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クトゥルフ PC作成ツール
時雨雅人
ID:516863
MD:f6a524e487528a579500d7674934cadf
時雨雅人
タグ:
戦闘型
探索型
神里探索者
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生まれ・能力値
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CON
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20
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
┏━━━━━━━━┓ ┏┫設定長い、三行で┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━┛ ┃ ┃元ボーイスカウト、でも関係ない人間は利用するクズで精神的に落ちこぼれ┃ ┃そのかわりめちゃくちゃ仲間思いで、熊倒してみんな助けたことがある ┃ ┃神話事象から仲間を守るために、自分から頭ツッコミにいく ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━┓ ┏┫タイプ┣━━━━━┓ ┃┗━━━┛ ┃ ┃戦闘/攻撃★★★☆☆ ┃ ┃探索/調査★★★☆☆ ┃ ┃交渉/対人★★☆☆☆ ┃ ┃知性/知識☆☆☆☆☆ ┃ ┗━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━┓ ┏┫このキャラの外見描写┣━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃背が低く、ガタイの良い男、顔は中性的な顔つきであり ┃ ┃目が大きく、童顔である、17、18くらいに見られるかもしれない┃ ┃目つきは決して良いとは言えるほどではないが、 ┃ ┃まぶたにかかった目をしている、眠たげに見えなくもないだろう┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━┓ ┏┫遭遇した超自然の存在┣━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃・ティンダロスの猟犬 目視○ 戦闘○ 名称○ 能力○┃ ┃・チクタクマン 目視○ 戦闘△ 名称○ 能力○┃ ┃ ┃ ┃・鬼 目視× 戦闘× 名称× 能力×┃ ┃・駆り立てる恐怖 目視○ 戦闘○ 名称× 能力×┃ ┃ ┃ ┃・グール 目視○ 戦闘○ 名称× 能力○┃ ┃・オリジングール 目視○ 戦闘○ 名称× 能力○┃ ┃ ┃ ┃・シャンタク鳥 目視○ 戦闘○ 名称× 能力×┃ ┃・忌わしき狩人 目視○ 戦闘○ 名称× 能力×┃ ┃ ┃ ┃・外なる神の従者 目視○ 戦闘○ 名称× 能力×┃ ┃・ウボ・サスラの落とし子 目視△ 戦闘× 名称× 能力○┃ ┃ ┃ ┃・ニャルラトテップ 目視△ 戦闘× 名称○ 能力×┃ ┃・アブホース 目視× 戦闘× 名称○ 能力○┃ ┃ ┃ ┃・空鬼 目視○ 戦闘○ 名称× 能力×┃ ┃・ 目視□ 戦闘□ 名称□ 能力□┃ ┃ ┃ ┃・ 目視□ 戦闘□ 名称□ 能力□┃ ┃・ 目視□ 戦闘□ 名称□ 能力□┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┃クリアしたシナリオと ┃ ┏┫その報酬一覧(途中から)┣━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃・追憶の宇宙 KPアウェイク ┃ ┃SAN39→37 成長無し ┃ ┃高所恐怖症 ┃ ┃かなりの死にかけによって体が丈夫になる、HP+2 ┃ ┃ ┃ ┃・雪女の恩人 ┃ ┃「幸運の花」 ┃ ┃ゴリリンがくれた花。真っ黒で手のひらより少し大きめのサイズ。