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~~~~~~~~~~~~~~~~~ CoC『B'ASH』オリジナル消防士から職業技能取得 ・[EDU*10+STR*10] ・運転(自動車)/応急手当/跳躍/登攀/目星/聞き耳＋マーシャルアーツ ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1-02：大きな体 生まれつき大きな体に恵まれている。SIZ+1。 4-03：異性が苦手(D) どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する交渉技能は-10%。 ▶60P ~~~~~~~~~~~~~~~~~ B'ASH日本支部に所属する消防士。 生まれつき大柄な体躯で、誰と話す時も少しだけ体を屈ませる癖がある。 交通機関を使うと窮屈に感じてか、移動手段はほとんど車。 ツーブロックに短髪。見た目はいかついものの表情が豊かなために男女ともに悪い印象を与えない。 笑うと八重歯が見える。 性格は温厚で明るい。 リーダー気質というより、上手く連携を取る、繋ぎ役が上手いイメージ。 周りに気を配り、声をかけて相手を励ます。チームメンバーの顔色なども観察している。 その態度から『気さくで明るいおじさん』の印象を周りに持たれている。 仕事とプライベートは分けるタイプ。 仕事面では几帳面でしっかりと仕事をこなす。デスクの上もかなり整理整頓がされている(ほとんど何も無いに等しい) MISSION前に帽子を深く被ることをルーティンにしており、それで気合を入れている。 プライベートでは専ら居酒屋を梯子としている。 家の中は恐ろしいほどに片づけられていないらしい。ヘビースモーカー。 ―——【B'ASH　HO1 LEADERの秘匿内容を含みます】―—— 本質的なところは陽気ではなく、少し陰気な性格。 周りに本質的な部分を見せていない。気さくを演じるのは【椋露地 砂紋/むくろじ さもん】の面影を追ってのことらしい。 何を目指すべきか分からずにその日暮らしの生活を送っていた探索者へ気まぐれか消防隊に誘ってくれたのが椋露地だった。 「なりたいものがないから来い」と、そう声をかけてくれた。生まれつき体躯が良かったため、消防士になってからも椋露地と共にたくさんの人を救えた。 彼がいなければ、今の探索者はいなかったと言っても過言ではない。 仕事の相棒としては最高の椋露地だったが、彼と探索者の趣味やプライベートは途轍もなく合わなかった。 普段は言い合いすらしない。視線で言葉を交わす二人がプライベートな内容で喧嘩する様子を他の消防士達は心底呆れて眺めていたらしい。 探索者の恋愛対象は男である。顔立ちが人より整っているためか、女性から執拗に迫られた経験から異性に対して苦手意識がついてしまった。 同性愛者の社交場などに訪れようとしたこともあったが、そういう場では必ず「酒」がコニュニケーションとして使われる。昔からアルコールの味には馴染めず、出会いの機会をことごとく逃してきた。 一方で椋露地は女・酒好きときた。しかも慎重にパートナーを探す探索者と違い、不真面目な関係性を持つ彼にほとほと呆れたものだ。 しかし、そんな彼が燃え盛る炎の中で「もう大丈夫だ」と人を助ける姿は、普段の素行を全て帳消しに出来るほどに尊いものだった。 椋露地という男に恋慕を抱くのは必然だったのだ、探索者本人はそう思っている。 彼へ気持ちを伝えたいと思ったことは一度もない。ただ相棒という形で彼の傍にいることを何より願っていた。 あの日を今でも夢に見る。 様子のおかしい椋露地が自宅へ押しかけてきた。彼にしては珍しい真剣な面持ちで。 今は仕事中ではない。だから、また椋露地が自分を揶揄うために手の込んだ演技をしているだろう、と思った。 彼の言葉は終始要領を得なかった。「酒の飲みすぎだ」と軽く諭した気がする。 ただ、それでも彼の口から「今まで俺らがやってきたことは全部無駄だったって言ってんだよ」と。 この言葉を聞いたとき、無性に苛立ってしまった。自分にとって彼との日々は全てかけがいのないものだったからだ。 だからこそ「お前の悪ふざけに付き合ってる暇はない」と一蹴し、俺は扉を強く閉じた。 すぐに彼に対して罪悪感が芽生えたが「悪い」と言って去っていく彼の足音を引き留めなかった。いや、引き留められなかったが正しいだろう。 あの日を何度も夢に見る。 どうして彼の言葉を真摯に受け止められなかった？ どうして彼を突き放した？ どうして、よりによって、"あの時"に自分の感情を優先した？ 後悔は一生続く。夢の内容はいつだって椋露地と言い合いしたところから始まるのだ。 自分が彼を突き放してから、修復の叶わないところから。 悪夢を見る。相棒を失う夢を。 だからこそ、せめて。 彼と共に過ごした場所を守りたい。彼の意志を継ぎたいと思った。 目元までかかった髪を切り、椋露地と似たような髪型にした。 彼の見ていた景色に少しでも近づくために。 派手なシャツを羽織るのも、酒を飲むのも、タバコを吸うのも。 全ては椋露地の猿真似だ。でも、そうでもしないと彼との日々が色褪せてしまうと思った。 消防隊として出動する際、椋露地は毎回緊張する探索者のヘルメットをグッと深く被らせる癖があった。 「さあ、行くぞ相棒」 そう声をかけてくれる彼の大きな手が愛おしかった。 だからこそ、深く帽子をかぶる。お前の手がそこにあると信じて。 【名前の由来】 「火」→椋露地　「影」→涼　「火影」 椋露地の「椋」が「りょう」とも読めるため、「涼」

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