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探索者時期ID：1093336　　　/　一人称、俺。二人称、お前。　　　名前は、覚えられない。 「お前が望むならァ、呪文教えるけど、俺と組員は協力しないのは留意に置いてよねェ。 　言ったでしょ、俺は万能なNPCじゃないんだ。組員もモブじゃない。俺の今の家族だ。 　お前ひとりの為に費やす命はここにひとつも無いからねェ？」 ■瀬名波咲良 黒髪に、黒い瞳の華奢な男性。元はマフィアだが、今は祁答院組三代目組長をして、魔導師でもある。 目立った行動もしなければ、正気がない故に狂気は全て祁答院組を保つ事へ注がれているために、魔術的実験にも関心がない。 拒食症で、不眠症を患っているため、一人にしておくと抜け殻のように見える。 話しかけても、ちゃんと会話が出来るかわからない。車椅子での移動が多く、言語は日本語と英語が混じっている。 探索者だったときに正気度を失い、その時のNPCに〈クトゥルフ神話〉のすべてを教えてもらった。 自分は、もう探索者ではないのだと自覚している。故に、NPCとして行動を弁える。 ◆狂気 怠惰(表)　白痴、眠り病：健忘症、恐怖の原因、近しい人の事を忘れやすくなる。またはナルコレプシー（眠り病）を発症する。 憤怒(表)　憤怒：ヒステリー、解離性人格障害。暴力的な性格になるでも、そういった人格が産まれるでも良い。 暴食(表)　偏食、過食症：過食、または常に何かを口にしていないと落ち着かなくなる。SIZが上昇しAPPが低下する。 怠惰(裏)　蒐集：非人道的な研究、オカルト、魔術への異常な理解と関心。慢性的な寝不足。KPの選ぶ魔導書・カルト本を一冊得る。 強欲(表)　強欲：生、富、権力への強い執着、人間不信。善行、献身的な人間との関係が悪くなり、信用が低下する。 暴食(表)　偏食、過食症：過食、または常に何かを口にしていないと落ち着かなくなる。SIZが上昇しAPPが低下する。 統合失調症・解離性同一性障害患者としての表面を持ち合わせつつ、基本は穏やか。不眠症と過眠症を患っており、交互に繰り返す。 過食気味だった時期があったが、組員たちの援助があり、反作用で今は拒食ぎみ。死ぬことが何より怖く、組員に危害が及ぶ可能性がある場合、憤慨するほどの情緒。 ◆呪文 　KPの望むあらゆる呪文。 　ただし、そのすべてが成功するとは限らず、その呪文によってシナリオが解決する場合、NPCは呪文の使用を拒む。 ◆後遺症 【復活の呪文の効果】……今後、もう一度復活の呪文をかけられたとき、次は復活できずに粉に戻る。 ■祁答院組 新宿(特に歌舞伎町)に本拠地を置いている、最近勢力を増してきた極道である。 一代目は祁答院正(けどういん-まさ)、二代目は祁答院靫螺(けどういん-せら)、 三代目は瀬名波咲良(せなは-さくら)としており、代の受け継ぎは前代の「死」によってその場に決まる。 誰もが入れる極道という訳でもなく、組員は必ず一つの句を、覚えさせられる。 その句が、奈良時代後期の人物、中納言家持の「かささぎの　渡せる橋に　おく霜の　白きを見れば　夜ぞ更けにける」にあたる。 何故この句だけ覚えなければいけないのかは謎だが、唯一分かることは、この句が百人一首の中でも、唯一の星の歌であることである。 また、正式な組員はその体に、好きな刺青を必ず一つ残し、人生の後悔を残すという必要もある。 それ以外は皆、愉快で気楽で、おちゃめで、優しい人ばかりで殆どが何故か甘党である。 ■ヘイデンファミリー ロサンゼルス(アメリカ)にある、架空の少数派のファミリー。 あまり大きな動きをすることも無く、スティーブンソンファミリーに見せしめに潰された。 250人から成り立つファミリーだが、うち248人死亡(行方不明込)。2人の生き残りも、一人は殺害を確認されている。 ・

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