┃ ┃所有者は花弁の数である5回だけ<幸運>を+15%でふれる ┃ ┃重ねがけはできない、全部使うと花は枯れる、持ち歩く必要無し ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━┓ ┏┫能力値変動の経緯┣━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━┛ ┃ ┃ウボサスラの退散を使った際にPOW-2 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃このキャラの友人として┃ ┏┫知っているであろう事 ┣━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃・めっちゃ仲間想い ┃ ┃・強い精神力を持っている ┃ ┃・礼儀がなってない ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┃このキャラの他人として┃ ┏┫分かるであろう事 ┣━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃・背が低いけどがっしりしてる ┃ ┃・人当たり悪い ┃ ┃・なんか真面目で陰気 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━┓ ┏┫一緒に居るなにがし┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━┛ ┃ ┃零 恵梨香 ┃ ┃四神騎士の子供、人間寄り、 ┃ ┃友達が居ないことを心配され、探偵事務所で雇う事になった ┃ ┃アウェイク卓 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━┓ ┏┫オリジナル技能などの解釈┣━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃サバイバル(森) ┃ ┃ボーイスカウト時に身についた森で生き抜く力 ┃ ┃火起こし、テント設営、食物判別など、あとはKPに任せる ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┏┫初期設定(なんか長い)┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━━━┛ ┃ ┃少し裕福めな家に生まれた少年 ┃ ┃人と仲良くすることは少ないが、数少ない友達を大事にする ┃ ┃その性格が災いし、彼はケンカなどに巻き込まれやすく、自然と戦う術が身についた ┃ ┃ ┃ ┃中学の頃まではその気難しい性格に寄り付く人は少なく ┃ ┃いつも一人で図書館に篭もりきるような少年だった ┃ ┃ ┃ ┃中学3年から高校の卒業までは、ボーイスカウトを経験している ┃ ┃その時に、迷子になってしまった班に自分が居たが ┃ ┃持ち前の強靭な精神力で切り抜けている ┃ ┃その頃の班の仲間をとても大切にしている ┃ ┃ ┃ ┃高校の時は一時期学校に来なかったが、 ┃ ┃(異世界を体験する) ┃ ┃その後回りが心配するほどの猛勉強と喧嘩の日々 ┃ ┃そしてそこそこ高いランクの大学に受かる ┃ ┃ ┃ ┃元々どうしたんだお前というくらい真面目だが ┃ ┃基本的に我儘で他人を振り回す ┃ ┃優しいジャイアンみたいな人物 ┃ ┃ ┃ ┃結構現実主義者で甘い事や夢や希望を言わないが ┃ ┃自分の我儘を通したくなると度外視しだす ┃ ┃嫌な人には結構ムカつかれそうだが、根は優しい ┃ ┃ ┃ ┃ドギツイ性格に似合わず甘いものが大好き、大好物はクレープ ┃ ┃ ┃ ┃知らない人には我関せず ┃ ┃自分の認めた仲間のみを、異常に大事にする ┃ ┃ ┃ ┃この精神はボーイスカウターとしては微妙な観点であり ┃ ┃時雨は過去仲間や目上からは良く思われていない ┃ ┃ ┃ ┃しかし、無量大数の人間に情を向けるという聖人君子より ┃ ┃手の届く人間のみを救うという彼の考え方には、ある種のカリスマ性もあり ┃ ┃元ボーイスカウターの仲間からは好かれたり嫌われたりと二極化している ┃ ┃ ┃ ┃また、その精神は異常ではあるが、ボーイスカウトとしては落ちこぼれで不器用だ ┃ ┃その技術は今ひとつだが、時より役に立つ(サバイバル技能) ┃ ┃ ┃ ┃姉が居る、考古学者の傍ら、神話生物研究をしているという謎人間 ┃ ┃ ┃ ┃(実は一時期異世界に飛んでいるが、当人はその経験を伏せている ┃ ┃まず信じてもらえない事はよくわかっているし ┃ ┃本人ですらそれが夢なのか現実なのか、未だに判断がついていないからだ ┃ ┃そこで経験した生き死にの体験が、彼を異常なまでに他人を思いやる人に変えた) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━┓ ┏┫AF:魔法の杖 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━┛ ┃ ┃25cmほどの魔法の杖。 ┃ ┃この杖を持った者は、技能:<小さな杖>に+50(初期技能25)、MPが初期値から+5される ┃ ┃このMP回復は一度手放し、再び持つだけでも同じように+5されるが、手放すと+されていた分はなくなる ┃ ┃エピスキー(癒えよ)成功判定<小さな杖>消費MP3 (対象の傷を治す。耐久1D3回復) ┃ ┃キデウス(花よ)成功判定<小さな杖>消費MP2 (お好みの花を杖の先から出す) ┃ ┃システム・アペーリオ(箱よ、開け)成功判定<小さな杖>消費MP1 (箱を開ける) ┃ ┃フィニート(終われ)成功判定<小さな杖>消費MP1 (<小さな杖>による呪文そのものを終わらせる) ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━┓ ┃獲得した相関、及び┃ ┏┫ペットや同居人 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┗━━━━━━━━━┛ ┃ ┃時雨寿衣(姉)30歳、考古学者(神話生物研究家)をしている ┃ ┃http://charasheet.vampire-blood.net/me49f710869b8050c4a691c3be8e457e7 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ――――――――――――――――――――――――――― 【風変わりな旅行後日談】 メルから逃げた時雨は、 そのまま目的の町で、おみやげを探しに行った。 彼は目的のものさえ見つけられなかったが、廃墟同然の町を見ながら、 自分の影響でこうなっていることをまざまざと体感した上で、 家族に電話をかける。 相手は自分の姉だ、彼女は考古学者を生業としているが、 影で霊能力者という胡散臭い仕事をしている 彼女は電話に出る 「どうした、雅人、お前が私に電話とは珍しい」 「あー、いや、姉さんが好きそうな事に巻き込まれちまってよ 参ったよ、本当に参った。」 廃墟の町を見て時雨は思う 世界はこんなに変わりやすく、 不安定な奇跡の連続で成り立っていたものなのだと、 歯車の絶妙な力加減で回っているのだと そして姉の嬉しそうな声を聞いて時雨は思う 変わらないところも、ここにはあるのだと 「何!?本当かぁ! そうかそうか!」 「帰ったら話してやる…それに、土産もあるぞ」 そう言って、時雨はカバンの中にある本を見た。 時雨は元は姉のその心霊大好きな趣味趣向を気色悪く思っていた だが今だけは感謝していた こんな話を真面目に受けるのは、姉くらいだからだ 塩谷とは別れてしまったし、メルはティンダロスの猟犬に 殺されているであろう事は想像出来た とすると、こんな話を真面目に聞くのは彼女くらいだったのだ 憂鬱な体験の、せめてもの救いだ 時雨は姉と話してすこし落ち着いてから ボーイスカウト時代の友人に声をかけた 「お前、何が欲しかったんだっけ?」 あの経験をした時雨は、覚悟をしてそう聞いた 友人は、こう答えた 「え?何も頼んでないよ?」 時雨は、iPhoneを耳から落とし、崩れた建物を見つめる あの建物は、ただそこに崩れ去っていた メルが居なくなった人の息のかからなくなった屋敷は 完全に崩れ去っていた。 しかし彼には何の感情も感じない 自分の家族と、自分の友だちが変わらずにそこに居る 時雨雅人は、それ以上多くは望むまい、と 目を閉じて現実を受け入れた 亡くなっていった者達の事を少しも考えないわけではなかった だが死んだ者は死んだ者だ 時雨雅人は夢を見ず、希望も考えない ただただ今現実にある、確実な幸せのみに 目を向けて生きていくのみだ… ――――――――――――――――――――――――――― 【オリオン環状線事件】 時雨は電車の中に閉じ込められ、大森というガタイの良い女性と共に脱出を目指した 彼はその中でとてつもなく死に一時近づいた 電車の中の謎を知り、解明を進めていく中で 彼は鬼との半接触をした あんなに大きな何かが、この世の中には存在する そんなものが世の中にあるのなら 俺は大切な仲間を守っていけるのだろうか…? 