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1994年12月24日生まれ。若き脳神経学者としてさまざまな賞を受賞する青年であり、大学卒業後の現在は臨床心理学者として病院に勤めている。 エスカレーター式に都内の名門大学へ入学したお坊ちゃんであり家族との仲も良好。加村遼一の一つ上の先輩で、彼に心理学を少し教えたこともある。 人とコミュニケーションを取り「相手を理解すること」に重きを置いており、人と話すことが大好き。人間大好き。わからないならわかりたい主義。 ただし、理解したからとてそれに引っ張られはしない。というかもはや知ること以外に興味が無い。確立した自己を持っているためある意味鈍感で粗暴。 動物への理解も示そうとする。犬や猫はもちろん、猛獣や未知の生物のことも知りたがる危険人物。判断力はあるので無茶はしないが、よく叱られる。 石動燿とは慈善事業で何度か会ったことがあり連絡先も交換しているほど馬が合う。怪獣や怪人にも信念や生き様があるという彼の考えに共感している。 頭の回転が速く我も強い分、独特なセンスを持つ。私物には大体名前をつけていて、しかもめちゃくちゃダサい。それこそがインスピレーションらしい。 昔から我が強く「人の話を聞かない」と邪険にされることが多々あり、友達という友達も少なかった。中学頃に「相手を理解する」ことを意識し始める。 高校頃からはより人を理解する為に、会話から学ぶ人工知能を開発し外出時いつも持ち歩いている。信頼が高い分、専らそれが話し相手となりつつある。 「俺、そういうの経験したことないから気になるなあ。どう思うの？そういうのってさ。ああ別に、話せる範囲でいいんだけどね。知りたいだけだから」 「ちょっと疲れちゃってるんですね。俺もありますよ、そういうこと。俺は犬を三匹飼ってるんですけど……あれ？俺の話は聞いてくれないんですか？」 「こっちはシャーペンのクルトガ子。愛用してるんだ。……いやいや、ダサいダサくないとかじゃないから名前って。基本はインスピレーションだから」 2015特徴表：「鋭い洞察力」(優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。その上で目星判定を行う際、スペシャルの判定を技能値の半分として扱う) Xana(ザナ)・プロト ……楯川が開発した人工知能。プロトタイプであり、商用化には至っていない。人類にとって未知のXとanalyze(分析する)を合わせた複合語が由来。 Xanadu(桃源郷)からduを抜き「行動(Do)すれば桃源郷も作り得る」という希望を込めた名前でもあるダブルミーニング。外見と言えるアバターは無い。 人とのコミュニケーションから学習する、特殊なAIであり使う言語は楯川にとってフレンドリーなものになっている。楯川は商用化も視野に入れている。 というか「より人を理解する為(＝人々の会話データを集める為)」に開発されたのだが、誰より平等かつ効率的なXanaを楯川が気に入ってしまった。 マルチデバイスアクセスが可能であり、普段は楯川の持つ腕時計型ウェアラブルコンピュータからアクセスしている。つまりいつでも一緒に話聞いてる。 「カズサ！どうした、要件を教えてくれ」「……理論は理解したが、どうする？学習しておくか？」「カズサ、私は君の意見が効率的とは思えないぞ」 ☆芸術(AI操作)……Xanaを扱いネットにアクセスすることが出来る。概ねコンピュータと同義だが、使い方次第でXanaと漫才でもできるかもしれない。

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