タグ： ひよりん*

御雷組の看板を背負った極道の家に育つ青年。 剣道をたしなんでおり構内の様子だけを見ればいたって普通の好青年なのだが、波乱万丈な家元に生まれてしまったため、本人につっぱる気が無くとも争いに巻き込まれ不良のレールの上を歩かされてきた。 音は真面目なんだがとにかく環境に恵まれず、インプットされる情報は汚いものばかり。 用事で事務所を訪れた際にタイミング悪く対立している組の強襲に合い、豪快にロケットランチャーを撃ち込まれてしまう。 大事には至らなかったが建物は半壊、中に入ってくる男たちに対し色々と吹っ切れてしまった大吾は行き場の無い呆れと怒りに支配され、撃ちきって捨てられていたロケットランチャーと部屋にあった真剣を拾いあげ男たちを片っ端からぶん殴り叩き斬った。 日本刀とロケットランチャーによる阿修羅のごとき豪快な暴れっぷりは後に本人の望まぬところで「鬼の息子」「ロケッ刀流の大吾」と呼ばれ広まって行き、組員やはたまた他所のワル共の間で勝手に噂されるようになった。 成績ややる気は悪くは無いが、そういった理由で既に進級に2度も失敗している、そのため学校でも札付きのワルとされていて恐れられている。 顔は怖いしガタイもいい。 医者に見せれないような怪我人の耐えない場所に居たため自然と医学的な知識が身についた。 父が刀剣マニアなため歴史的な話にも強い、後馬鹿ではないのに高校5年間復習してるので嫌でもそのあたりの知識がついた。

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