時雨の不安は募るばかりだ でも、その事件の時、 それでも自分は死の線引から言えば まだ生者の側に居るのだ、と彼は実感した 風変わりな旅行以来、自分の世界に現実味を感じなかった時雨だが 今回の事件を気に、その気持ちは少しだけ、前向きになったのだろう 気を引き締める 今度、ああいうものに出会っても 自分だけは自分の大切な仲間を守り通すのだと ――――――――――――――――――――――――――― 後日談(電子の海を泳ぐ自我) その後時雨は自身の身内に 死者が居るのかどうかを確かめに回った。 時雨はかつての友の電話の電源が入ってない事を知る… 町はパニックにみまわれていた。 復興作業をしていて、コンクリートが割れ 何が混ざっているのかもしれない黒い液体が駄々漏れの コンクリートの道を、時雨は歩く。 歩きづらい。 斜めに割れたコンクリートを上手く歩けずに 友人の家を目指した。 その友人の家は、見るも無残に踏み潰されていた。 灰色の壁材がむき出しで 辛うじてかつての青い屋根が見えるくらいな そんな瓦礫の山になっていた。 …死んだのだろう 時雨はそれを立ち止まって見つめる そして、空を見上げた あの時、 生まれて始めて乗ったヘリだった 独特な浮遊感、飛ぶ時に傾くヘリの不安定感 そして、あのロボットの内部にある、 あの空間での出来事 彼は青空を見つめて思い返し、ふっと笑った 緊張して苦しかったあの瞬間を思い出す 二人の少女と、一人のガチムチOLを思い出す 俺は力不足だった。 あの時、自分がくたばっている場合では無かったのに そう後悔するばかりだ 俺が苦しがって居なければ 俺がしっかりしていれば そうしてようやく絞り出た言葉が一つだけ 「ごめん…」と その瓦礫の山に向かって吐き出される 雫が一つ落ちる 彼はすっと、振り返ると、歩いて行く これが現実だ 一人の少女の身勝手な野望の為に 何の関係も無い自分の友が死ぬ 時雨は、その事実に嫌気を覚えた 彼は、大学を辞め そして、探偵の仕事を始める 幸いにも資金は、姉がある程度肩代わりしてくれた 町を守りたい時雨は、仕事を安請け合いし 姉の多額な収入から、 オカルト事象を情報として売る事で 収入を回すようになっていた あの事件に関わったARC社とバベッジ社の人物を数人検挙し そこそこ有名な探偵事務所へとなる 次また何かが起こった時 いち早く動ける自分でありますように そんな願いを込めて 彼は今日も仲間の居る町を 人知れず情報収集していた 彼はチクタクマンの呪文を忘れたわけではない いつでも使うことは出来る しかし彼は思う 元々あったからこそ、あれは欲しかった あんな人物に、管理を任せられぬと考えていた しかし、管理しきれてない一例を間近で見せられた身としては もうあの世界を再現する気にもならない 惜しい気持ちだった あれさえあれば 自分の友を、誰も死なせずにすんだろうに… ある日、一人のバベッジ社の人物を見つけ出した時 その人物は、言った 「あなた…あの時の!」 時雨も彼には見覚えがあった それは、ヘリへと駆け込もうとする集団のうちの一人 時雨の声を聞き立ち止まり 先行く人を止めようとした彼だった 「お前の悪事は法定で捌いてもらう 俺はお前らを許さない」 時雨が険しい顔をし、静かに言い放つと その年上の元社員は、うなだれる 「証拠が無いなら捏造する お前のしたことは俺の記憶がわかっている だからこそ、俺はお前を意地でも検挙しよう」 「ずっと見ていました」 男はうなだれたまま言った 「19人もの男どもに囲まれて立ちまわるあの執念 あなたには人を守り通すだけの力すら不十分なのは 一目瞭然でした それでもあなたは立ち向かった 男どもに対しても、タクシーで囲まれたとしても 何があなたをそこまで動かすんですか どうしてそこまで身を投げいる事が出来るんですか!? 会社が無くなって、フリーになっちまって 何も動き出さない自分を省みて気づいた 自分には何も無いと 俺は何を目的に生きていたんだと 俺はどんな夢や希望を持っていただろうかと! 教えてくれ! あんたはどうしてそんなに往生際が悪くまっすぐなんだ! 馬鹿なんじゃないのか!?」 時雨は黙って見据えた 「分かるぞ、分かる、お前の戦いぶりをずっと見てきたからな! どんなに負けを確信しても どんなに絶望的と考えても、 誰よりも動き 誰よりも目的に真っ直ぐだったあんたを見ている! あのモニター室で「それを頂く」と言った時は確信した コイツは『筋』の通った人間だって! 