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病院という無機質な空間で医者らしくしていることを好まず、常にラフな格好をしている。 患者に対してもかなり気さく。 よく小児科と間違えられるが、実際のところ子供は好き。 コロナス乳児院には子供たちの心のケアの為たびたび訪れ、 アスクレピオスに対しても子供と話すかのように接している。 学生時代はバイトと部活に忙しい生活を送っていた。金欠学生だったのでバイトは掛け持ち。 勉学面ではとくに困ることはなく、特に理系科目と語学は得意だった。 そうは見えないが軽音部でボーカルをやっていた過去がある。 歌は別段うまくはないもののパワーはある。ギターはほぼ弾けないので提げるだけ。 ラブソングは恥ずかしいという理由で歌ったことがない。ロックが好き。 大学1年のときオランダに1年留学して帰ってきたら 後輩の聡が同じ大学に入学しており、不本意にも同学年となった。 聡は高校からの付き合いで、同じ軽音部。あとの2人は大学で出会った。 5年前からうさぎ（白のネザーランドドワーフ）を飼っている。名前は武者丸（むしゃまる）。 すこし抜けており、よく怪我をするのかいつも絆創膏を貼っている。 視力は大人になってから落ちた。メガネはたまにかけるが、似合わないので極力はオフ。 特徴表（29）バイリンガル 日本以外の国で生活したことがある。[EDU*5=90]%を、最大３つまでの＜他の言語＞技能に振ることができる。 ・小食 ・甘いもの好きだが辛い物はもっと好き。 ・1月7日生まれ　AB型 ●本当の知について 女子と付き合いが悪いわけではないが彼女がいたことが無く、 仮に告白されたとしても何かと理由をつけて断るため、ヘタレで童貞だと思われている。 実のところは幼馴染みの恋人がいる。（童貞であることは事実） 顔にいつもケガがあるのはよく転ぶからではなく、暴れた彼女を止めるときについた傷。 爪をちゃんと切ってあげても、彼女のひっかく癖が治らない。 人付き合いが悪かったのも、バイトをたくさんしていたのも、全部恋人の治療のため。 彼女と過ごすためのお金と時間がほしかった。 大学１年のときに日本を離れたのも、治療法を探すため彼女を連れて海外に出ていただけ。 誰にも隠れず２人で過ごせた時間は、心地がよかった。 ラブソングを歌いたがらないのも、ただ歌詞が好きになれないだけ。 愛を歌っても、彼女の病気は良くならないから。 恋人が他人から好奇の目で見られぬよう、極力外へは出さないようにしていた。 15年間、恋人がいることもずっと隠し通してきた。 病院で顔を合わせても、ずっと他人のふりをして。 あの歌を見つけて、やっと恋人を幸せにしてあげられると思ったのに。 彼女は逝ってしまった。 俺は、恋人を取り戻したい。 ●恋人について 名前は日野山 羽月（かのやま はづき）。 知の幼馴染。知のことは「ちかちゃん」と呼ぶ。 物心ついたころには既に両親はおらず、母方の祖母だけが身寄りだった。 16歳の時に祖母を亡くし、一人暮らしになってからは知がよく世話をしに来るようになる。 家に1人でいるのは寂しかったが、知が鍵を開ける音をいつも楽しみにしていた。 知以外の他人を怖がるためクラスに馴染むことも難しく、学校は休みがちだった。 学費を払うことも厳しかったため、高校以降は通っていない。 病気のせいもあってか、精神年齢が低く子供っぽかった。 容姿も趣味も幼い。（胸も小さい） 無邪気。よく笑う。 ポジティブで泣くことはあまりないが、自分が人格障害を発症したと知ったときは毎度落ち込む。 人格障害は深夜に頻繁に発症し、 凶暴化してものを壊す、知に暴力を振るうなどの症状があった。 非力なので殴られても大した傷にはならないが、ひっかき癖や噛みつき癖がひどく知を悩ませていた。 初めて発症したときは知はその場にはおらず、 翌日泣きながら助けを求めてきた羽月に話を聞いて知るに至った。 それから知は羽月の家で寝るようになったため、知の家には布団が無い。 また、羽月の暴力により部屋のぬいぐるみがよくボロボロになってしまっていたが、その時はいつも知が新しい物を買ってきていた。 うさぎが好きで、持ち物にはだいたいうさぎがあしらわれている。ニンジンは嫌い。 