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　 「俺はとりあえず殺せればいいわけだし、綺麗に殺すのもそれはそれで唆る」 裏社会に属する便利屋。運びから殺しまで幅広い裏の仕事を個人で請け負っている。 固定の事務所が存在せず、居住地ももちろん不定。今でこそHO1の家に居候しているが、それまでは裏社会を放浪していた。 組織に所属しない理由は「性に合わないから」らしい。基本的に快楽主義者かつ自由人な男ではあるが受けた依頼は確実にこなす。 その正体は他人の顔を使い、他人を殺すという変わった殺人鬼「ドッペルゲンガー」の片割れである。 いわゆるタナトフィリアの気があり、殺害こそが至上の快楽であると捉えている。まあ、本人的には正直殺せればなんでもよい。 彼は心の何処かで自分自身が壊れていることを自覚している。だからこそ、本当に本心から心を許しているのはHO1だけである。 タナトフィリアには自殺も守備範囲に入るが、今のところ実行する気はない。一度きりの機会は考えて使いたいらしい。 ちなみに彼の「殺瀬 彼上」という名ももちろん偽名であるが、本名はHO1以外の誰にも教えてくれない。 ──以下、「コードネーム：ドッペルゲンガー」HO2 ganger 秘匿込み設定文 「ほのちゃんが死んだら、ほのちゃんの名前も顔も全部『オレ』にちょうだいね」 彼は無戸籍児である。彼が名乗っている「殺瀬 彼上」という名は自分自身でつけたものであり、そんな人間は存在しない。 彼には世間に認められる「自分自身」がない。戸籍がないゆえに、生まれてからずっと裏社会を放浪して生きてきたのである。 表の世界で生きるのであれば文字通り誰かに化けることでしか生きていけない。彼が死性愛者だったのは唯一の救いかもしれない。 この世に存在しない彼は、片割れであるHO1に好意を抱いている。名もなき「自分」が初めて心の底からの信頼を置いた相手。 そしてHO1が普段から隠している素顔を自分だけが知っているという事実に独占欲的な優越感を抱いている。単純に好きでもある 自由人である彼が毎度HO1の取り決めたルールを守って顔を隠して殺しを続けているのも、彼のことを好いているから。 死体愛好自体については正直理解できないが、HO1の作る変装道具を愛し、HO1のために人を殺している。 ちなみに、もしHO1が死ぬときは自分が殺したいと思っている。HO1を殺して、HO1として生きていくつもりらしい。 本名ももちろん存在しない。事務所が存在しないのは無戸籍児には物件が借りられないからである。 職業参照：2015用心棒（鍵開け→回避、心理学→目星、忍び歩き→隠れる） 不定による後遺症「破壊性癖」6ヶ月 本編終了後の処理： 穂乃花から本名及び戸籍、顔に至るまでの全てを本人から譲り受け、「秋葉 康介」（あきば こうすけ）になる。 今後も「殺瀬 彼上（ころせ かがみ）」という名は偽名として使い続ける。

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