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【用心棒（2015）】[EDU×10+STR×10]（鍵開け、隠れる、忍び歩き、心理学、追跡、変装、任意の近接戦技能、任意の火器技能） 【職業特記】人間や自然界の動物の死体を見ても、正気度を失わない。ただし、超自然的な原因だとわかると、通常通り失う。 【本名】アルフォンス・ベリー（Alphonse Berry） 【偽名】クリスティアン・ヴァレンタイン（Christian Valentine） 【父母の名前】《父》ハリソン・ベリー（Harrison Berry）《母》ルーシー・ベリー（Lucy Berry） 誕生日：5月14日（牡牛座） 一人称：僕 二人称：きみ、〇〇さん　/　お前、◯◯（呼び捨て） 中性的でお人形のような愛らしい外見の男の子。 表情豊かで人懐こく、誰にでも優しい『クリス』。 可愛いものが好きで、よく女装まがいの格好をしている。 ザックとシェリーと3人でよく遊んでいる。 「お役に立てるようがんばりますねっ！僕もファミリーの一員ですもん！」 ＊＊＊＊＊ 愛らしい容姿を用いてターゲットに取り入り、 スパイ兼ヒットマンとして生計を立てている。 全ては復讐を果たす為。 「あいつらを地獄に落とせれば何でもいい。ま、僕が行くのも同じところだけどね」 -------------↓経歴↓---------------- 11歳の頃、人生は地獄になった。 マフィアによって父母が殺され、働き盛りだった父には大きな貯蓄はなく、 そう経たないうちに生活は立ち行かなくなった。 親戚付き合いはなく、家賃を滞納した家は差し押さえられ、 路地裏を彷徨っていたところを助けてくれた男がいた。 連れて行かれた先は高級娼館だった。 そこの経営者である男は、幼いアルフォンスを少女と間違えたらしい。 しかし抜群の容姿で、器用にコトができ、 器量も悪くなかったアルフォンスは、男娼として芽を出した。 源氏名は『クリスティアン（Christian）』天使のような子、と銘打たれた。 それから3年。脂ぎった男達の相手をして過ごした。 病気に罹らなかったのは奇跡だろう。 喉がひりつくようなあの味を飲み下すのにも慣れてしまった。 人生の全てを諦めかけていた頃、経営者の男から頼みを受けた。 「うちに恨みを持ったらしい客が、娼婦に暴行を加えている。 お前を相手につかせるから、油断したところをやってくれないか」…と。 渡された鉄の塊をマットレスの下に仕込む。 アルフォンスを数度殴りつけた後、ベルトを外している男の背を撃ち抜くのは簡単だった。 悪夢の中を揺蕩っているような、現実味のない心地のまま、 「自分はもう父母と同じところにはいけないのだ」ということだけが、はっきりと分かった。 その男はどこかのマフィアの下っ端だったらしい。 NYにおいては日常茶飯事のそれは、大した事件にはならなかった。 しかし、アルフォンスの人生において二度目の転機が訪れる。 どこからか噂が広がったのだろう。高級娼館ゆえに金持ちや政府関係者らの客もおり、 得意客から商売敵の暗殺を依頼されるようになった。 もともと素質があったのか、本業よりも暗殺の仕事が増えていき、十分な貯金ができた頃合いで、娼館を辞めた。 『クリスティアン・ヴァレンタイン（Christian Valentine）』を名乗り、 スパイ兼ヒットマンとして裏街道を歩んでいく。 その道を選んだ理由はあった。 依頼主の中にはマフィアの関係者もあり、その筋に潜り込むことができれば、 いつかは仇に手が届くのではないかと目論んだ。 身一つで稼げるようになり、余裕ができてきた16歳の頃、幼馴染のマシューと再会した。 スティーヴンとも再会したが、自らの仕事を明かすことはできなかった。 マシューにだけは初めて全てを告げた。自分のしてきたこと、これからの目的。 スティーヴンと協力して仇を突き止めた。潜入すると言うと、マシューはついてくると言って聞かなかった。 命の危険を承知で来るというのなら構わない。どうせ自分も、彼以外は信じられない。 マシューは適当なストリートローグとしてファミリーに接触させ、 自分はヒットマン出身として実力で売り込んだ。フリー故に、繋がりが欲しかったのだと。 14の頃、娼館で男を殺したあの日から、父母には二度と会えないことを覚悟した。 これはただ、自分のエゴの為だけの、復讐劇だ。

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