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名前が長いので、皆彼のことはエディと呼ぶ。 幼少に訳あって孤児となり（戦争か、モンスターによるものか、それ以外の理由かは本人にも分からない）、敬虔な修道士によってかくまわれる。 修道士の教育方針によっていろいろな聖典やおとぎ話に触れ、また厳しくも誠実な生活を送っている。 しかし、生まれもっての血筋がそうさせるのか、彼自身に修道士として人々を導いていくような素質はなく、もっぱら剣の修行に精を出していた。 誰かを傷つけることは苦手で、武器の修練もよく修道士の手習いの時間から逃げ出しているときの手慰みとして続けていたものである。 要領は悪くない。 親代わりの修道士から、お前は誰かを導くものにはなれないから、その分誰かを守れるように成長してきなさいと放り出され、修行中。

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