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土方 芽瑠々(ひじかた めるる) 16 女 高校2年生 一人称 める 片親の家庭で育ち、母親に家庭内暴力を振るわれていた。誰にも相談できない環境下で防衛本能が働いたのか、辛いのを隠すためいつどんな時でも笑う様に。それが逆に母親の精神を逆撫でして余計に暴力を振るわれる原因になった。中学時代は傷を隠すためにずっと長袖の制服を着ていた。 幼少期に母親のいる自宅になるべく帰りたくないのでずっと外で1人であちこち走り回って遊んでいた。そのため足は速い。 しかし高校に上がった際に母親が蒸発。現在は母方の祖父母と3人暮らし。 笑ってなきゃ怒られる。自分は笑ってなきゃいけない。そんな強迫観念の元、高校でも明るく振舞おうとしたが空回り。友達は出来ず、クラスメイトから電波だ、可笑しくもないのにヘラヘラ笑ってる馬鹿だと陰口を叩かれるようになった。 友達が出来ないまま半年経過したある日、立ち入り禁止の屋上へ続く階段で1人で昼食を取っていた時、たまたま同じ場所で昼食を取ろうとしていた隣のクラスの男子生徒、鳥山 光(とりやま ひかる)と出会う。 芽瑠々の張り付いた笑顔を1発で見抜いた彼に芽瑠々は涙が止まらなくなりそのまま階段でひとしきり泣いた。 それがきっかけで光と昼食を一緒に取るようになり、勉強を教えてもらったりする内に仲が深まり、2年生になってから芽瑠々から告白して晴れてカップルに。 ｢めるの目の色と同じ色だね｣といって光がくれた星のヘアゴムが宝物。いつも身につけている。 2年で同じクラスになり番号順の席も前後ろ、と幸せな日々を送っていたが光が突然の交通事故で亡くなった。 大切な人をいきなり失った芽瑠々は失意のどん底に落ちるが、｢千年に一度願いが叶う｣と謳われる祭りの話を聞きつけて参加することに。 願いは｢光ともう一度だけ会ってありがとうと言いたい｣。 沢山の幸せをくれた光にもう一度会うために祭りに参加します。 ▹▸鳥山 光(とりやま ひかる) 17歳 高校生 芽瑠々と同じ学年 仲良い友達と教室の隅で談笑してるタイプ。普通の家庭で普通に育った。 イメージ的には高校生になった高石タケル ▹▸趣味技能について 回避→母親の暴力から逃げるため 投擲→遊ぶ友達が居なかったので橋の下でよく1人キャッチボールしてたから 応急手当→暴力振るわれたあと自分で手当してたから 跳躍→走るの速いから多分めっちゃ飛ぶと思う。走り幅跳び優秀。

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