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芸歴15年の俳優。 自分以外の誰かになれる俳優という仕事に 強く興味を惹かれ自分から門戸を叩いた。 阿我崎に対しては子ども時代からコンプレックスを抱えており 常に彼より多く練習を重ね彼より強くアピールし 彼より良い演技のできる役者であろうと努めていた。 いつかは地道に努力を続けた自分の方が 彼よりも大成するに決まっていると信じていた。 勝ち逃げされて許せない気持ちが強くあるが 最後に彼を取り込んだことで赦してやれるような気がしている。 外に出るときはメンズメイクを施す。 単純に美しいものや美しくなる過程が面白いとも思っているが 美しくなければ生きている価値はないという ルッキズム思想に取り憑かれている側面もある。 ・食人という「行動」に対する感情を【 怒り、憎しみ、恐れ、愛情 】のうちから一つ選んでください。 →【怒り】 優越感だったり焦燥感だったり安心感だったりするのだろうけどどれかで選ぶならこれかな…… 　--- キリエ（Kyrie）はギリシア語の κύριος（kyrios - 主（しゅ））の呼格κύριεをラテン文字で表わしたもので「主よ」を意味する。また、「キリエ」（もしくは「キリエ・エレイソン」）はキリスト教の礼拝における重要な祈りの一つ。日本のカトリック教会では第2バチカン公会議以降典礼の日本語化に伴い、憐れみの賛歌（あわれみのさんか）と呼ばれる。日本正教会では「主、憐れめよ」と訳される。 モカコーヒー（英: Mokha coffee、Mocha coffee）あるいは単にモカ とは、イエメンの首都サナアの外港であるモカからかつてコーヒー豆が多く積み出されたことに由来する、コーヒー豆の収穫産地を指すブランドである[5]。 　--- 　　　　　クトゥルフ神話TRPG 　　　　　　　　『一胚』 ―――――――――――――――――――――― 　　　　　　　　胚んだ。 ―――――――――――――――――――――― ◆プレイヤー人数：2人固定（秘匿有） ◆舞台：現代日本 ◆職業固定：俳優 ◆推奨技能： 芸術(演技)、相手を蹴落とす心 ◆準推奨技能：探索系技能、交渉系技能 ◆推定プレイ時間：10時間～15時間 ◆ロスト率：あらゆるものがロストする可能性がある。 肉体的なロスト率についてはお互いの殺意によります。 ※探索者が確実に犯罪に触れます。 ※仲のいいPL、KPで回ることを強く推奨します。 ※このシナリオは神話生物、AFの個人的解釈、オリジナル要素を多く含みます。 ※協力を前提としていないため、RP場面が少なくなる可能性があります。 RPを楽しみたい方は探索時のみ協力できる関係性であることを推奨します。 【　含まれる地雷要素　】 ※R-18G、R-18指定作品です。 グロテスクな描写　/　性的な描写　/　確定で探索者が犯罪に触れる　/　理不尽な展開　/　胸糞　/　PvP　/　カニバリズム　/　虫描写　/　 ある程度の感情指定(KPに要確認)　/　ありとあらゆるもののロスト　/　若干のメタフィクション　 ―――――――――――――――――――――― ▼【　共通HO　】 あなた達は、俳優だ。 ▼【　秘匿HO　】 🥛HO　Milk あなたはスカウトで現在の事務所にいる。 演技未経験だったが、天才にできないことはない。 ☕HO　Coffee あなたは小さな頃からこの事務所にいる。 努力してきたが、大きな役を担ったことはない。 ―――――――――――――――――――――― ▼【　PC作成について　】 職業：俳優 推奨技能、準推奨技能を満たしていればルールブック記載の物、サプリメント記載の物どちらでも問題ない。 必要なのは【主演を取る為に何でもできる心】だ。 年齢：20～25歳限定 元主演は男であったが、男女不問。 また、探索者同士が同事務所や劇団に所属している必要はない。 オーディションを受けたりできる立ち位置であれば、特別な指定はない。 新規探索者を強く推奨しているが、HO内容に沿うものであれば継続でも問題はない。 しかし、どのような結末を迎えても自己責任である。 ※協力を前提としていないため、RP場面が少なくなる可能性があります。 RPを楽しみたい方は探索時のみ協力できる関係性であることを推奨します。 ―――――――――――――――――――――― ▼【　舞台『　一胚　』　】 作家「　白羽(つくわ)　」が手掛ける新作舞台。 その内容は一切公開されることなく、演者名だけが常に公開され続けている しかし、キャッチコピーすらも公開されていない謎の舞台という肩書は、世間の話題をさらうのに十分だったのだろう。 