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《通過シナリオ》 ・晩夏の聖処女 2月29日生まれ/A型 一人称：俺/二人称：あんた、おまえ 感度：17/18 胃袋：4/100 眠気：9/100 2-9.バイリンガル/3-9.スポーツ万能 無表情ローテンション神父。 見た目と言動で誤解されがちだが実はおっちょこちょいで騙されやすい。 ジェーン=ドゥ(エルシー=ハワード)とは幼馴染であり、今でも時々連絡を取り合う仲。 ↓↓↓晩夏の聖処女 HO神父バレ↓↓↓ ※R-18描写あり 《過去》 イデアは幼少期から青年期にかけて、“神の子”として育てられた。 朝4時に起き、禊をして、人々の前で聖書を読み上げる。聖書を読み終われば迷える信者たちによって慰みものにされる。神の子との性交は穢れを祓うと信じられていたからだ。口で、腹で、その全身で、人々の穢れを受け止め、それでも穢れが残っている者には、自分の腕の肉や脚の肉を削いで食べさせる。傷は治癒で治せてしまうから、罪人の誰もがその肉を欲しがった。そうして地獄のような時間が過ぎれば、また禊をして、からからの喉で聖歌を歌う。 夜は教会に勤めている神父に玩具のように嬲られ、後孔は閉じている時間が少ないほどだった。排泄の時間や排尿の時間も定められており、その管理のために厳しい食事制限も設けられた。自身の排泄したものを神からの贈り物だと喜ぶ人々は、イデアにとっておぞましいものであった。 神に仕えるべき人間たちが、どうしてこんなことをするのか？ この教会は、どこかおかしいのではないか？ イデアは常に考え続けてきた。しかし、インキュバスがなぜ神父に化けるのか、考えたことはあるだろうか。答えは「若い子供と性交のしやすい姿をとっている」からである。つまり、イデアの過ごした日々は、キリスト教ではあまり珍しい光景でもなかった。それでも、肉を削ぐ強烈な痛みだけは、誰も経験してはいなかっただろうが。 そんなイデアにも、一時心休まる時があった。それは、聖歌隊のひとりとして幼馴染のエルシーが教会を訪れる時間だ。イデアはエルシーに自身の置かれた環境について伝えることはなかったが、人を見る目に長けているエルシーは常にイデアを気にかけ、神父に内緒で色々な話をしてくれた。エルシーの語る物語はハッピーエンドばかりで、イデアはいつか自分もそこに到れると信じていた。 ある神父がイデアを呼び出して、身体を拓いているときのこと。精を後孔内にぶちまけながら、神父はにたにたと笑って言った。 「いつか、必ず迎えに来る。一時の安寧は許されるだろうが、長くは続かない。おまえはずっと、俺たちの奴隷なのだ」 次の日、その神父と彼を慕っていた数十人の神父が変死体となって発見された。それをきっかけにイデアは教会を収める神父となり、地獄のような日々から解放されたのである。 ＿＿＿それがたとえ、束の間の平穏だとしても。 《取得呪文》 ▽治癒：P272 MP12と正気度ポイント1を代償に2d6ラウンド後に2d6の耐久力を回復する。 ▽記憶を曇らせる：P255 MP1d6と1d2正気度ポイントを代償に記憶を曇らせる。 ▽千匹の仔をはらみし森の黒山羊の招来/ 退散 ▽森の仔山羊の召喚/従属 ▽門の創造

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