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◆乙骨 一朝（おっこつ いっさ）　男→女 APP：5/SIZ：14 職業：医師 職業ｐｔ：ＥＤＵ＊20 職業特記：〈信用〉に+10％のボーナス 技能：説得→目星、応急手当→精神分析に代替しました。MAは幼少の虐待より育ちました。芸術（イカサマ）はギャンブルが好きなのが後転して育ちました。 ◆不定の狂気 一時的偏執症　４か月 大切な人を失いたくないという思いに執着し、花屋の面々たちとやたらと話すようになる おっぱいのさいずは17 ◆特徴表 3,7俊敏 どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。〈回避〉の基本成功率は、通常の［DEX*2］ではなく［DEX*5］である。 4,7眼鏡をかけている（D） 探索者は常時眼鏡をする必要がある。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能はキーパーの判断で20％減少することがある。 （D）特徴表は［1d6*10］技能ptを得ることができる→40ｐｔを ◆HO2《ダス・ゲマイネ》 君の力は攻撃的なものでは無い。だが、致命傷にもなり得るだろう。君は異能を不調な状態にすることが出来る。分かりやすくいえば異能についての判定の数値がかなり下がる。君は異能を使い、それを薬として生み出すことも出来る。君は【製作系技能として〈異能:ダス・ゲマイネ〉】を取得することが出来る。初期値は50。 また、加えて君は組織の中でも薬の知識があり、異能を用いた薬作成の手際の良さはピカイチである。それらの経験として〈隠す〉〈医学〉〈薬学〉に+40すること。 〈異能:ダス・ゲマイネ〉について 成功すれば、次ターンの相手の行動の際に戦闘技能や異能の技能の判定を半分の値にすることが出来る。クリティカルは、相手の成功値を一律〈成功値:5%〉とし、ファンブルは君に影響が及ぶことだろう。 ◆性格 理詰め頭で、綱を渡るようなギャンブル好きの違法内科医。 あやしい危ないことが好きだし、なによりも死と鏡花を愛している。 法外な医療行為に及ぶことも少なくないし、日本法律で禁じられている安楽死を患者に与えることに神にも浸る愉悦を感じている。 安楽死の方法は様々だ。 貫通ボルト，銃撃，頸椎脱臼，断頭，電撃，極超短波照射，捕殺罠，胸部圧迫，放血，気絶，脊髄破壊。 はたまた暇に飽かせ、ギャンブルに命を賭けさせ劇薬を打ってみたり。 配合はこうだ。恐怖及び不安は多めに、痛みを伴わせ、非人道的、即効性かつ確実な方法。 そうして、潜在意識に潜む”自殺願望”の灯を囲っているのだ。 いつかは自分もそう為る日が来る、と。 仕様のないことだ。誰だって一等賞になりたいだろ？ 最も、鏡花がいればそれすらも不必要なわけだが。 一人称：あたし 二人称：お前さん 口癖：「仕様のないことだ」 望んでいること：緩やかで苦痛な死 好き：鏡花、ギャンブル、甘いもの、人の笑顔 嫌い：薬、結果の見え透いた事柄 ◆佐野鏡花について 鏡花を愛している。彼の、うぶ毛から毛穴から皮脂に至るまで、隅々と。 彼とは愛を求めあっている。愛を求めあうことで、自分を”自殺願望”という狂気から遠ざからせている。 行為に及べば、より愛は求められるし、もっと、深く。深く深く。お前さんのことが知りたい。 愛を求めるには、彼に息すら奪われ、酸素を運ぶ血液が沸騰してその役目を忘れたって良い。 もっともっと、あやしいことをしよう。 ちり切れそうな橋の縄をひとつずつほどいて、心の髄から橋板を腐らせて、優しい揺り籠で薬に浸って虚ろに。 何人も踏み入ることのできないような愛をしよう？ その先に待っているのが沈黙した死であっても あたしは、 堕ちたい。 ーーーお前さんと一緒に。 「仕様のないことだ。愛してしまったのだから」 ◆来歴 幼少、生まれ間違えた。 何の才の芽も出ない凡庸な子供が、連綿と続く医者の家系に生まれ間違えた。 氷水の寂しい冷たい感覚、母の平手の熱い跡、煮え湯に浸った足の皮のピリピリとした冷たさ。 ”平凡”という災いの芽は優れた父にさえ治せなかった。 間違えた。間違いだ。取り違え。痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、死にいたい。 さて、それからどうしただろうか。 ああいやだ。そんなものに傍目もくれてやるものか。 無理にさなぎを切り刻んで破いても、蝶は孵った。 