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『私、セシリア！』 「頼むから俺の前に自己紹介をするな。ついでに勝手に体を奪うんじゃない。……天堂羽月だ」 [過去設定]とりあえずの箇条書きである。 ・著名な声楽家を両親に持つ、才能のある少年だった。 ・出生はイタリア。数々のコンクールで受賞するほどの声を持っていた。ボーイソプラノかな。 ・13歳の頃、特発性心筋症(拡張型心筋症)になり、入院を余儀なくされた。 ・とあるFHセルに資金援助をする代わりに、心臓手術を受けることとなる。ただしそれは正規のドナーではなく、実験で複製された聖セシリア(※)の心臓であった。 ・「聖人の復活」を目的としたその冒涜的な実験の失敗作……つまり廃棄物の処理として使われたのだが、その心臓にレネゲイドが宿り、オリジン:レジェンドとして覚醒。そのまま羽月に移植され、奇妙な隣人として共存している。 ・心臓移植自体は"失敗"であり、彼は本来であれば死ぬはずであったが。羽月の中でその記憶を垣間見た"セシリア"が、その声を聴きたいと望み、癒着。オーヴァードとして覚醒した。 ・しかし不完全な心臓移植、またレジェンド級の……例え複製であっても、それはまぎれもなく聖セシリアと同一のものである……レネゲイドビーイングとの無理やりの共存に拒否反応が起こり。またセシリアと羽月の力の差により、左半身の主導権を半ばセシリアに明け渡すことになった。 ・色々なことが起こった心臓移植だったが、傍から見れば成功でしかなく。再び舞台に戻ってこれるかと期待する両親の前で、久方ぶりに出した声は。かつて天使と称された声とは程遠い、低い声だった。 　その声も、決して酷いものではなかったのだが。自分から発せられた声にショックを受け、羽月は両親と同じ道をあきらめた。 ・失敗作だと思って廃棄した心臓がそのような覚醒をしていたと気が付いたFHに追われ、UGNに保護された。現在はUGNエージェントとして活動。両親とは手術の後からその関係に罅が入り、半ば逃げるようにして両親に記憶処理をするようUGNに申請した。 [設定] ・左目が青 ・セシリアは透き通るような女性の声 　→RBとの交渉は主にセシリアが担当している(羽月はセシリアがRBであるため、少しRBに苦手意識を持っている) ・歌う(戦闘)時は主に羽月が担当している(セシリアが歌えばいいのに、と思うが中々歌ってくれない) 　→天使の階梯時は歌ってくれる。つまり1人でデュエット曲が歌えるね。 (※)聖セシリアの聖遺物はサンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会にある……とされている。

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