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ソプスクHO2 ▶HO2先生が笑顔を絶やさない 元気な体育教師。 新人なこともあり、生徒との距離も近く、「くどせん」と呼ばれたりもしている。 生徒からのため口やあだ名なども普通に許している。 何か問題起こした時も特に怒ることなく、軽い説教くらいで終わらせるタイプ。 バスケ部顧問。運動は人通り出来る。 ↓ソプスクネタバレあり ---------------------------------------------------- 彼にとってのいじめは自己防衛のためである。 両親から毎日のように虐待を受け、精神的にも肉体的にもボロボロ。 しかし外面だけはいい両親のため、近所や親戚の人、学校の教師に話しても信じてもらえず、逆に親に話され説教のための暴力と悪循環。 そんな中中学に上がり、前の席のやつに話しかければ、大人しいやつだった。 こんな自分にも怖がっているようで、少しの優越感がそこで出た。 最初は簡単なパシリから始まり、3年に上がるころには暴力も普通に行ってた。 自分にとってストレス発散方法だったのだ。 その途中教師に見つかったこともあったが、その教師は見て見ぬふり。やはり大人はクズである。 3年3学期の始めにいじめてたやつに自殺の知らせを聞かされた。 聞かされてまず思ったのは恐怖でも罪悪感でもなく、安堵だった。 親からのDVに耐え続け、何のストレス発散もしてなかったら自分もこうなっていたのだと。 自分ではなく奴が死ぬ結果になっただけ。 その後片親の会社が倒産し、金目当ての結婚はそこで破局。 高校は寮生活があったため、事情を話していろいろ免除で入れてもらった。 そこからいじめを行うことも泣く普通に日常を過ごしていた。 が、ふと自分のことを見て見ぬふりをした教師を思い出す。 新人教師で、挨拶の際には子供が好きだと、正しい道に導きたいだの言っていた気がする。 結局は表面だけの嘘つき野郎だったのだ。 興味本位で教師の目線にでも立ってみるか。夢も特にない。 そうしてあの教師のように笑顔を絶やさず 子供が好きだと、正しい道に導きたいと 嘘をついて教師になった。 ------------------------------------------------------------------------------------------- 「ソ～プスク～ル」20210807-09生還

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