な成績を納めており、周囲から信頼を集めている。 真面目で人当たりも良く、人間関係も円満。常に他人とある程度の距離を取る。 あまり喋らないためミステリアスな印象を持たれがち。それに加味してそれなりに整った顔であるため、異性からは密やかにモテている。 ここ1年は行っていないが大学時代からジムに通っており、身体の均整は取れている方。 中流家庭に生まれ、両親と年の離れた妹に囲まれそれなりに幸せに育つ。 しかし彼の意識は血の繋がった家族ではなく、常に或る他人に注がれていた。 中学時代の同級生だったその親友は、気さくで優しく、朗らかで少し抜けた、皆の中心にいるような男だった。 恋慕にも似た憧憬と執着は、本人に直接向けるには些か重いことは自覚しており、彼の幸せを願い、封じた。 恋人との喧嘩は仲裁したし、結婚式では特等席で祝ったし、子供の誕生にすら居合わせた。 その結果少しずつ摩耗していった彼は、そんな折にとある女性から告白され、交際を経て結婚することになった。 それが今の妻で、親友の2つ下の妹だった。 その報告を親友はたいそう喜び、自分の式のお返しとばかりに、それはもう盛大に祝われた。 親友の笑顔は輝いていて、それは嬉しいことのはずなのに、なんだか酷く痛かった。 それでも親友が笑っていてくれるなら、それだけで良かった。 1年前に親友をある事件で亡くした時は、酷い有様だった。 意気消沈し、荒れに荒れ、絶望に満ちた朝を何度も繰り返した。 死んでしまおうかと考えたことも何度もあったが、親友を殺した憎い犯人が未だにのうのうと生きていることが許せず、その執念だけでなんとか生きていた。 だがしかし一向に見つからない手がかりに少しずつ磨り減り、壊れ、もう限界が近くなっていた。 そんな時─────人ならざる存在に、偶然ながら助けられた。 もう捨てるものがない彼が、分かりやすい快楽に縋るのは時間の問題だった。 現在は5歳の娘と1歳の息子を持つ２児の父。 HO2・イノと肉体関係にある。 不貞行為に罪悪感が無いわけではないが、結婚した理由の大半が「親友を安心させるため」であったため、半ば自棄になっている。 妻は1年前にショックで荒れていたことを知っているため、純粋に彼のことを心配している。 なお、夫が自分の兄を慕っていたことには気付いていない。 擦れているが純粋、どうしようもなく一途。 一度愛した相手は最後まで盲目に愛し抜く、偏愛主義かつリアリスト。 無自覚な依存癖があり、自分の存在意義を他人に求める節がある。 今までは「親友の幸せ」に、事件後は「犯人を捕まえること」に依存している。 後者は本人も自覚しており、事件の解決に近づくと生存本能から若干の躊躇いを見せる。かもしれない。 一人称は「俺」、二人称は「お前」。 他人に対して模範的であるのは、そうしている方が楽だからという、道徳に対する皮肉である側面が強い。 イノとの肉体関係に関して、今まで他者からの愛を拒んで生きてきたため、明け透けな性欲で扱われるのは寧ろ安心する。 彼とのセックスに依存している節すらある。心はともかく身体は既にかなり依存気味。 Bloodaze エンドBにてイノに首筋を噛まれロスト。 後日人通りの少ない静かな路地で発見された彼の遺体は、全身から血液が抜かれていたものの、穏やかな微笑みを浮かべていたという。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