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サプリ2015「評論家」参照　専門分野：共感覚知識,絵画,心理学 芸術(共感覚知識)：「共感覚っていうものを持っている人がいるんだよ～」っていう事を説明する為の知識技能。 　　　　　　　　　 要は兄を理解して貰いたいが為。無彩本人は文字にも数字にも色は見えない。 芸術(歌唱)が80以上の理由：特徴表による才能付与(絶対音感+所謂高音男子。物凄く音域が広い) 　　　　　　　　　　　　　加え、ストレスが溜まった時に一人で歌って発散している事が多かった。 　　　　　　　　　　　　　※イメージCV：宮〇遊さん 心理学取得理由：著名な画家の精神状態を読み解く事によって、芸術家の心理を知りたかったから。 　　　　　　　　所謂芸術心理学と呼ばれる分野。 応急手当取得理由：兄が昔から病弱で鈍臭かった為、色々と大変だった。 特徴表：芸術的才能(＜芸術：歌唱＞に付与) ----- 兄の稼いだ金と母の残した金、奨学金で美術大学に通っている学生。 芸術文化専攻の為、描くというよりは見て分析する方。 表情に乏しく、暗い印象を与える。(APP9。顔は普通だが雰囲気補正で-2程度) 芸術で成功している兄に比べ、「他人の創作物にとやかく言う」事でしか才能を発揮出来ない自分にコンプレックスがある。 名前に関しても、「むさい(むさくるしい)」だの「無才」だの言われて虐められまくったので好きではない。自分のくすんだ髪の色も瞳の色も嫌い。 常に兄と比べられ、「あのお兄さんの弟がコレ！？」と驚かれ、トイレに入れば上からバケツで水を掛けられる虐められっ子。陰キャ。 実は滅茶苦茶頭がいいが、ひけらかす事も何か言われて反論する事もない為世間的には頭も悪いと思われている。 歌が上手いが自覚はない為、こっそりストレス発散に歌うのと、兄にせがまれた時以外披露する事は全く無い。 小さい頃から兄の方が自分にべったりだった。 最初の頃こそ「鬱陶しい」や「引き立て役が欲しいんだろ」と内心思っていたが、 一度それを口にした際に大泣きされ、本心から懐かれている事を悟った。(※この時点で無彩4歳) とんでもない電波ではあるものの、そこまで含めて「愛されキャラ」として通ってしまうような兄が自分に懐いている事に戸惑った。 かなり悩んだが、受け入れて色々と世話を焼いたり、せがまれるままに歌を歌ってみたりするようになった。 年齢が上がるにつれて兄弟で過ごすよりも兄は友達や教師、才能に目を付けた大人達に囲まれるようになって、 少しずつ、少しずつ二人きりで過ごす時間は減っていった。 高校に入って兄に始めての彼女が出来た時、自分の中の何かがブツリと切れた音がした。 他人の事を「消えてしまえばいいのに」と思ったのはそれが初めてだった。 ……とは言え、自分に兄を縛る権利などない事も分かっている。 ただ想い続けるだけで幸せかな、とか、共感覚についてもっと広めてアンチを黙らせないと、とか。 薄暗い事ばかり考えている彼の周りには今日も、友達なんかいない。 「」なんてね 2021/10/09　生還

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