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#FFFEF6 ミルキーホワイト (milky white) ◆概要 「わたし」「あなた」 羊の角が生えた少女。 神の花嫁になるのだと長年自室に幽閉されて育った。 部屋の中でしか歩けないので貧弱。ちっちゃく軽い。花嫁として大切にされているので食事は適度にとっており、肌艶はいい。 祖父に運動はしておきなさいといわれて、部屋の中をぐるぐる回りながら考えるのが日課で体力だけはある。 ▼家族 両親と兄、そして祖父がいる。祖父は行方不明。 「お母さま」「お父さま」「お兄さま」「おじいさま」 兄は部屋に近づかないので面識がある程度で、人となりなどは知らない。 祖父にはよく気にかけてもらっていて、生活や一般常識などの知識は祖父から教えてもらった。突然行方不明になったのを心配している。 ▼「神の花嫁」への所感 自由はないが大切にされていて、何度も何度も幸せなことだと言い聞かされていて特別なんだろうな～とは思っている。 もはや他人のような感覚の家族に言われているので、全然実感はないが・・ 花嫁って何をするんだろう？何をされるんだろう？家族と違って特別なら、愛されているなら優しくしてもらえるだろうか。 花の名前もろくに知らない箱入りで、バカにされないだろうか。 祖父がしてくれたように、温もりと色を教えてくれるのだろうか。あれ、祖父と同じなら特別じゃないのかな？でも祖父は特別だった。 正直外に出られるのが嬉しい、物珍しいものがたくさんあるんじゃないかとソワソワしている。 ◆技能 職業技能：＜目星＞＜聞き耳＞＜ヒプノーシス＞＜忍び歩き＞＜隠れる＞＜精神分析＞＋その他任意の技能2つ ＜ヒプノーシス＞不安定な精神を安定させたり、忘れていた記憶を呼び覚ますことができる。 ＜生物学＞中庭に出してもらえていた頃に、祖父から習った。庭にある植物しかわからないし、荒れてしまってからはあまり下を見ていない。花瓶に飾られる花は好き。 ＜天文学＞格子窓越しに見れる一番のエンターテインメント。祖父に教えてもらった知識と長年眺めているうちに理解した知識。 ＜製作（花冠）＞やり方は祖父に教えてもらった。しばらく作れていないが、やり方は覚えている。 ◆名前 Inger Andersen／インゲル・アンネシェン ・苗字はノルウェーに多い苗字 ・名前はノルウェー女子名で人気の名前。北欧神話で神々の中で最も美しい眉目秀麗な豊穣の神とされるフレイの本名から。 ＝＝＝＝＝＝＝＝ 推奨技能：＜目星＞＜ヒプノーシス＞ 準推奨：中程度以上のDEX、POW 【PC事前情報/作成ルール】 探索者は生まれつき金色の瞳を持ち、羊の角が生えた人間だ。 いずれ神の花嫁になるのだと、長い間自室に幽閉されて育った。 ◆探索者の家族構成 父・母・祖父がいることは確定。家族の中で角が生えているのは探索者のみ。 その他は自由であるが、自室に幽閉されていて外には出られない為、兄弟や親戚等がいても馴染みはない。 祖父は閉じ込められている探索者を哀れみ、気にかけてくれていたが、ある日突然行方がわからなくなってしまった。 「神の花嫁」として大切にされているが、祖父以外の家族から純粋な愛情をかけて育てられた記憶はない。 ◆探索者の普段の生活 基本的に自室からは出られない。 祖父が行方不明になる前までは自宅の庭までは出ることができたが、今は殆どの時間を自室でひとりで過ごしている。 電子機器（スマホやテレビ等）の類は用意されておらず、外界から隔絶されている為、外の世界に疎い。（外の世界の知識は、祖父から伝え聞いたものだけ） 自室から外へ出る為の扉には厳重に鍵がかけられており、窓には鉄格子がはめられている。 風呂やトイレ等、生活に必要なものは備えられている。 ◆探索者の天性＜ヒプノーシス＞ 探索者は神の寵愛を受けている。＜ヒプノーシス＞の初期技能値を50とする。 探索者は＜ヒプノーシス＞の技能に成功することで不安定な精神を安定させたり、忘れていた記憶を呼び覚ますことができる。 ＜ヒプノーシス＞は推奨技能である為、初期値より多めに技能値を取得する事を推奨する。 ◆探索者の作成 探索者は12歳～18歳の間の年齢で作成する。特徴表は使用しない。 またステータスのダイスロールには以下を使用する。 STR：3D6 CON：3D6 POW：3D6 DEX：3D6 APP：3D6 INT：2D6+6 SIZ：2D6+6 EDU：3D6+3 ※SIZ、EDUは年齢に応じて適宜変更しても問題ない。 探索者の職業技能は任意の技能を8つ選び、自由に設定して構わない。 思いつかない場合は次に記載する技能値を職業技能として取得する。 ＜目星＞＜聞き耳＞＜ヒプノーシス＞＜忍び歩き＞＜隠れる＞＜精神分析＞＋その他任意の技能2つ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ◆呪文、AF、後遺症 以下シナリオネタバレ ・My dear,"H" ▼後遺症 ・「眠りの大帝の呪い」『My dear,"H"』 探索者は眠りの大帝の怒りを買った。 彼の呪いにより、探索者には眠りの安らぎを与えられる事はなく、 夜ごと悪夢に魘され一日に1D3ポイントずつSANを喪失する。 また、神の寵愛によって与えられていたヒプノーシスの能力が剥奪される。 初期値に＋されていた＜ヒプノーシス＞の技能値を失う。 しかし、あなたには彼の愛も残された。 あなたの愛する祖父と共にある限り、 祖父は眠りの大帝に与えられた加護であなたを悪夢から守ってくれる。 老いた祖父が天に昇っても、 彼の角がある限りあなたが恐ろしい悪夢に魘されることはないだろう。 ▼アーティファクト ・「加護の角」『My dear,"H"』 ヤギと化してしまった祖父、及びその角を持ち続ける限り、 ヒプノスの悪夢から探索者を守ってくれる。 この加護は探索者がヒプノスの領域を脱する直前に、ヒプノスが自ら祖父に与えたもの。 眠りの大帝は自らを受け入れなかった探索者に、呪いと愛を残す。

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