あたしは医者に成ったのだから。よかったじゃあないか。 これでめでたしめでたし。 さなぎの中を見て見れば簡単な話だったのだ。 あたしはあたしに呪いをかけていただけだ。 これはのろいであり、まじないだ。 使い道は幾通りも思いつく。 両親にそうしたように、まじないを少しかけてやれば蝶の羽に穴が開きいずれは堕ちる。 あたしは詰まるところ”異常”だった。 仕様のないことだ。有用に活かしてやらなければ。 だって愉しいんですもの。その数厘を引くのがいつかいつか楽しみにしているのですから。 ◆イメソン エバ/柊キライ　https://www.youtube.com/watch?v=z_RmuScgWOQ アブノーマリティ･ダンシンガール / ぐちり　https://www.youtube.com/watch?v=SDt2OOdWR-Y ◆シナリオを終えて （あたしは鏡花を愛してる） （その産毛から毛穴から皮脂に至るまで隅々と） （それはこれからも変わらない） （ずうっと変わらない唯一の事実だ） （でも、もうあの橋は渡らない） （ちり切れそうな、今にも陥落しそうな死の橋は、もうわたる必要はないのだ） （今も鏡花と愛で死に堕ちたいと思う気持ちはあるのは否定しない） （けれど、あたしは願ったのだ） （一緒に生きて居たい、と） （向日葵の花畑に咲く鏡花のタキシード姿は大層奇麗だろう） （ああ、未来というのはこんなに希望に溢れてるのか） （ああ、希望というのはこんなにもあたたかいものなのか） （素敵だ。） （あたしは、これからは”生きることを愛そう”） ------------以下、秘匿原文----------- HO2 ダス・ゲマイネ 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに 「恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった」 「君は透明だ、純粋だ」 君は、生き別れた兄弟である佐野鏡花と交際をしている。 鏡花は組織の中で医療班のような立場の人間だ。薬を愛する貴方とは、特に関わることが多かったことだろう。彼を兄弟であると知ったのは、身体に同じ刺青があった為である。君は、兄弟の記憶は朧気ではあったが、鏡花の身体にそれがあるのを見た時に確信をした。だと言うのに、その頃君は鏡花に酷く惚れ込んでいた。 医療班たる彼は仲間と随分友好的で、時折その姿を見ると「奪われたくない」と思ってしまう事もあっただろう。 君と鏡花は、友人以上の関係である。君にとっての「交際」の形は自由でいい。だが、鏡花は君と違い自殺を好むことは無い。心中をするような仲でなければ、恋愛関係でも肉体関係でも自由にして構わない。少なからず、君は何かしらの形で彼を愛している。また、鏡花のこの性格から「自殺行為」からか、或いはこういった交際を初めてからなのか、自殺行為から興味が逸れている事だろう。 君は時々、彼の姿が輪郭のみの透明な姿に見える時がある。今すぐにでも消えてしまいそうだと思い、酷く不安を覚える。夢のようだとも思うかもしれないが、どうにもこれの原因を究明したい。君の目的は「鏡花との平穏な生活を維持する」ことである。 〈貴方にとって薬とは〉 君は必ずある薬を飲まなくてはならない。薬の名前は【コルセア】というらしい。身体が悪いという訳では無いが、君の診察に当たった鏡花は飲んだ方がいいと強く奨めてきた。その薬はハッキリ言ってクソ不味いのだ。そのことを相談すれば、鏡花は、君と異能を組み合わせてこの薬を甘い甘い飴玉にすることに成功した。君は薬が嫌いだが、親しい兄弟と作りあげた薬を随分と愛している。 〈苦手意識〉 君は鏡花を愛している。 彼に危害が加わることに君は酷く恐れを抱く。それだけ、彼を大事にしていたのだ。 〈佐野鏡花について〉 異能【外科室】 《彼の展開した異能空間によって、致命傷を負っても忽ち傷が癒えていく回復特化型の異能》 年齢は探索者が自由に決めていいとするが少なくとも20代である。鏡花は面倒見のいい優しい性格をしている。明るく気さくで、少し恥ずかしがり屋な所がある。 〈芥川龍之介について〉 組織に勧誘してくれた芥川龍之介が居なければ、君は今頃鏡花と会うことは出来なかっただろう。君と彼の関係を何となく察してか、時折気にかけてくれる。君は彼に少なからず、愛着を覚えているだろう。

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