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【片鱗】HO1：高校生 ★四十崎灯─あいさきともり 女／17歳／155cm／私 県立高校に通う普通の高校生。しかしその実、普通とは言い難い生活を送っている。 《複雑な家庭環境に加え、学校で陰湿ないじめを受けており、人間が嫌い。誰のことも信用しておらず、誰にも期待していない。只々死ぬのが面倒だから生きている。 いじめのターゲットとなったきっかけは、クラスのグループに馴染もうとしなかったから。そこからあれよこれよと理由を付けられては目の敵にされ続けている。 兄がおり、従来は唯一心を許せる相手だったが、それだけに進学を機に逃げるように家を出て行ったことに大きなショックを受ける。それ以来誰にも期待しないで生きることを決めた。 成績は悪くないが学校もクラスメイトも嫌いな為、単位を逃さない程度にサボりがち。家にもなるべく帰りたくなくて、学校の委員会という体で放課後に配達のアルバイトを行っている。その為、普通二輪の免許を取得している。 趣味はバイクで誰もいない景色を見に行くこと。特に家から遠くの誰も来なくなった海が好き。 人間と極限まで関わりたがらない。故に人間をよく見ている。人間の考えていることは大体わかる。 僅かながら霊感がある。時々街ゆく人の中に紛れる死んだ人を見かける程度。人間をよく見ている為目に入ってしまうことが多いが、絶対に目を合わせない。 散々な生活を送っているが、灯は死にすら救いがないことを知っているので死を望んでいない。》 《・HO1とHO2 七誌亮、どう見ても危ない非情な殺人鬼。しかしどこか自分に対して優しく、灯は出会って間もないはずの彼に心を許していく。 徐々にその正体が明るみになり、一度は絶望する灯。自分は本当にひとりぼっちだったんだと。 しかし、そこに居て自分の苦しみを受け止めてくれるのは紛れもなく“七誌亮”だった。同時に、彼は絶対に自分を裏切らないと確信し、彼に居て欲しいと願う。今後どれだけ苦しむことになろうとも、七誌だけは捨てられなかった。 二人で訪れた新しい世界で、七誌と共に生きる道を探していく。 七誌だけが味方であり理解者で、七誌だけに居て欲しいと思っている。苦しみから解放してくれる七誌だけが、灯の生きる意義。》 イメージカラーは赤。 「……！！！！は、離して！！ください！！！！」 「………まるで、私の為に、人を殺しているかのような口振りですね」 「貴方は……誰なんですか？」 「ななしは…………私、なんだね」 「お願い、一緒に居て…………どこにも行かないで…！！」 「………ごめん、ななしだけはどうしても捨てられないや」 「私、もう全然苦しくないよ」 2022/12/03─エンドB-2 生還 シナリオクリア

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