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秋蝉　助人　しゅうせん　たびと 誕生日　12/23 小さいころに親が蒸発し、親戚をたらい回されて育った。中学校卒業後は自立しアルバイトをしながら高校に通っていたが、学費を支払うこと難しいことと、アルバイトを入れすぎて倒れてしまったことをきっかけに退学する。その時見つけたネットの掲示板の高収入のバイト募集を見て応募。そこから裏社会へと足を踏み入れる。最初は麻薬の運びなどをしていたが、手っ取り早く稼げる殺しを選ぶようになった。最初はさすがに抵抗もあったが、自分が必要とされている感覚と生きていくためだから仕方ないと思い込んで仕事をしていった結果、殺すことに何も思わなくなった。 報酬が良ければ基本的に依頼はなんでも受ける。また受けた依頼は必ず達成する。 依頼を受けHO1の慧を一度標的として、殺しに行こうとしたが目の前で「遺書書くから待て」言われ、こんなやつがいるのかと思った後に、おかしすぎて殺せなかった。初めての依頼を失敗し、評判も落ちたが。その時あんな面白いやつが縋った遺書という存在に惹かれている。それからは慧を他のやつから殺させない代わりに対象に遺書を書かせ運ばせている。 死人に口なしとはよく言うが、遺書でなら良く喋れるだろう。時間はやるから書け的な感じで順序を踏んで殺している。抵抗するようであれば口でもふさいで椅子に座らせ無理やり書かせる。 名前で呼ばれるのが嫌いで、苗字で基本呼ばせるし名乗る。 以降　HO2ネタバレ含む --------------------------------------------------------------------- 「遺書」 相棒へ 　誰が見てるかは知らないが、一応「相棒」お前に向けて書く。相棒以外が見てたら、飛田慧ってやつを探して届けてくれ。もし届けてくれたらあいつから報酬あるらしいからよ、頼んだ。悪いな相棒。 これを見てるってことは、俺は死んでるってことだろう。多分ろくな死に方してねえだろうな。 柄にもなく遺書なんか書いてるけど、お前に出会わなきゃこんな馬鹿な作業なんかしてなかっただろうな。今までのやつは、大体命乞いか、報酬よりやっすい金で交渉を持ち掛けてきた。毎回同じすぎて飽き飽きしていたときにお前に、ふざけた提案をされておかしすぎて達成する気失せたわ。あの時は、依頼すっぽかしたせいで、怒られるわ狙われるわで大変だったけどな。今では仕事に一工程増えちまったけど、俺としては気に入ってるからええわ。 　本当は死人には口がないのが普通だから、これくらいで終わっとくわ。金にこまったら家の金庫の中の金でも使え。とりあえず、短い殺し屋人生で出会えてよかったやつの一人だったわ。長生きしろよ。 秋蝉

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