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うだがわ ゆづる 性別：男 年齢：18 好きな物：スケボー、鳴くん、ドトールコーヒー 嫌いな物：親 「宇田川唯弦。ま、ふつーの高校生って感じ。」 「ばーか、賭けに勝ったんだからマックくらい奢れよなぁ～？」 「ん…？マジウザいんだけど。話しかけないで。」 「っあ、ごめん…つい癖で...足、出ちゃった...」 「鳴っ！スケボーの新しい技、見てってよ。」 普段は快活で冗談が好きな一般的な男子生徒像そのままだが、自分より年上の人や暴力的な人は苦手なので、心の自衛のために素っ気なく、または反抗して接していることが多い。 周囲からはたいがい反抗期だとか言われているが、虐待だと思われていることはあまりなかった。 そんな中榎さんには唯一心を開いているようで、普通の友達の様にも、兄弟の様にも接し、「まあ鳴君が言うなら…」と、たいていの言うことは聞くし、仲がいいからこそのわがままを言うときもある。 趣味はスケートボードで、「とにかくかっこよくなりたい！」と思って始めたが、今では夢中になってやっている。 自分にとって不都合なことや怖いことがあると足を挙げてしまう癖があり。これは無意識からの自衛行動。本人も人を蹴るのはいけないと分かっているが、生育環境のせいでそれ以外の方法を知らないし、息をするように蹴ってしまう。 素直に謝る心はあるので蹴った後はしっかりと謝れるし、またやってしまったと深く後悔しすぎるあまりネガティブになってしまうことも。 ▼学校での態度 大人に対しては異様に大人しくなるが、クラスの中での態度は良かった。 クラスのムードメーカーも程々に引き受けるし、しっかり締めるところは締めるし、委員長というタイプではないが纏めるのはある程度得意。 勉強もそこそこ出来て、生育環境と足がすぐ出てしまうこと以外には特に問題はなかった。 足が出てしまうと言うのも信頼している友人には訳等を話しており、友達がどう思っていたかは知らないが、そういう癖があることは知ってもらっていた。 ◾︎成績表(1～3年合わせて) 国語総合：5 古文：4 漢文：3 世界史：5 日本史：3 地理：5 現代社会：4 倫理：5 政治・経済：4 数1A：3 数2B：4 化学基礎：5 生物基礎：4 地学基礎：5 芸術/音楽：3 保健：4 体育：2 家庭基礎：3 情報：4 コミュ英：4 英語表現：3 壊滅的に体力が無いし力は無いが、蹴りはできる。 以下秘匿原文 ▷HO2学生 あなたは逃亡者だ。 ■心労 女と出て行った父親に帰らない母親。 帰ってきたと思えば見知らぬ男を連れており、男は「子供は嫌いじゃない」と言い理不尽にあなたを殴る、蹴る。母親もそれを見てけらけらと笑う。 「あんたなんか産まなきゃよかった」 何度も母に言われた言葉が心を掻き回す。 あなたの思いを受け止めてくれるのは幼馴染の榎鳴だけだった。 ■逃避 苦しい毎日だったが、ある日突然母が優しくなった。 「これからはあんたにも優しくしようと思って」と微笑む母、あなたに『普通の高校生』の生活が訪れ、榎も「よかったな」と言った。 しかし、騙されていた。 気が緩んだあなたを母は刺し殺そうしたその瞬間、母は突然何かに怯え意味不明な言葉を吐いて気絶した。 倒れた母を見据えるあなたに声をかけたのは榎で、聞けば突然優しくなった母を不信に思い潜伏していたらしい。 そこまでする必要があるだろうか、過保護にも程があると感じたが命を救われたことに変わりはない。 ここではないどこかに行こうと、そのままあなたは榎と共に宛もなく電車に乗り込んだ。 ■目的 あなたの目的はあなたの望む生活を手に入れること、そして榎鳴の正体を突き止めることだ。 ◎特記事項 16～18歳の高校生である。 EDUが10固定となるため興味ポイントに+100を与える。 ◎NPC 榎鳴(えのき なる) 22歳/男/ 年上のあなたの幼馴染。 飄々とした不思議な雰囲気の青年。 10年前に帰宅を渋るあなたと夜の公園で初めて出会ったが、それ以前に会ったことがあるような気がした。 昔からあなたを気にかけており、あなたに危険が及ぶと必ず現れあなたを守ってきた。 あなたの身を案じ、あなたを連れて電車に乗り込んだ。 遠くへ逃げてそこで一緒に死のうぜ、なんてな、と笑ってみせた。 自分の生育環境などについては、つい最近まで諦めていた。自分の運が悪かったと、自分が望むような平和な生活はどこにも無いのだと。 その為、基本自分を大切にしない。できない。そういう風に育てられたし、大切だよと言われたことが少ない唯弦には、自分の価値が分からないから。 また、人の愛や絆よりは実数的な証明出来るものを好む傾向にある。これも生育環境のせい。 何か夢を追い求めていいし、自由になっていいと思えたのは鳴のおかげ。連れ出してくれなければきっと今は死んでいる。 そう、走りながら思った。 親は親だと思ったことがない。本で読んだ時やニュース、他の人の話を聞けば家族でないことは明らかにわかった。 宇田川の中では血が繋がってなくても家族と同等の絆と愛があれば家族だと思っているので、鳴君はほぼ家族も同然に思っている。 また、鳴くんには依存している。 それが今の宇田川唯弦で、彼が居ないと大人に殴られてしまうのではないかと言った恐怖に陥ってしまう。 それで行動出来ない等の重篤な症状にはならないが、確実に手は震えている。 そんな自分を良くないと思いながらも鳴君の腕を掴んで離せないのが現状。 ただ、ずっとこのままはいけないので自立はしたいと思っているし、彼のそばに居るのであればそれはそれで彼のことを知りたいと思っているし、一緒に死ぬのであってもそれはそれで彼のことを知りたい。 彼のことを最愛の家族のような存在だと思ってはいるが、何か得体の知れない恐怖感を覚えているのも事実。 ｢俺は鳴を家族...兄弟みたいなもんだって、思ってるからな。｣ ｢なんで俺にそんなことすんの？俺にそんな価値も利益もないでしょ。｣

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