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東雲市で骨董品店”かはたれ堂”を営む古書修復家。 骨董品店は亡くなった祖父から引き継いだものなので、本業は古書修復家の方。 幼い時から祖父の店で骨董品や古書などに触れており、その影響で早くから古物に関わる職業になることを志す。 古書の修復に限定するようになったのは高校生の時で、祖父の店にたびたび訪れていた古書修復家の作業を直近で見ていたこと、また修復された古書をこっそり読ませてもらっていたことがきっかけ。 大学は東都大学に進学し、歴史を学びつつ研究室でひたすら古書修復技術の研鑽を積む。 小野寺康平,平賀太一の二人はちょうど先輩に当たり、この頃からの伝手で今でも東都大学に出入りしている。 東都大学図書館に所蔵されている本や、これから所蔵する本の修復や鑑定などが彼からの主な依頼だ。 その他にも、集中講義の講師として呼ばれることもしばしば。 古書修復や鑑定の依頼があればどこにでも行くフットワークの軽さを持つ。 生来の手先の器用さも相まってか、仕事の評判は良い。 基本的に、依頼されれば大概の本は修復できる技術と知識は持っているが、一応専門は東アジア特に中国の古文書となっている。 数年前に亡くなった祖父に代わって引き継いだ”かはたれ堂”は昔からよく来ていたため馴染みはあるものの、全てのものを把握しているわけではなく、いまだに見たことの無い曰く付きの品が眠っているとかいないとか、、、。 ”かはたれ堂”は店兼自宅で、本業の依頼がない時はこの店で店番をしている。 また、店には工房も備わっており時間のかかりそうな古書の修復をしたり、持ち込まれた古物の鑑定をするために使われる。 穏やかで普段は物静かだが、自分の専門の話になるといきなり饒舌になる。 大学で彼の講義を受けた生徒は皆授業をしている時としていない時とでまったくの別人だと言う。 極度の甘党で、パフェとクリームソーダが好物。 これ目当てにレトロな喫茶店を巡ったりしている。 専門分野以外では、研究室にいた時に発掘された古い遺体と遺品を調査するチームに勉強のため参加し、その時に別分野で調査に加わっていた医学部のメンバーと交流した結果医学に興味を持ち、独学で勉強している。 また、曰く付きの骨董品や古文書の出どころを調べていくうちにオカルト系の知識も身についた。 一度店に泥棒が入ったことがあり、それ以降防犯のために警棒を購入して素振りをしている。 茅森萌咲とは、小野寺康平の紹介で彼女の刀剣の鑑定をしたことで知り合った。 初対面の印象は、関孫六に興奮して蘊蓄を垂れてしまったせいで若干引かれた。 妙法寺の檀家で、そのつながりで旭兼翔とは歳の離れた友人のような関係で古書の修復依頼を受けたり一緒に喫茶店巡りをしたりしている。 A市で行われる予定の漢代書籍大展示会のチームに参加することとなった。 かなり長期のプロジェクトのため、現在は主催者側から宿泊施設が提供されており3ヶ月ほど前からA市に滞在している。 2015特徴表：平凡な容姿,不屈の精神

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