舞台の真相を暴くために世間は様々な憶測を広げ続け、日本中からの期待が集まることとなった。 ―――――――――――――――――――――― ▼【　公開NPC　】 阿我崎　仁成(あがさき　じんせい) 22歳　AB型 舞台『　一胚　』の主演だった名俳優。 悪く言えば無個性な男だ。 しかし、彼にとっての無個性は、舞台の上でどんな色にも染まることが出来るということだった。 様々な役を完璧にこなし続けた彼は、舞台の歴史に濃くその名前を刻んだだろう。 ―――――――――――――――――――――― HO　Coffee あなたは小さな頃からこの事務所にいる。 努力してきたが、大きな役を担ったことはない。 ♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ▼【 初めての味 】 あなたは子役時代からこの事務所に所属しているが、大きな役を担うことは今の今まで一度もなかった。 それは努力が足りないのか、はたまた秀でた才能がないのか どちらにせよ、小さな役を重ねながら過ごすあなたは、【 努力を怠ることは絶対になかった 】だろう。 そんなあなたを理解してくれていたのは、あなたとはかけ離れているようで一番近い人間【 阿我崎 仁成 】だ。 子役時代から共にいたからこそ、常にあなたの先を生き続ける彼にいろんな感情を抱いていたかもしれない。 しかし、彼は必ずあなたの隣に戻り、「友人」として接してくれていただろう。 そして、それは突如失われ、舞い降りた。 あなたが目の前にしたのは、包丁をその手に握りしめ体に何か所もの切り傷を残した【 阿我崎 仁成 】の遺体。 初めて味わった「死」の味はいつしか、「美」「独占」へと変わっていった。 長い目で見れば、一度の「死」 しかし、何事も「初めて」は大変痛いものだ。 それは衝動的な感情だったかもしれない、以前から何かしらの恨みがあったかもしれない。 もっと別の、形容しがたい感情だったかもしれない。 しかし確かに脳裏をよぎったのは、【 彼を食せば自分も彼と同じような演技力が身につくのではないか 】という退廃的な考えだ。 あなたは気が付けば、阿我崎 仁成の遺体の一部を食していた。 事切れた彼の眼は一心不乱に自身を食す退廃的なあなたを見つめていただろう。 それにすら幸福や今まで重ねた努力が実ったように、あなたの心も胃も満たしていく。 確実に『あなたが体の一部を食した。』 後日報道されたニュースには「自殺」という文字があったのだ。 あなたはその事実にどこか納得した。 阿賀崎 仁成はあなたに一部を食されていたというのに、その情報すらなく『自殺を演じた』のだから。 彼が用意した舞台で、あなたは脇役としてすら演じることはできない。 『心を追い詰められ自殺した可哀想な阿賀崎 仁成』を演じきったのだ。 それは事務所が隠蔽した事なのか、はたまたあなたが見た白昼夢か。 どちらにせよ 次は、あなたが主演を演じるべきなのだ。 スポットライトを浴びる資格があるのは 彼と共にある、あなただけなのだ。 ♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ▼【 はらむ 】 上記秘匿を読んだうえで、どのような感情をもってして食人に至ったか阿我崎という「人物」ではなく、 食人という「行動」に対する感情を【 怒り、憎しみ、恐れ、愛情 】のうちから一つ選んでください。 理由としては、これらを設定した方がより物語を楽しめるからである。 しかし忘れてはいけないことはどれも食人を起こすほどの【 退廃の種 】であることだ。 ▼【 秘匿ボーナス 】 努力を絶やさないあなたは【 EDU+1 】 また、演技の才能が開花していないため【 芸術(演技) 】の上限を【 60％ 】とする。 ▼【 NPC 】 阿我崎 仁成 (あがさき じんせい) 22 歳 AB 型 探索者の子役時代からの友人。 子役時代から現在に至るまで、自身の特性を生かし様々な役をこなしてきた俳優。 しかし、舞台から降りれば非常に目立たない男であったことを知っているだろう。 無口というわけではないが存在感が薄く、役以外で他人と進んで話をするような人間ではなかった。 あなたがどのように思っていたとしても、友人のいない彼にとってあなたは唯一の友人と言えたのだろう。 ♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰

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