一本の図太い鉄骨をぶっ刺したような そんなまっすぐな人間だって! 迷いなく、あの非人道的な行いを受け入れた! 何なんだお前は!どうしてそんなに…」 「説明不可能だ」 時雨は真顔で言う 「俺の事は俺じゃ語れない いつも素直に動くだけだ 自分の味方の為に 自分自身の為だけに 俺は俺を貼り続けるだけだ」 さも当たり前かのようなつぶやきだった 激情にまかせて喚き散らす男に対し その少年は冷静で冷めていた だが、少年、時雨はニコリと広角を釣り上げた 「お前、名前は?」 男はその声色を聞いて、なんだ?と顔を上げる いたずらを思いついたような笑顔が、その目に張り付く 「山中、俊雄…」 「よし、山中 お前に答えを得るチャンスをやる その変わりだ、俺の仕事を手伝え 雇用とかは面倒だからさせはしない アルバイトとして雇う そうしたら法定に突き出すのは勘弁してやろう… 給料は時給700円 基本給は上げ下げしない、サービスも出さん それで良ければ、俺はお前を近くに置いてやろう」 山中ははぁ?と思ったが おかしくなって笑う気にはならなかった モニター室でも彼はそうだった 回りが驚く中 やつだけは極めて大真面目だった だから山中は答えた 「受けよう」 時雨は笑った 「時給は労働基準法以下だ 後から訴える事をするなら お前の過去の会社の経歴を洗い出し 法定へと突き出す 良いな?山中 お前は俺に利用される人生を進むんだ」 山中も笑う 「お前、まさかとは思っていたが 全ッ然、やな人間だな 正義の味方だなんて 到底言えないようなクズだ」 こんなヤツを気にしてしまうなんて と、自分に呆れ返った 「当たり前だ そうでもしないと 俺は力不足だからな」 時雨はまた、まじめにそう言い放った しかし彼はこの時に知る良しも無かった 気難しい時雨に着きそうようになった山中と仲良くなり 気付けば自分以上の給料を出すようになっていた事に… ――――――――――――――――――――――――――― 騎士ファーリス STR:50 DEX:45 INT:30 CON:50 APP:21 POW:40 SIZ:19 移動:40 耐久力:30 ダメージボーナス3D6 武器:獣狩りのノコギリ100% 治療不可の3D8+DB 全ての攻撃を受け流せる 神砕きの散弾銃85% 6D6 敵が神話生物の場合、魔術ダメージ+10 1行動に二回射撃可能 ファーリスの黒弓90% 6D8 相手が装甲が9以下の場合ロールの結果に関わらず貫通する 内臓抉り 80% 治療不可の18D8+DB 敵が3以上の装甲を持っている場合出来ない 装甲:物理による攻撃は半分のダメージで貫通無効、火、電撃等の攻撃は一切影響を受けない、魔術による攻撃は10ポイントの装甲を持つ 呪文:精神や、時間の事による呪文は大体知っている この人物は1ラウンドに二回行動できる 技能:目星100% 跳躍:100% 聞き耳:100% 回避:90% ――――――――――――――――――――――――――― 守りたい世界 剛毅の騎士の召喚・従属 エルダーサインを書き、1D20のSANと2D8のMPを消費して、金属で出来た剣を生贄にすれば召喚出来る ただし従属し続けるには一時間ごとに1D8のHP・MP・SANを消費する STR:50 DEX:35 INT:40 CON:50 APP:20 POW:33 SIZ:20 移動:25 耐久力:35 MP:50 ダメージボーナス:3D6 武器:英勇の長剣100% 7D6+DB 最大値で1ポイントでも攻撃が通る場合装甲を無視する 長剣で貫く70% 3D10+DB 必ず貫通し、最大値で1ポイントでも攻撃が通る場合装甲を無視する 範囲攻撃 90% 半径50メートル以内の敵に魔術ダメージで4D8 タッチ 100% 相手のCONとSTRを1奪う(返す事も出来る)+組み付き 装甲:35ポイントの鎧 熱、爆風、腐食、毒による攻撃をすべて無効とする、魔術ダメージに対しては7ポイントの装甲を持つ 技能:目星:100% 聞き耳:100% 信用・言いくるめ・説得:100% 精神分析:100% 回避:70% 呪文:MPを1消費するごとに1の耐久力を回復出来る(他人にも使用可能) 自分を含む四神騎士の召喚の呪文を知っている 全ての接触・襲来・退散・召喚・従属の呪文を知っている
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG