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外資系輸入品を取り扱う天都グループの御曹司。本人は家のことなど特に鼻にもかけず、基本的にはしっかり者で時々言葉は荒い。根は真面目で凝り性の職人気質。ビジュアルや服装は近寄り難い雰囲気があるが整っている。音楽とロックとNAOH（自分のバンド）を心から愛しているが、表面上にそれが出てくることは少ない。孤独な幼少期を過ごしたためか意外と寂しがりで身内に甘い。 通過シナリオ:「誰がロックを殺すのか(HO4)」「Nothing」 (成長環境) 外資系企業(輸出入を行う海外の会社の日本支部)を営む家に生まれた一人息子。幼い頃から家を空けがちな両親から惜しみない愛情を受けるが、基本的には婆やとの2人暮らしという孤独な環境で育つ。家族としての時間が取れない代わりというように資産と機会を与えられた。幼少期から家庭教師が付いており、多様な習い事をこなしながら教養を身につけた。大概のことならそつなく熟せる性分も相まって、手のかからない子供として扱われた。もとより大人しい性格と甘え下手なところもあり、どこか心に空虚さを抱えて生きていた。そんなある日のこと、なにかから神託を受ける。まだ幼かった彼はただそれを受け入れた。その後、物心ついたころには彼にとって音楽とは半身になっていた。耳をすませば世界は音に溢れていて、自分の中からは湧き出る音楽があり、楽器はどれも手に馴染む。恵まれた環境もあり、浴びる没頭するように楽器を奏でた。空いた穴が塞がるように、孤独も退屈も忘れて居られる時間だった。ある日、そんな彼を見てか両親に連れられて行った、あるミュージシャンのライブでロックと出会う。今まで聞いていた音楽とも違うけれど、どこか通じているようで、どこまでも自由なその音楽に魅せられた彼はベースを手に取る。鮮烈に刻みつけるように胸を打った衝動が彼のロックの始まりとなった。両親や家のことは疎んでも居ないが誇ってもいない。ただ自分はそういう環境にあるという事実として認識している。 この状態からリーダーと高校生の時に出会い、二人で音楽活動を始める。初めて人とセッションする喜びを感じる。その後NAOHとして後輩の二人が加わり、バンドのメンバーが家族よりも大切な存在へなっていく。 (性格) リアリストで職人気質。元より根が真面目なのもあり基本的には大人しいが、パフォーマンスの為であれば挑戦も厭わない。淡々と仕事をこなす。 (趣味) 作詞作曲・演奏は生活の一部なので、趣味は読書と散歩と答えている。 (才能に対して) たとえ才能があったとしてもなかったとしても、自分がロックと音楽を愛することに代わりはないとして未練はあまりない。現実として、それ以外で生きる道を知っていることもある。 (プレイスタイル) 基本的には綺麗なきっちりと組み立てたベース奏法だが、ライブなどで最高にハイになった時はスラップ奏法でギターを喰らう勢いで暴れ回る。

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