知の白衣の襟についているうさぎのピンのは羽月のものだし、ポケットのうさぎは羽月が縫った（ただのいたずら）。 武者丸はずっとうさぎを飼いたがっていた羽月のために知が貰ってきた子。 羽月の病状が軽減した頃を見計らって飼い始めたが、２年後に羽月は亡くなってしまった。 武者丸という名前は、羽月が「草をむしゃむしゃ食べてる姿が可愛い」という由来でつけたが、 知が音だけ聞いて勘違いしてネームプレートに「武者丸」と書いたことでこうなった。 知は羽月を恋人として大切にしていたが、 羽月はあまり幼馴染の感覚が抜けていない。 幼いころからお互いの裸は見慣れていたので、羽月は躊躇いもなく脱ぐし風呂にも一緒に入りたがった。 結果、大人になっても風呂は2人で入っていた。（知はかなり気にしていた） 羽月が知を男として見ているかは怪しいものの、 14歳のとき告白してきた知が「いつか結婚しよう」と言ってくれたことはずっと忘れていない。 ●時系列 14歳　知と羽月、付き合い始める。 16歳　羽月、祖母を亡くし一人暮らしになる。 17歳　知、医学の勉強に没頭する。一方、部活動やバイトに忙しい日々を送る。 18歳　知、羽月を連れて外国へ。 22歳　羽月、症状が軽減する。 23歳　知、うさぎを飼い始める。 25歳　羽月、息を引き取る。知、遺体を回収し魔術を施す。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■公開HO　PC4 貴方は精神科医だ。 投薬からカウンセリングまで幅広く行っているため、満遍なく技術を有している。 然し、■■を喪っている。 年齢は25歳以上40未満。 ■秘匿　HO4　『オルフェの竪琴』 貴方は《精神分析》で回復できる正気度、ダメージを与えられる数値が1d3+3となる。 これは《精神分析》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。 また、一度だけ対象のSAN値を0、或いは元の数値にすることができる。 貴方は『恋人』を喪っている。 幼い頃からともにあった女性だが、酷い精神病に悩まされていた。 その治療のために精神に携わる知識、その他医学の知識を吸収してきた。 寛解に至ったと思われた三年前、彼女は病院のベッドの上で静かに息を引き取っていた。 貴方は気付けば彼女の遺体を回収していた。 会得してきた技術の一つに『脳外科』という今は廃れた分野があったことがそれを助長させた。 恋人の『脳』と『体』を保存するという行為を。 ――貴方の命題は『恋人を取り戻す』ことである。 どうか、命を紡げますように。 ■＜HO4追加情報＞ ・恋人に施した魔術は『不死化』と呼ばれている ・完全な偶然で成功させたため、再現性はない ・恋人は現在閉鎖されている隔離病棟に安置してある ・隔離病棟の管理は貴方が一人で行っている ・専用のカードキーなしでは出入りできない ・彼女の病状は『解離性人格障害』に近いものと診断できた ・現在の貴方であれば恋人の治療は可能だろう ・恋人を取り戻す方法は不明である ・恋人の母は彼女を産んですぐ亡くなっており、また父親も亡くなっている ・親類などはすべて不幸に見舞われていて、貴方以外恋人に身寄りはない ・恋人の状態は陶器のように真っ白で、静脈が青く透け心臓の位置に薔薇のような模様がある ・人格障害は幼少期から結構深刻で、あまり社会的な生活ができなかった （＝貴方以外の外の人間と殆接点がない） ×バラバラの人格になる ○夜間に突然凶暴になる。わけのわからないことを言いながら暴れ狂う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●チームの皆 心咲 明（みさき めい） https://charasheet.vampire-blood.net/2641896 龍輪　叡（たつわ　とおる） https://charasheet.vampire-blood.net/2641102 鷹杯 聡（たかつき あきら） https://charasheet.vampire-blood.net/2643433

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