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◆「GOODnightSTORY」HO3・一匹狼　　 貴方は今年の春から大舎高校に通う高校1年生だ。クラスは2組。 理由は色々とあるが、積極的に他人と関わろうとは思えず、友人はいない。同じクラスの人間の顔と名前すらあやふやだ。 その代わり、貴方は音楽の世界に没頭してきた。そのため、各種音楽知識や、投稿型動画サイト“にっこり動画”の曲について詳しいかもしれない。 また、貴方は学校の中にお気に入りの場所（中庭）があり、よくそこに行っている。 ＜過去＞ 貴方は小さい頃、父親に捨てられた。母親の顔も、兄弟がいたのかすらも知らない。 父親が魔術めいたモノを知っていた気もするが、そんなもの、この世界には存在しない。 ＜環境＞ 貴方は現在、神奈川県大間市の商店街にあるクリーニング店、「クリーニングHAMA」を営む濱家に引き取られて暮らしている。 濱家の構成は父（濱健）、母（濱聖子）、兄（濱祥）。濱家の3人は貴方を実の子どものように扱い、愛情を注いでくれている。 ＜宝物＞ 貴方には大切な物がある。小さな頃に義兄の濱祥と立ち寄った骨董品屋で彼に買ってもらった≪カンテラの形のペンダント≫だ。 貴方はいつも肌身離さずそれを持ち歩いている。 ＜HO3・特殊能力≪音感≫＞ 成功で歌や音などに違和感があった場合にその違和感の根源に気づいたり、他人の音楽技能の成功率を15％上げたり下げたりすることができる。 ＜技能補正＞ 芸術（音楽系技能）……INT×1の値までポイントをその他欄に追加可 音感……上記で追加した値×4を初期値として所有 ＜特徴表＞ 2015の特徴表を採用する場合、下記の特徴表を固定で使用する。任意でもうひとつ特徴表を使用しても構わないが、HOの背景に影響が出ないものに限る。 ・【大切なもの】以下の不利な特徴表の効果を得ることが可能。 ［1d6×10］分の興味ポイントをクトゥルフ神話技能以外のその他欄に追加。 「……ああ、聞こえてるよ。そこまで大声で言わなくてもいいのに」 「俺の係は勝手に決めてくれて構わないから。じゃあ、この後、家の手伝いがあるからさ」 「母さん、ただいま。今日は一段と仕事が溜まってるんだな。手伝うよ、何をやればいい？」 大人しい雰囲気の男子高校生。短髪茶目。多分帰宅部（実家のクリーニング店の手伝いを積極的にしていると思われる） 他人に対しては基本的に深入りしない。思いやりがないわけではなく、自分のいる場所とは違う感覚が拭えないから仲間に入ろうと思わない。雑談すること、友人を作ることにメリットを感じないだけ。ただし、そのことで家族を困らせたいわけではないので、最低限のコミュニケーションは取る。 小さい頃から音楽が好きで、よく父親が保管しているCDを聴いていたり、自分で作曲した作品を動画サイトに投稿したりしている（認知度は高くない）。なお、学校の中庭は作曲するときに集中できるから足繁く通っている。 自分がいてもいいと思える世界は音楽だけだったが、そんな自分のことを愛してくれる濱家のことは大切に思っている。 母親のことは「母さん」、父親のことは「父さん」、兄のことは「兄貴・祥兄」と呼ぶ。 経歴（※▼印=KPCとして参加） 「GOODnightSTORY」ノーマルエンド：「さよなら、遇いした物語」にて生還。 多くのものが奪われて、多くのものを失った。自分が気づかないうちに手から滑り落ちていて、どうしようもない喪失感を味わった。初めて「一緒にいたい」と思っていたはずの友人達も、今はもうここにはいない。 それでも、戻りつつある日常の中で、俺はこうして生きている。隣にいる古鷹先輩の手を握り、これ以上離さないようにしながら。 届かないことはわかっている。でも、俺は気がつけば歌を作っていた。本当は一緒に奏でたかった、俺達にしか響かせられなかったはずのセッションを夢見ながら。 そうして完成した曲の題名は、「星降る夜に」……あの時、本来交わるはずのなかった友人達との出遇いを、これからも忘れないように。

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